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ライフリング  作者: 羽田憲二
第2章
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負傷

「どうして…こんな‥ダンが何したっていうの」

レベッカは泣いていた。ここは病室だ。


「姉さん泣かないでよ。別に死んでないし」

対して弟は冷静だ。しかし身体中に巻かれた包帯は一目で只事ではないと理解出来る。


俺は仕事帰りにダンの負傷をレベッカから聞かされた。心配だから一緒に病院へ来て欲しいと頼まれた。

詳しい経緯をダンから聞く。


「護衛中にいきなり現場監督が誰かから撃たれたんだ。僕の仕事は作業者を守る事だから応戦したんだ‥」


採掘現場で何者かに狙撃され護衛者数名は敵をさがした。遠距離の為、撃ってきた方角にモーゼルを撃ちまくったという。

現場は大パニックになり仕事どころではなくなった。


逃げ惑う作業者に指示を出しながら護衛者たちは応戦したが次々に銃弾に倒れていった。

不思議な点はいくつかある。


「不謹慎で悪いが何故お前は助かったんだ?」


「なんて事言うの!あなたらしくないわ」

怒るのも無理は無い。しかし気になる。


「僕も気になってたんだよお兄さん」

他の護衛者は胸や頭を撃ち抜かれて即死していた。

現場監督は肩のみを撃ち抜かれ、隣の病室にいる。

幸い別条はない。


問題のダンだが、手足にそれぞれ1発ずつもらい現在に至る。明らかに意思のある狙撃だ。


「例えばダンや現場監督が恨みを買っていたり、採掘業者事態に何かあったりしないだろうか?」


「弟がそんな訳ないでしょう!」

興奮気味なのでそっと抱きしめる。少し落ち着いた。


「考えて見たけど分からないや。現場監督も特別何か有るわけじゃ無さそうだし‥」


謎は深まるばかりだ。敵は暫くして狙撃を止め、その間に従業員たちが協力してダンたちを運んだらしい。

良い職場だな‥。


どちらにせよレベッカたち保安官の業務だ。

今回の捜査•護衛に彼女は外された。

流石に身内を1人にする程鬼畜な職場ではない。


モヤモヤするが命があって良かった。

犯人の目的は‥?

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