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ライフリング  作者: 羽田憲二
第1章
24/140

アウトレンジ

今回は矛盾点が多いと思います。

ご了承下さい。

警備隊から聞いた壊滅部隊の地点に近づいた。

ここから先半分とエリア1は敵がいるものとして扱う。


「副分隊長から作戦の説明がある。ジャン説明してくれ」


「了解。ブルーノガン射手2名は部隊後方を30メートル離れて前進する。弾薬手も一緒だ」

軽機関銃の射程と火力を生かした戦術だ。


「分隊長と俺はそれぞれ4名を率いて交互に前進する」

互いの部隊を援護し死傷率を少しでも下げたい。


「伝令と衛生兵は現在地に残る。5時間後には必ず全員ここに戻る予定だ。時刻を過ぎても誰も戻らない時は失敗だ。その時は報告頼むぞ」


大雑把に言えばマシンカービンを持った2つの部隊が囮になる。敵は新型カービンで迎え撃つだろう。

射程で負けているため陽動し、ブルーノガンの射線に敵を誘導する。


問題は偵察隊の居場所だが戦闘になれば必ず姿を見せる。かつての経験から間違いない。


歩き始めて2時間ほどだろうか。

先に攻撃を受けたのは俺の部隊だった。



ドドド!ドドドド! 敵の新型カービンが単連射を繰り出す。およそ80メートル手前に敵兵がいる!


「伏せー!!応戦せよ!」

ズパパパパ!ズパパパ!マシンカービンが一斉に火を放つ。恐らく有効弾は届いて居ない。


「2名戦死ー!!」

何という事だ!マシンカービンの射程の2倍は有るのではないか!?アウトレンジから一方的に蹂躙される。


ここらで完全徹底すれば被害は2名で済む。

だがそれでは状況が悪化するだけだ。心を鬼にする。


「分隊長援護ー!!」


「了解ー!!2弾倉全力射撃ー!!」

分隊長側5名がフルオートで援護してくれる。

1人60発を敵目掛けて撃ちまくる。当たるかどうかは構わない。


その間に50メートル程後退する。

今度は俺たちが援護だ。

「2弾倉射撃用意!」

分隊長たちが後退準備にかかる。動き出した。

「撃てー!!」


こちらも援護射撃で弾幕をはる。

やはり敵に届いている感じはしない。

敵は少しずつ距離を詰めてくる。かかったな!


手信号で後方30メートルに待機しているブルーノガン射手2名に合図を送る。素早く2脚を地面に立てて照準を合わせている。弾薬手も予備弾倉を取り出して伏せている。


俺たち囮部隊は9時の方向に一斉に向かった。

死んでも仕方ない。全力で走った。100メートルがとてつもなく長かった。耳たぶの近くをカービンの30口径が掠める!


背の高い草木が生い茂っていた。8名は急いで茂みに埋もれる。息が苦しいがもうひと頑張りだ。


ジリジリと前進しながら敵は新型カービンで追撃して来る。全員伏せながらマシンカービンで応戦する。

あと少し‥!


「軽機撃てー!!」

分隊長が叫んだ。

ブルーノガン2丁が敵兵を真横から薙ぎ払う!

敵はこちらに撃つ者と横からの銃撃に戸惑う者がいた。


3名倒した。残り4名だ。ようやく敵は軽機に応戦し始めた。今しかない!

「分隊長戦死ー!!」

なんと新型カービンの流れ弾にやられたようだ。

俺が変わって指揮をとる。


「全員突撃ー!!」

マシンカービンの有効射程まで距離を詰める。

腰だめで撃ちまくりながら前進する。

完全に体勢を崩した敵兵は全滅した。


戦死3名。負傷3名。

前線をエリア1まで押し上げ何とか任務達成だ。


「悪いが30分時間をくれ」

戦闘終了とともに怪しい箇所にシラミ潰しに弾を撃ち込む。相手も俺の意思を汲み取ったのだろう。

木の根の下からモゾモゾと兵士が現れた。

臨時部隊はみな驚いていた。


偵察部隊の1人だ。まだいるかもしれないがこいつで十分だ。

「こんな戦場で随分な格好だなぁ!?」


「撃つな!友軍だ!」


「荷物を全て見せろ!」

マシンカービンを兵士の足元に撃ち込む。

「は、はい〜〜!」


双眼鏡•蛍光マーカーが出てきた。

地図やメモ帳は捕虜になればバレるため、彼らは使わないみたいだ。


「俺たちは文字通り死ぬ気で戦った。テメェら高みの見物か?許さんぞ!」


「そうだ!殺せ!面汚しだ!」


「命令に従っただけです!」

偵察兵の首を掴んで脅した。


「臨時部隊は目的を完了。戦死3名。彼らには勲章を授与されたし!生存者には恩賞と召集拒否権を付与されたし!分かったかクソ野郎!!」


苛立ちがピークを迎えると力が抜ける。

気づけば俺は首筋から出血していた。

かなり苦戦して書きました。

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