表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ライフリング  作者: 羽田憲二
第3章
48/140

女の戦い

ジャンの助言を受けていつもの38口径ピストルを変更する事にしたレベッカ。


保安官事務所に装備変更の届出をして新たなピストルを腰につけた。

ブローニングハイパワーピストル。

口径は9ミリ。オートマチックだ。

ハイパワーの由来はその火力だ。

弾倉に13発も装填できる優れ物だ。

軍隊では正式な為割と普及している。


俺個人の意見だが女性にリボルバーは向いていない。なぜなら反動を吸収する機構がない為小さい弾でも慣れるまで手首が痛くなる。

リロードも時間と手間がわずかにある。


オートマチックならプロから素人までオススメ出来る。信頼性と値段は負けるがな。


レベッカは業務終わりにひたすら射撃練習をしていた。パトロールも人が少ない場所の配置にしてもらったみたいだ。


街中だけではなく少し遠い沼地なども周っている。

馬での移動な為左右に気を配る。


パトロール中にいつもの視線を感じるが怪しい人物が見られない。近くのじいさんが声をかける。

「美人がおっかない顔して勿体ないねぇ〜」

「セクハラはダメですよー」


「ほんの冗談さ〜頑張りや〜」

「どうも」


うざいじいさんも偶には緊張を解いてくれたりする。

「本当よね〜。姉弟揃って馬鹿みたい」


遂に現れた。レベッカは怒りを抑えて問いかける。

「旦那が怖いから私を狙うんでしょ?貴方のお姉さんの方が骨があったわ」


「馬から降りなさいよブス!」

マジギレしそうになるが相手の思う壺だ。

わざとゆっくり下馬する。


「オバさんは動きがトロイわね」


「品と老いの違いがわからない小娘ね?」


最近更地になったエリアに誘導される。

罠かもしれない。複数人いても自分の責任だ。

何とかしなければ。


「邪魔者はいないわ〜楽しみましょ〜?」


「礼儀が無いわね。名前は?」


「フェン•リー。姉の仇を討つ!」


「レベッカ•リーン。行くわよ‥」

素早くブローニングを抜いて速射する。

バン!バン!バン!


フェンは素早く伏せると地面をゴロゴロ転がりながら弾を躱す。

砂だらけになったロングスカートをたくしあげて

マシンピストルを取り出した。


スチェッキンピストル。

大型のオートマチックピストルで連射機能がついた強力なピストルだ。ブルーランドの特殊部隊が使用している。この女、兵隊クズレか?


伏せながらスチェッキンを撃ちまくる。

こちらも伏せては走ってを繰り返す。

ギリギリ弾を躱わす。


「息ギレ乙〜。やっぱババアだわ」


「馬鹿にして!」

レベッカがとうとうブチ切れてブローニングを撃ちまくる。素早く再装填する。


「キャハハ!楽しい〜」

バラララ!弾丸をばら撒く。


「シワクチャになるまで続ける〜?レベッカおばさん?」


「逮捕は諦めます!」


「アハハハハ!やっぱ歳には」バン!バン!バン!


「ヴェ!」

ワンピースが真っ赤に染まる。

既にフェンは死んでいる。


レベッカは他に敵がいないか周囲を警戒する。

近づいて更に銃弾を撃ち込む!

ホールドオープンした‥。


「女は歳をとる程よく喋るのよ」

一言吐き捨ててその場を確保した。


一連の処理が済んで自宅に帰る。

今日はジャンがいる日だ。

「お帰り。いつもより遅かったな」


物凄いスピードで抱きついた。

「怖かったけど上手くいったわ‥」


「お前は強くて可愛い女だな。俺には勿体ない」

その夜、俺たちは愛し合った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ