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ライフリング  作者: 羽田憲二
第7章
89/140

籠城

ニューストン近郊。北西部の街で事件は起こった。


産業大臣の護衛はあれから暫く続いていた。

新たな空港建設や軍需工場増産の為に各地代表者と会談を繰り返していた矢先である。


ロケット砲や小火器の増産には目立った反発は無かった。しかし、空港建設の視察にはかなりの反対意見が上がった。


北西部はニューストンにアクセスし易い上に住民も比較的少なく、空港建設には最適だった。

だが一部の地元民が結束して反対運動を起こした。


それだけならまだ良い。

ブルーランドの工作員が彼らを焚き付けて重武装化させたのである。

ご丁寧に武器は全て敵国の物だ。

隠すつもりも微塵もない事が分かる。


今現在、会談予定の施設で籠城戦に突入した。


「申し訳ありませんが大臣以下関係者は掃除用具室に固まってもらいます。援軍要請は既に打ちました。しばし辛抱願います!」


バートは的確に指示を出す。

施設の構造は至ってシンプルだ。

2階建ての長方形の形をしており、窓ガラスも多い。

掃除用具室は清掃員の更衣室も兼ねている為やや広めに作っている。


施設の中では安全で通路も1本しか無いため守りやすいのだ。

こういった状況の場合、マチルダかザックが彼らを護るのだが今回は大臣の側近数名がピストルを構えて通路を塞いでいる。


今回の敵は15,6人とかなり多い。

しかも火力に優れた武器をいくつも投入しているみたいだ。

俺たち4人と手空きの側近2人が窓際で応戦する。


なぜ攻撃を受ける前にこのような対応が出来たのか。

それは施設に1通の電報が届いたからである。

ニューストン近郊にも秘密警察は少なからず存在するが、彼らが異変を察知して極秘暗号を伝えて来たのだ。


治安維持という面では彼らもこのように役に立つのだ。

敵が来るまでに水や食糧の移動、防弾代わりの机並べ、武器弾薬の準備を済ませた。

いつでも来い!


2階にはバート、ザックに側近1人の配置だ。

AKの他に護衛車に積んでいたグレネードランチャーやマシンカービンも持って来ている。

ザックは以前のようにスコープ付きAKだ。


俺、マチルダともう1人の側近は1階だ。

マチルダはいつものトレンチガンではなくRPK軽機関銃を装備している。

俺はAKに自前のスコープを付けて待機する。

勿論マニューリンもある。


ちなみに側近2人はマシンカービンとブローニングだ。


施設周辺をチラチラ動き回る連中がいる。

勿論銃を持っている。

報告よりも人数が多い!

20人くらいはいそうだ。


訓練はしていた。

いよいよ銃撃が始まりそうだ!

施設の名称は特にありません。

地域交流に使われてそうな文化会館とか有料のビルなんかを想像してもらえたら助かります。

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