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ライフリング  作者: 羽田憲二
第1章
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事後処理

保安官と動物学者の到着と共に緊急警報も解除された。

翼竜はどうやら一体のみらしい。


生徒1名を残して全員帰宅させた。残るのは射撃監督•事務員合わせて数名だ。


「ジャン•レイ!やっぱり貴方だったの?」


「ようコスプレ女。御苦労さん。戻ってたのか?」


「ちょっ…まぁいいわ。それより詳しい状況を聞かせて」


一緒にいた例の男子生徒を連れて説明しようとした。

この機会に叱ってもらえ。

「姉さん!違うんだ!これは」ボゴっ!


「保安官としても家族としても忠告します。人の話を良く聞いて危ない事はしない!良いかしら?」


「はい‥精進します‥」

レベッカ姉さんにゲンコツをくらい猛省する弟。

俺から見ればやはり姉弟だなとニヤケそうになる。


「それにしても貴方の射撃技術は凄まじいものね。弟を救ってくれてありがとう。今度お礼をするわ」


「俺の対応に落度があった。今回は見送らせてくれ」


「先生は悪くないよ。僕のせいだ‥」


「身をもって経験した事は忘れないはずだ。これから気をつけろよ」


「はい」


「それより女の誘いを断るのかしら?意外と初心なのね」


「保安官。もう少し立場と状況を考えないといけないんじゃないか?」


俺たち3人は雑談を交えつつ状況説明を終えた。

続いて動物学者にも説明が必要だ。

例え死んでいてもサンプルとして貴重な上、翼竜を間近で見た俺の話は記録されるらしい。


「モーゼルライフルで近距離から5発発砲。その後生き絶えたと伺いました。何故襲いかかって来たか思い当たりますか?」


「さっぱりだ。俺と生徒は扉の前にいただけだ。飛んでいる翼竜がたまたま狙いを定めた以外にあるのか?」


「屋上の様子を見るに爪痕と糞が見つかりました。

もしかすると排泄がてらに小休止するつもりだったかも知れません」


「餌になる物も置いて無いしそうかもな‥」


気付けば夜遅くまでかかっていた。後日市長から感謝状と謝礼が来るらしい。


貰えるものは貰ってくか? とにかく疲れた‥

人も動物も予想外の行動って割とありますよね?

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