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付き合っている幼馴染の彼女が他の男とキスをしているのを目撃した。俺はそんな幼馴染を棄ててから...だったのだが  作者:
第一章

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15/30

15、乾いていく大地

中本さんの話を聞いてから俺達は親の迎えで帰って来た。

それから俺達はマンションに帰り...室内に入る。

本当に全てが水中の様に息苦しい中だが今はとにかく耐えるしかない。

俺達が裁く訳にはいかない。

そう考えながら居るとスマホにメッセージが入った。

それは満里奈からだった。


(今日はありがとう)


そう書き記されている。

俺は(何がだ)と書いた。

満里奈は(私は...いや。私の全てが間違いだらけだよ)と書いてきた。

その事に俺は(仕方が無いとは思える。ただお前は過ちを認めているから。...俺はお前のその心は多少は応援する。ただ裏切るな)と書いた。

その言葉に満里奈は(はは。だね)と書いてきた。

それから(ありがとう)と書き記される。

俺はその言葉に「...」と無言になる。


(満里奈)

(?...うん)

(現状、まだ危険は去ってないんだ)

(うん)

(だから安心はするなよ)

(...うん)


それから満里奈は(貴方には感謝してる)と書いてきた。

俺はその言葉を見ながら(...ああ)と返事をした。

そして俺は(またな)と書く。

満里奈は数秒してから(うん。...さよなら)と書いてきた。

俺はそれを見てから少し違和感を感じたがスマホを閉じた。


「全く。やれやれだな」


そんな言葉を言いながら俺はスマホを観た。

そしてニュースを読んだりする。

それからゆっくり俺はおもいおもいに自由に過ごしていた。

するとスマホがまた震えた。

俺は「?」を浮かべる。

スマホの画面をオンにした。


(詩織です)

(ああ。詩織。どうした?)

(はい。話がしたくて)

(これで良いのか?メッセージで)

(はい。電話代も勿体ないですし)


それから詩織はニコッとしたウサギのスタンプを送った。

俺はそのスタンプを見ながら苦笑した。

そして俺は(詩織。今日はありがとうな)と書いた。

すると詩織は(それは此方のセリフです。ありがとうございます)と書いてきた。

俺は「...」と考えてから(お前は何をしているんだ?今は)と聞いた。

すると詩織は(はい。今、勉強しています)と答えた。

そして(私、将来の夢が出来ました)と書いてくる。

俺は「!」となった。


(看護師を目指します)

(看護師?それはもしや...お前の事で?)

(そうですね)

(...そうなんだな。良い夢じゃないか)

(そう言ってくれるとは思いました)

(...応援したい)

(なら私に好きって言って下さい)

(いや。それとこれは話が別だろお前)

(ふふ)


苦笑する俺。

それからスマホを見つめる。

そうしていると詩織が(その。看護師になる夢を応援してくれますか?)と書いてきた。

俺は(当然応援はする。看護師になる夢をな)と笑みを浮かべてキーボードをタップした。

すると詩織は(ありがとうございます)と書いてきた。


(私、こんな容姿で...そしてこんな病気ですから)

(...ああ。よく分かる)

(ですね。だから私、しっかり治してから皆さんの手助けが出来ればと思うんです)

(お前本当に偉いな)

(私は偉い訳じゃないです。皆さんに恩返ししているだけですよ)

(恩返しって表現が出来るのが凄いよ。...詩織はよくやってるよ。凄い)

(ありがとうございます)


それから詩織はニコちゃんスタンプを送ってくる。

俺はそんなスタンプを見てから笑みを浮かべた。

そして俺は(お前が勉強しているなら俺も勉強しようかな)と書いて飲み物を取りに行く。

すると詩織は(有紀さん)と書いてきた。


(どうした?)

(お姉ちゃんの事...感謝します。あんな人に付き合ってくれて...一家を代表してお礼します)

(...いや。俺は当たり前の事をしたまでだ)


そう送ってから目線を横に外す。

詩織は(私は有紀さんを好きになって正解でした)と書いてから(これからも宜しくお願い致します。有紀さん)とメッセージが飛んできた。

俺はそんなメッセージを見てから(ああ)と返事をした。



翌日になり異変が起きた。

どういう異変かというと午前7時に満里奈が制服のまま自宅から消えた。

忽然と消えたらしい。

俺は訳が分からず警察官に聞く。

すると警察官は「学校の部活に行くと話していました」と事情を全て話してくれた。

部活...。


「...学校?」


そう眉を顰める詩織。

「でもそれにしても内緒でこっそり消えるなんて」と呟いた。

どういう事だ?

そんな考えを浮かべていると俺のスマホが鳴った。


(学校に先に行くね)


その言葉が記載されていた。

俺は「?」を浮かべてから詩織を見た。

詩織は「...嘘を吐いているかも」と訝しげに文章を見た。

は?


「お姉ちゃんがこんな学校に行くとかそんなメッセージは基本的に飛ばしてきません」

「...どうなっている?」

「考えられる要因ですが...多分何か隠してます」

「?」


詩織は「...」となってから満里奈に電話をかける。

通話が出来ないというか。

電源が切られていた。

詩織は「怪しいですね。一先ずはお姉ちゃんを手分けして探しましょうか...」と切り出した。

俺は「待て。こんな時の中本さんだ」と言う。

詩織は「...!...ですね」と話す。


「...アイツの事だからあれかもだけど」

「多分大丈夫とは思いますけどね」


で。

スマホで中本さんに問い合わせると「すぐ行く」と話してくれた。

警察官と一緒に探してくれるらしい。

俺達は中本さん、警察官の方々と一緒に満里奈を探し始め...その結果。


満里奈は公園に父親から呼び出されているのが分かった。

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