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ライフリング  作者: 羽田憲二
第2章
36/140

決着

保安官事務所の取調室にて−。

「だ〜か〜ら〜。ジャンを奪って〜仕留めて〜記憶に残すの〜。逆でも良いよ〜」


取調べの保安官は苛立ち半分、恐怖半分といったところか?

「採掘業襲撃•病院前襲撃•2名以上の殺人。もはや牢屋からは一生出られない。脱走なら丸腰でも射殺だ。お前の態度次第では弁護士も雇わない!」


「何を焦っているの〜?アタシは逃げも隠れもしないよ〜」


その瞬間、机を蹴り上げて保安官を仰け反らせる。

落ちていた鉛筆を武器にして首筋に突き刺す。

保安官は血を流して倒れた。

近くにいた書記は震えて腰が抜けた。


「ジャンを奪ったらここに潔く戻ってあげる〜」

そう言い残し事務所を抜け出した。


後ろから保安官数名がピストルやトレンチガンで発砲したが間に合わなかった‥。


その頃ジャンは病室で負傷したレベッカたちと談笑していた。ダンはまだ退院出来ないが、レベッカはそうでもないらしい。


「ジャン•レイ様、保安官事務所から電報です」

看護婦から受け取って内容を確認する。

急いで窓の外を見る。

ミーナがニタニタ笑っている。


「お兄さん?」

「ジャン、顔色が悪いわ‥」


心配しなくても良いと伝えて外に向かう。

病院前の公園だ。現在は夕方の為子供たちなどはいない。後方から保安官たちが鬼の形相で駆けつける。


「ジャン•レイ。君にこれ以上迷惑は掛けられない。危険な女だ!下がるんだ!!」


「あぁ。出来ればな。だがコイツは許さないだろう」


「早くあなたを奪って魂に刻むの〜!」

もはやカオスだ。マニューリンは有るがコイツに使うとなんかイライラするな。


騒ぎを嗅ぎつけてギャラリーに人だかりが出来ていた。その周りを保安官たちが塞いでいる。

そして公園の中心には俺たち2人。


「この間みたいな手は使わないから〜」

ミーナは手をヒラヒラさせている。

まぁ卑怯だろうが勝てば良い話だ。


「保安官。ピストルと38口径の弾を貸してくれ。しくじったら俺も同罪で良い」


「‥頼むぞジャン!!あんたに掛かってる!」


俺はマニューリンのマグナム弾をシリンダーから地面に排出した。38口径に詰め替えてガンベルトに戻す。


「受け取れ馬鹿女」

保安官のピストルと6発の銃弾を足元に投げた。

仮に流れ弾があっても38口径程度なら2次被害が少ない。巻き込みを防ぐためだ。


「きっぷの良いこと〜ゾクゾクする〜」


「早く弾をこめろ」

スイングアウトと共に緊張が走った。


「いつでもこい‥」

ミーナは抜き身。だがやるしかない。


ズパパーン!!

ほぼ同時だった。



先に俺がうずくまった。左肩をやられたらしい。

ミーナは銃を真っ直ぐ伸ばしたまま真後ろに倒れた。

心臓が赤く染まって動かなくなった。


「保安官、迷惑かけたな‥」

ミーナの腕からピストルを奪って手渡す。


「病院に連れてくぞ。助かった」

「いいんだ‥」


病室にまた1人増えた。

とある香港映画からインスパイアされました。

分かる方居るかな?

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