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ラジオと共に歩む人生

作者: イーちゃん

視覚障害を持つ私にとって、ラジオはかけがえのない存在です。ラジオが音だけで完結するメディアだからこそ、視覚情報に頼らない世界を共有できるのではないでしょうか。

私がラジオ好きになったのは、両親・祖父母の車の中でかかっていたことがきっかけです。

小学生の頃、祖父に車で送り迎えをしてもらっていたとき、必ずAMラジオがかかっていました。「面白いなー」と思いました。気がつくと、スタジオの外でリポートをする方、メインパーソナリティの名前等、詳しく覚えていたのです。何らかの事情でその日だけパーソナリティが代わったときは、違和感を感じていたのを覚えています。

一方、両親の車では、FMラジオがかかっていました。「どうしてじいじと違うラジオなの?」と疑問を抱いたこともありましたが、FMは幅広い音楽が流れていました。そのおかげで、最新のヒット曲を覚えることが出来たのです。

最近では、幅広くラジオを楽しむことが出来ています。それは、インターネットで全国のラジオが聞けるようになったり、聞き逃し配信があったりと、大変便利になったからです。

北海道から沖縄まで、さまざまな情報や方言の違いなどを聞き比べると、心がほっこりします。ローカルCMや全国CMを聞き比べることも大好きです。

また、メールでお便りを出せるようにもなりました。葉書やファックスしかなかった時代は、全盲の私には書くのが難しく、諦めざるを得ない状況でした。私が出したお便りを読んでもらえたときは、感動と嬉しさで胸がいっぱいでした。

これからも、ラジオを通してさまざまな方と繋がり、世界を広げ、豊かな人生を送りたいです。そして、より多くの人にラジオの魅力を伝えたいです。

ラジオは、私にとって大切な仲間のような存在です。これからもずっと、ラジオと共に人生を歩んでいきます。


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