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ライフリング  作者: 羽田憲二
第1章
20/140

危機感

翼竜事件やレベッカ保安官の強引デートも終わった。 まだ少し休暇が残っている。

今度こそデザストンをぶらつこう!


いつもの身支度•銃の点検を行い街に駆り出した。

トラックは宿の駐車スペースに停めたままだ。

せっかく路面電車があるのなら乗ってみよう。


治安が良いとは言えマニューリンは外せない。

実は前回の食事の時もつけていた。流石にガンベルトではなくジャケットの裏側に入れていた。

今日はオフだ。ガンベルトを着けいつもの格好だ。

翼竜事件から学び予備弾薬もポケットに入れる。


切符を買い適当に散策をする。

飯には少し興味があるが、酒は飲まない。

確実に射撃に影響するからだ。

判断力や反射神経も鈍る。戦場で使ったのは傷口と食器の洗浄くらいだ。


屋台飯を頬張りつつ何となく気になる店を見つけた。

デザストン銃砲店。

これは行くしかない!


扉を開ける。鉄と鉛の匂いがぷんぷんする。

壁にはライフルが大量に立て掛けてある。

ピストルはガラス張りのテーブルに入っている。


「いらっしゃい。凄腕のジャンだね?いや早撃ちのジャンだったか?まぁ好きなだけ見てくれ!」


また要らぬあだ名が増えている。歓迎されないよりましだ。店内をじっくり眺める。


ふと見慣れない銃を見つけた。店主に尋ねる。

「カービン30口径だよ。ブルーランドの連中が国境で使い始めたらしい。まとまった数が鹵獲されたからねぇ」


戦争の嫌な記憶が蘇ると共に興味が湧いた。

手にとって動作を確認する。所謂自動火器の一種みたいだ。モーゼルのようなボルトアクションではなく

セミ/フルオート切り替えの銃だ。威力や射程はモーゼルに劣るが高い火力と取り回しの良さはこちらが上だ。


ブルーランドは山岳地帯や森林が多い。

射程を犠牲にして火力と機動力に重きをおいたみたいだ。これは近•中距離戦でかなり厄介だ。


デザートストーンもブルーランドも歩兵の多くがボルトアクションだ。指揮官などはサブマシンガンを装備している。近距離と遠距離の使い分けだ。

しかしこの新型カービンが量産になれば国境でこちらが不利になる。


「弾は敵さんのだから撃てないんだ。ごめんよ」


「あぁ構わない。また来るよ」

今日は面白い銃を発見した。中々の収穫だ。

カービン30口径はM2カービンだと思って下さい。

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