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ライフリング  作者: 羽田憲二
第4章
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母は強し

休みの日や時間の有る時はケイトのミルクやおしめを変えている。当然レベッカやダンもやっている。


仕事よりも正直育児の方が疲れる。

いずれワガママや反抗期が来るのだろう。


男2人が仕事も含めてゼェハァ言っているが、

レベッカは弱みを見せる事が無い。

出産後は微笑みも増えたが、鋭い狐目に迫力が備わった気がする。


「あとはケイトの面倒頼んだ」

「姉さん頼む」


「いってらっしゃい。頑張って」

強く優しい瞳だ。女は変わるな。


おしゃぶりを咥えながらキョロキョロとして可愛い。

レベッカはあやしている。


「ジャン!どうだい赤ん坊は?」


「色々大変だが、可愛いな」


「そうか。俺もいつか嫁さん欲しいな〜」

ヤンは呟く。確かにコイツは苦労人だから相手さえ見つかれば何とかなりそうだがな。


仕事脳に切り替え護衛を行う。

今日も何とか乗り切れそうだ。


「子供も産まれた事ですし、これまでの活躍もあります。暫くは内勤と商会射撃場のコーチをしてみませんか?」

執事のクラントが提案する。


「それで頼む」

それからはトラックに乗らず、武器の管理や射撃場での補助•説明といった仕事に明け暮れる。


娘のケイトがハイハイをし始めて、言葉が少しだけ話せるようになってきた頃事件は起きた!


「私から折行って頼みたい。ジャン君、護衛を頼みたい!」

どうやらドラゴン騒ぎが再発したようだ。

前回遭遇した場所より手前の居住区域でだ。

護衛に配備しているグレネードランチャーのツルベ撃ちで強引に撒いたらしい。

それなりの効果だが、またいつ襲われるか分からない。


「仕方ありません。やりましょう。その代わり装備の自由化と準備期間を下さい」


「分かった。特別に許可しよう」

トラビスは最初から腹を決めていたらしいな。


さぁ、今度こそ倒す!

子育てガンマンに昇格しそう。

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