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萌えボイスと呼ばないで  作者: 零堵
~二学期編~
48/86

~第四十六話~

今回の話は、活動報告に書きましたが

原文プロットを元にはしていなく

完全にぶっつけ本番で書いている話となっております。


次の日になって、僕は目覚まし時計のセットした時刻に起きる事に成功した。

起きた後、顔を洗う事に決めて、洗面所に向かう。

洗面所に辿り着き、顔を洗った後、鏡で自分の姿を見てみると……髪があちらこちらに立っていて、寝癖がかなり酷かった。

とりあえず……水で濡らしてから、寝癖をブラシで整えて、綺麗にする。

綺麗にした後、朝食を取る為、リビングの方へと向かった。

リビングに辿りつくと、朝食をテーブルの上に並べている朱莉あかり母さんだけで、圭吾けいご父さんがいなかった。

僕は、朱莉母さんに

「お母さん、おはよう」

と挨拶すると

「おはよう、聖ちゃん、朝食出来ているわよ?」

と言って来たので、椅子に座って、出されている朝食を見てみる。

テーブルの上に出されている朝食は、魚介類が入った炒飯らしき物だった。

僕は、気になったので

「お母さん、今日の朝食って?」

「今日はね? シーフード炒飯にしてみたのよ? 味はいいと思うから、食べてみてね?」

そう言ってきたので、とりあえず食べてみる。

うん、確かに食べた感じだと、魚介類の味が浸み込んでいて、結構美味しかった。

あっという間に食べ終わり、自分の部屋に戻って、学校があるので、山野辺高校の制服に着替える。

着替え終わった後、鞄の中身を確認してから、黒のヘアゴムで、後ろの髪を縛って、ポニーテールにした。

それが終わった後、外に出ようとすると、朱莉母さんが

「はい、聖ちゃん、お弁当」

と言って、僕にお弁当箱を渡して来たので、それを受け取った後、家を出る。

外に出ると、風が強くちょっと肌寒く感じてしまった。

まあ……まだ冬じゃないので、まだ良い方かな……? と思いながら、通学路を歩いていき、通っている高校に辿り着く。

昇降口に入り、自分の下駄箱を開けて見ると、一枚の紙が入っていた。

僕は、その紙を見て、これってもしかして……と思い、早速中を開いてみる。

中を開いてみると、書かれてあったのが、「今日の放課後、屋上に来られたし」だった。

何か……前にも同じような手紙を貰ったような気もしたけど、差出人が書いていなかったので、僕はその手紙をポケットに仕舞って、自分のクラスに行く事にした。

自分のクラスに入り、中に入って、自分の席に着く。

席に着いてから、鞄の中身を机の中に入れる作業をしていると、キーンコーンとチャイムが鳴って、担任の碓井うすい先生が入ってきた。

「皆、おはよう、じゃあ出席を取るぞ」

と言って、出席を取って行き、取り終わった後

「うん、全員いるな……じゃあ、連絡事項だが、午後は特別授業とする、応援団に入っている人と手芸部は、多目的室に集まるように、それ以外の人は帰って良い事にしとくぞ、では、授業を始めようと思う」

そう言われて僕は、確か……応援団に無理やり入れられたんだっけ……と言うのを思い出した。

まあ……なっちゃったものだし、やるしかないか……と思いながら、授業を受ける。

授業内容は、それほど難しくは無く、先生に当てられて答えると言う事は全く無かった。

黒板に書かれた文字をノートに書き写す作業だけで、時間が過ぎて行き、放課後になった。

僕はお母さんが夭死してくれたお弁当箱を持って、同じクラスの赤井亮太あかいりょうたと一緒に、放送室へと向かう事にした。

放送室に辿り着くと、既に先輩達が集まっていて、先にお弁当を食べていた。

「あ、二人とも来たわね? 今日は洋子と聖君だから、二人ともよろしくね?」

放送部の部長の彩先輩がそう言うと、洋子先輩が

「聖君、お弁当はラジオが終わってから、頂きましょうか?」

と、言って来たので、僕は

「あ、はい、そうする事にしますね? じゃあ、ブースに行きましょうか? 洋子先輩」

「ええ」

そう言って、僕と洋子先輩は、ブースの方へと行く事にした。

ブースに辿り着き、マイクの微調整をしていると、スピーカーから彩部長の声がして

「じゃあ、二人とも準備はいいかな?」

と聞いて来たので、僕と洋子先輩が、Okサインを出す。

Okサインを出した後、スピーカーから、彩部長の声で

「これから、お昼の放送を始めます」

と聞こえて来て、今日のラジオ放送が始まった。


「皆さん、こんにちは~今日も始まりました、ヤマノベラジオ~今日の司会は、クールな知的なお姉さん、ブルーと」


「えっと……普通のホワイトです」


「以上の二人で今日は担当よ? それにしてもホワイト?」


「は、はい?」


「まず、ホワイトが普通と言うのは違うわね~はっきり言うと、思いっきり可愛い声に見た目もいいわよ? 視聴者は、どんどん妄想をしてみてね~」


「な、何言ってるんですか、ブルー?」


「いいんじゃないかしら? 妄想するのは、個人の自由だしねえ~まあ……とりあえず、オープニングトークは、このぐらいにしときましょうか? それじゃあ、まずは~」


「そうですね、じゃあ……いつもの音楽を流す事にしましょうよ?」


「そうね、毎回のラジオで、かかさず流しているのよね? ちなみに今日の流す曲は、何だか知っているかしら? ホワイト」


「あ、はい、今日の流す曲は、クラシックと決めたので、クラシックになっていますよ」


「え~そうなの? もっとロックとかが良かったのに~まあ、いいわ? じゃあ、聞いて下さいね」


そう洋子先輩が言うと、スピーカーから音楽が流れる。

その間に、ミニパソを持ってきた亮太が、ブース内に入って来た。

音楽が流れ終わった後、僕と洋子先輩が、再びマイクで話し出す。


「うん、たまにはクラシックと言うのもいいかも知れないわね~心が安らぐって感じかしら」


「ブルーは、そう思ったんですか?」


「ええ、ホワイトはどう感じたの?」


「え~っと……偉大な作曲家の作品だと思うから、いい曲かなあ……と思いましたね」


「そう、じゃあいい音楽も聴いたし、今日はホワイトもいるので、ホワイトがいる時だけやっているこのコーナー「ホワイトちゃんに言って欲しい事」でもやりましょう」


「ええ!? やっぱり、やらなくちゃ駄目なんですか? たまにはブルーにも言って欲しいんですけど……」


「いやいや、私が言ったって皆、興味を示さないわよ、やはりここはホワイトの声でないとね? それじゃあ……何が来ているか、見てみるとするわ……え~っと……うわ、いっぱい書き込んであるわね? よしこの中から、このブルーお姉さんが選んであげるわね~」


「な、なるべく簡単なのをお願いします……」


「むふふーそう言われると、イヤラシイ台詞を言わしたくなるわね~それじゃあ……まずは、これHNホワイトラブリングさんから「魔法少女が言いそうな、オリジナルの呪文を可愛く」ですって、じゃあホワイト? どぞー」


「ええ!? ううーーー……じゃ、じゃあ、行きますよ……「聖なる光で浄化して、シャイン・ライトニーズ☆」……うわ、言ってて恥ずかしくなってきた!」


「むふふ……いい声を聞けたわね~」


「ブルー……そのにやにやするのやめてくれないですか? ちょっと怖いです……」


「じゃあ、次はこれにしようかしら? HNマシュマロンさんから「助けてくれた者に対して、恥じらいながらお礼の言葉を」ですって、それじゃあ、どうぞ~」


「これも恥ずかしい台詞かも……じゃ、じゃあ……「あ、ありがとう……貴方のお陰で助かりました、とても感謝していますの……」 こ、こんな感じ」


「いい、いいわね~お姉さん、ドキドキよ~」


「も、もう良いですよね? このコーナー……」


「うーん、そうね~もう時間だしね、残念だけど、もう終わりね? 今日のお相手は、クールな知的お姉さん、ブルーと」


「えっと、真っ白のホワイトです」


「以上の二人でお送りしましたわ、この番組は、放送戦隊ヤマノレンジャーの提供でお送りしました、それじゃあ~シ~ユ~」


そう洋子先輩が言って、ラジオが終わる。

ラジオが終わったので、僕達三人は、ルームに戻る事にした。

ルームに戻ると、彩部長がマイクのスイッチを入れて

「これで、お昼の放送を終わりにします」

と言って、スイッチを切る。

「これで、Okね? じゃあ、後は放課後に集まるだけね? それじゃあ解散」

そう言ったので、僕はまだ食べてなかったお弁当を食べた後

自分の教室へと戻る事にした。

教室に戻って来て、午後の時間になった。

今日は特殊な授業となっていて、僕は栗屋君のせいで応援団に入る事になってしまったので、多目的室に行こうとしたら、亮太が

「聖、俺、教室で待っているから、終わったら教室に戻って来てくれよ」

と言ったので

「うん、りょーかい、じゃあ行って来るね」

そう言って、僕は移動して多目的室に行く。

多目的室に入ると、そこで行われたのが、応援団の衣装に関する事だった。

体育祭の応援団で使用する衣装は、学生服かチアガールの二つに別れて、僕は学生服の方がいいなあ……と思っていたら、同じクラスの委員長が

「天野君は、チアガールの衣装でいいよね?」

と言って来たので

「ぼ、僕は学生服の方が……」

と言うと

「え? だってその顔と声だと、男物の服より、女物の服の方が似合うよ?」

と言うと、他の皆も頷いていた。

うう……この中に僕の味方がいないみたいだった。

「ね、何だったらメイクもして、別人っぽくしてあげるからさ?」

と言ってくるので、僕は仕方が無く

「じゃあ、それでいいよ……もう」

「ありがと、皆、天野君の衣装は可愛くするわよ!」

と委員長が言って、皆が「おおー」とか言っていた。

もう何を言っても無駄かも……と悟ったので、黙っておく事にして、色々と決まったので、解散する。

解散した後、自分のクラスに戻り、クラスの中に亮太がいたので、亮太に声をかけて、一緒に放送室へと行く事にした。

放送室に行くと、既に先輩達がいて

「あ、二人とも来たわね? じゃあ明日の当番を決めるわね?」

と、部長の彩さんがそう言った。

「じゃあ、明日は誰がラジオの当番をするんですか?」

僕がそう聞くと

「そうね…………うん、明日は亮太君と太一にお願いするわ、二人ともいいよね?」

「俺は別に構わないぞ? 亮太は?」

「俺もOkです」

「じゃあ、決まりね? ところで……体育祭の役割を決めましょうか?」

「役割ですか?」

「ええ、体育祭はね? 四つの色に別れているのよ、赤組、白組、青組、黄組とね? 誰が何色の放送を担当するか、決めときましょうか」

「あ、じゃあ彩? どうせなら、放送戦隊ヤマノレンジャーと同じ色にしましょうよ?」

「となると……黒の俺はやらなくていいって事ですかね?」

「そうね、亮太君は、開会式と閉会式をお願いするわ、いいかしら」

「別にOkですよ」

「じゃあ、決まりね? 赤が太一、白が聖君、青が洋子、黄色が私とする事にするわ」

「了解」

「じゃあ、洋子、そろそろ時間だし、お願いね?」

「あ、はいはーい」

そう言って、洋子先輩が機械を弄って、マイクでこう話す。

「下校の時刻となりました、皆様速やかに下校して下さい、繰り返します、下校の時刻となりました、皆様速やかに下校して下さい」

そう言ってから、マイクのスイッチを切る。

「これで、Okよ」

「じゃあ、今日はこれで解散するわ、解散」

彩部長がそういうので、お疲れ様でしたと言って、放送室を出る事にした。

放送室を出た後、僕は手紙に書かれてあった内容を見たので、屋上へと向かう事にした。

屋上に辿り着くと、そこにいたのは……

「えっと、天野さん」

見た事のない男の人だった。

誰だろう……? と思ったので、僕は

「えっと……誰ですか?」

そう聞いてみると

「えっと、二年の鈴木と言うんだけど、天野さん、俺と付き合って下さい!!」

そう言われて、僕はこう答える。

「あの……僕、男なんですけど……」

「いや、貴方は女性ですよ、きっと家庭の事情でそのような姿をしているんですよね? 初めて見かけた時、何で男装をしているんだろうと思いました、近くで見ると、本当に可愛いです……だから、いつまでも男の振りをしてないで、普通の女の子に戻ってもいいと思います!」

……駄目だ、全く僕の言う事を信じてくれてないみたいだった。

じゃあ、こう言う事にした。

「えっと……じゃあ、ごめんなさい、貴方とは付き合えないです」

「どうしてですか! 何か理由でも!?」

ここはどう言った方がいいんだろう……とりあえず……こう言って見るかな……

「す、好きな人がいますので、貴方じゃない人です! そ、それじゃあ!」

「あ、待って下さい!」

呼び止められる前に僕は、移動する事にして、家へと帰る事にした。

家に戻ってから、考える事は、男の人に告白されてしまって、これからどうしたらいいんだろう……と、思っていたのでした。

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