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萌えボイスと呼ばないで  作者: 零堵
~二学期編~
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~第六十四話~

次の日になり、今日は学校が休みの日

僕は、朝早くに起きて、顔を洗ってから、朝食を取る事にした。

朝食を取り終わり、自分の部屋に戻って、外に出かける予定があるので、外行きの服装に着替える事にした。

見た目が、完全に女の子の要旨をしているので、とりあえず……男物の服装にしてみようと思い、男物のTシャツに長ズボンを履く事にした。

着替え終わった後、帽子は被ろうかな?と悩んだけど、暑そうになかったので、被るのはやめにして、身だしなみを整えてから、外に出る。

外の天気は快晴で、雲ひとつなく、気温もそんなに暑くはないので、山野辺駅の方角に、歩いて行く事にした。

数十分歩いた後、山野辺駅の待ち合わせ広場に辿り着く。

僕が来た時には、既に全員集まっていて、僕に気がついて、こう言って来た。

「あ、聖君、おはよう~」

そう言ったのは、青色で統一した、放送部部長の中田彩なかたあや先輩だった。

「おはようございます」

「聖君、男物の服装なんだね」

「ええ……」

「まあ、似合ってるよな」

「うんうん、でも……ちょっと違和感あるかも?」

そう言っているのは、双子の先輩達で、太一先輩が、黒Tシャツに黒いズボン、洋子先輩が赤いポロシャツに、赤のロングスカート姿だった。

「違和感ですか……?」

「ああ……、何と言うか……聖って、見た目が女の子みたいだろ? だから、女物を着ても、似合いそうな気がするんだよな……」

「そう言われても……」

「まあ、そうだな? とりあえず、全員集まったんだし、とっとと行こうか?」

顧問の朝崎翠あさざきみどり先生がそう言ったので、僕達は、YAMAーZUに移動する事にした。

駅前から数分歩いて、商業施設YAMA-ZUに辿り着く。

「久しぶりにきたけど……、やっぱり大きいな……」

「本当……」

「じゃあ、中に入るぞ、入館料は、そうだな、私が全て出してやる」

「いいの? 翠先生」

「ああ、たまにはいいだろ」

「じゃあ、お言葉に甘えます、さ、皆? 中に入るわよ」

彩部長がそう言うので、僕達は、YAMA-ZUの中に入る事にした。

中に入り……、まず、何所から行こうか……と、相談して、ローラースケート場に行く事にした。

更衣室が男女別れているので、僕と亮太と太一先輩と一緒に、男子更衣室の中に入る。

中に入り、着ている服をロッカーに入れて、ジャージが中に入っていたので

それに着替えてから、ローラー靴を履く事にした。

着替え終わった後、ローラースケートリンクの中に入る。

とりあえず……、転ばないようにゆっくりと歩いていき、何とか前に進む事が出来た。

亮太と太一先輩も見てみると、かなり速いスピードで、リンクを滑っている。

僕も練習すれば、あんな風になれるのかな……? と思い、滑れるように練習する事にした。

練習していると

「聖君、練習手伝ってあげようか?」

そう声をかけてきたのは、彩部長だった。

僕は、せっかく彩部長がそう言ってくれたので

「はい、お願いします」

「了解、じゃあ……まず、体のバランスを取りながら、ゆっくりと進んでいきましょう?私が手を握ってあげるから」

「あ、はい」

彩部長にそう言われて、一緒に練習する。

練習していると

「洋子、スピード勝負やるか?」

「いいわよ? 負けないから、亮太君もやる?」

「やります」

「じゃあ、私が審判をしよう、スタートはあそこにして、ゴールはそうだな……、うん、あそこにしよう」

と、そんな声が聞こえてきた。

「三人とも! ぶつからないようにするのよ!」

彩部長がそう言って、それに「は~い」と返事をして、どうやら……スピード勝負をするみたいなので、僕は邪魔にならないように

彩部長と、隅の方にいる事にした。

そして……

「よ~い、スタート!」

翠先生がそう言い、レースがスタートする。

序盤は、太一先輩が一歩リードしていて、それから……

あっという間に、亮太が抜き去り、結果は亮太が一位、太一先輩が二位、洋子先輩が三位だった。

「悔しいーー!」

「は~っはっはっは!まだまだ練習が必要のようだな?洋子」

「うわ、ムカツクわねーー!」

「全く……そうね……結構遊んだ事だし、もう終わりにして、別の場所に行ってみる?」

「あ、それいいかもですね、聖はどうだ?」

「うん……僕はそれでOkだよ」

「じゃあ、決まりね? 着替えてから、一階のロビーで待ちあわせしましょう」

彩部長がそう言うので、僕達は更衣室に戻り、ローラースケート靴と、ジャージを脱いで私服に着替える事にした。

着替えが終わり、一階のロビーに向かうと先輩達が既に、待機していて

「ちょっと遅いわよ? まあ、いいわ……次は何所に行ってみる?」

そう言うので、皆で相談して三階にある、ボーリング場に行く事にしたのでした。

ローラースケートで遊んだ後、僕達はボーリングをする事にした。

「じゃあ、どうせなら……、チーム訳にしない?」

と、部長の中田彩なかたあやさんがそう言うので、皆で、じゃんけんをして、僕と一緒になったのは亮太と翠先生になった。

「二人とも、どうせなら……、勝つつもりでやっていこうな?」

翠先生が言うので、とりあえず……

「はい、解りました」

「了解」

そう言って、準備をする事にした。

貸し靴に履き替えて、ボール選びをする事にした。

どのぐらいの大きさがいいかな……と悩み一番重そうなボールを持ってみる。

持った感じ……これじゃあ投げられないので、次は、軽いボールを選ぶ事にした。

開いている穴に指を入れて、投げる動作をしてみる。

した感じだと、投げやすくて、これなら大丈夫かな……? と思ったので、このボールにする事にした。

「じゃあ、早速始めましょう? じゃあ、先に私達から投げるわね?」

彩部長がそう言って、ボールを構えて、ピンに向かって、放り投げる。

球は真っ直ぐ転がっていき、ピンを全て倒したので

初球で、ストライクを取っていた。

「どんなもんよーー」

そう言って、ピースサインをしていた。

次に僕達の番になり、投げる順番を決めて、最初に翠先生が投げる事になった。

「まあ、見ていろ」

ボールを構えて、投げ込む。

球は、かなり速いスピードで、レーンを転がっていき、一発でストライクを叩き出していた。

「ま、こんなもんだな……」

「翠先生、今の投げ方……プロ並みじゃない?」

「まあな、大学時代にちょっとやりこんでな」

「そうですか……じゃあ……太一の番よ」

「解ってるって」

そう言って、太一先輩の番になり、ボールを構えて、レーンに向かって、放り投げる。

ボールは、右にそれて行き、ガーター寸前で急に方向転換して

ピンを全て倒し、これもストライクだった。

「っふ、これぞカーブ戦法だな」

「何言ってるのよ? 太一……恥ずかしくないの?」

「いいんだよ、恥ずかしくないしな」

「あっそう」

そう二人が話していて、二番手は、亮太の番だったので、亮太がボールを構えて、レーンに向かって、投げ込む。

ボールは、真っ直ぐ転がったけど、途中で曲がって、ピンを五本倒した。

「ちょっと曲がったか……、なら、これなら」

そう言って、二投目を投げて、二投目は真っ直ぐ転がっていき

ピンを全て、倒してスペアを取っていた。

「なかなかやるわね……洋子、頼むわよ」

「ま……、やってみるわ」

そう言って、洋子先輩がボールを構えて、投げる。

投げた途端、ボールがいきなり右にそれて、ガーターになった。

「洋子……」

「っふ……これが私の実力よ」

「いや、威張る事じゃねーだろ? そういや……洋子、ボーリングに来た時、ガーターばっかりだったな……」

「別にいいでしょ! こういうのは、楽しめればいいんだからね!」

「はいはい、じゃあ……次は聖君の番ね?」

「あ、はい」

そう言われたので、僕はボールを構えて、レーンに向かって放り投げる。

球は、真っ直ぐ転がっていったけど、左にそれて一本しか倒せず、二球目も思いっきり反れて、ガーターになった。

「聖……もしかして……ボーリング不得意なのか?」

「……どうやら、そうみたいです……」

「仲間発見ー! よかった……」

洋子先輩が、何か……ほっとしていた。

こうして、ゲームが進んでいき、結果的に言うと、僕と洋子先輩が、お互いのチームの足を引っ張って僅差で、僕達のチームの負けになった。

ボーリングが終わった後、貸し靴を返して外に出てみる。

結構な時間を遊んだからか、すっかりと夕方になっていた。

「そういや……遊んでばっかりだったから、御腹がすいて来たわね……」

彩部長がそう言うので、皆で亮太の家

レッド・カリーで、食事してから帰る事に決めた。

レッド・カリーで、食事した後

彩部長が

「今日は楽しかったわね、じゃあ、ここで解散としときましょうか? では、解散!」

そう言うので、「さようなら」と挨拶してから家に戻る事にした。

こうして、今日の一日が、終了したのでした。



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