~第三十四話~
今日から二学期なので、僕は目ざまし時計のセットした時刻に起きた。
目覚めた後、顔を洗う為、洗面所に向かい、顔を洗ってから、鏡で自分の姿を確認してみる。
見た目は思いっきり、美少女に見えてしまっていて、普通に髪が伸びているので、思いっきり美少女っぽく見えてしまっていた。
このままの格好で外に出るのもなあ……と思ったので、黒のヘアゴムで後ろの髪を縛って、ポニーテール姿にした後、朝食をとる。
朝食は、簡単な軽食で、あっという間に食べ終わった。
食べ終わり、自分の部屋に戻って、山野辺高校の制服に着替える。
今日は二学期の始業式だけなので、それほど多くの荷物は必要が無いかな……? と思いながら、男子用の制服を着て、身だしなみをチェックし、かばんの中に必要な物を入れて出かける事にした。
外に出ると、外の天気は快晴で、雲ひとつない天気だった。
通学路を見てみると、学生が歩いて登校しているので、僕もその中に加わる事にした。
通学路を歩いていると、知っている人物を見かけたので、小声で話しかけて見る事にした。
「おはようございます、亮太」
僕が話しかけのは、同じクラスで同じ部活の、赤井亮太君だった。
「おはよう、聖、この夏休みはどうだった?」
亮太がそう聞いてきたので、僕はと言うと
「そうですね……色々ありましたけど、結構楽しかったですよ? そう言う亮太は、どうだったんですか?」
「俺か? そうだな……ま、こっちも色々あったな」
「そうなんですか」
そんな会話をしながら、山野辺高校に辿り着いた。
同じクラスなので、同じ教室に入り、僕は自分の席に着く。
席について、鞄の中身を机の中に入れる作業をしていると、キーンコーンとチャイムが鳴って、担任の碓井先生が入ってきた。
「皆、おはよう、今日から二学期が始まるぞ、で、今日は授業がないので、始業式だけだから、皆、体育館に集まるように」
そう言ったので、僕達は、体育館に移動する事にした。
体育館の中に入ると、もう既に他のクラスが詰まっていて、結構な大人数となっている。
その壇上の上に、校長先生があがって、挨拶をした。
「え~今日から二学期が始まるのじゃ、この夏、みなは何をやったか? それはわからないのじゃが、ワシは随分と楽しんだぞい、ま、かたっくるしい挨拶はこれぐらいにして、二学期も頑張るのじゃ」
そう校長が言う。ちなみに校長の髪の色が、メッシュを入れて、茶髪だった。
校長として、あの格好ははっきり言うと、かなり駄目な方じゃ無いのかな?
見た目的に言うと、物凄く似合っていない風に見えているしね……
校長の話も無事に終わり、教室に戻って、あとは帰るだけだった。
部活はあるのかな? と思ったので、僕は亮太に
「放送室に行ってみます?」
と尋ねると
「ああ、そうだな、一応行ってみるか」
となったので、僕と亮太の二人で、放送室に向かう事にした。
放送室に辿り着くと、放送室は空いていなく、鍵がかかっている。
やっぱり休みかな? と思っていると
「あ、二人とも、今日は放送部は休みよ? 活動は明日からね?」
と、部長の中田彩さんがやって来て、そう言ってきた。
部活が休みなので、僕と亮太は一緒に帰る事にした。
帰り道、亮太が、こう話してくる。
「聖?」
「何です?」
「実はさ……宿題、終わってない所があるんだ、だからノートとか写させてくれないか?」
「……まあ、いいですけど」
「さんきゅ~助かるぜ」
そう言って、僕は鞄から宿題を書き込んだノートを取り出し、亮太に渡した。
「明日、返してくださいね?」
「ああ、わかった、じゃあな? これ、借りとくな?」
そう言って、亮太は僕と別れて、僕は、まっすぐ家に帰る事にしました。




