表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

4話 どうする生徒会!?

「ね、ね、アウスくん。今いい?」

「いいけど…どうかした?」


ある日の休み時間、メルシィに呼ばれた。ふむ…これは()()してもいいやつなのかな…?急に呼ばれたって事でね…期待くらいは許して欲しいものだが…。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


「急にごめんねぇ〜、ちょっとだけ手伝ってほしくて!!」


目前には、申し訳なさそうな顔をしたメルシィと段ボールが数個。あ、そ~ですかそ~ですか…勝手に期待してたの恥ず…。


「いやいや、全然大丈夫!生徒会だもんな、色々忙しいでしょ」

「そうなんだよねぇ、庶務なのもあって雑用が多い多い。それに雑用ってあんま楽しくないし」


そう、メルシィは中等部に次いで今年も生徒会に入った。どうやら高等部でも生徒会長を目指しているんだとか。


「あーなんか分かる。雑務って地味で達成感も薄いから普通の仕事より退屈だよな」

「アウスくんは仕事とかしたことないでしょ〜、そんな人に分かってる風に言われましてもなぁ」

「いやっ俺だって……いやうん、働いたことないから分かんないカナ」


危ない危ない。俺が前世職持ちなのがバレるところだった。この事は転生してから誰にも言ってきてないので、できればバレたくないんだよね…。バレたところであまり大したことにならなそうな気もするけれど。


「……なんか、誤魔化したでしょアウスくん」

「い!?いや、何のことだか…。とりあえず、これ運ぶんでしょ?手伝うよ!」

「……むぅ」


とにかく、その後は2人で段ボールを1つずつ運んでいった。わりかし鍛えてるから苦ではないんだが…単純作業だし、飽きてしまう。それは凡夫の思考。では天才こと俺はどうするのかと言いますと――


そう!流し目で横の段ボールに乗っかったおっぱい(メルシィ)を眺めるのだ…!単純作業の時間も無駄にせず機をうかがう。これこそが成功のコツというものですよ。まぁ適当だけど。

うむ、それにしても――


「でっかぁ……」

「―――ん?何か言ったぁ?」

「あっ!!いやその!段ボールデカいから大変だなぁって少し思って!」

「あ、そそ、そうだよね〜…。てか、やっぱり大変だった…?ごめんね…?」

「あっ!いや、違くて!!別に迷惑とかじゃないから、別に!」

「あ、そう…?」


つい口に出てしまった。失敗失敗。それと…分かってはいた事だけれど鋭いクセにちょろいなメルシィ…。将来大丈夫なんです…?


「さっきの話なんだけどさ」


とか考え事をしていると、向こうから話しかけられた。…………話があるって、どっち(前世かおっぱい)だ…??


「もし、高等部(ここ)で将来に向けて働く経験とかしたかったら、アウスくんも生徒会入ってみたら?というか優秀だし、入ってくれたら助かるな〜、なんて」

「あ、仕事(そっち)か…。いや、う〜〜ん…遠慮しておく」

「そりゃまたどうして」

「いやなに、生徒会入ったら多分大分時間が吸われるっていうか、自由時間結構減るだろ?今のメルシィみたいに。それが悪いとは言わないけど俺とはあんま合わないかなって」

「ふ〜ん、なるほどね。まぁでも経験って大事だしさ、拘束されるのが嫌なら部活とか委員会に入ってみなよ、生徒会ほどやる事は多くないからさ」


メルシィが丁度そう言った頃に目的地だった備品庫へと着いた。その後彼女には『考えといてねー』と言われたが…まぁ、考えるくらいはしてみようかな。Sクラスの誰かと一緒なら楽しいだろうし…

アウス:生徒会に入らない理由は単に面倒臭いからです。気を遣ってちょっと言い方を変えました。ほぼ意味ないですけど

メルシィ:でっかい

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ