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ライフリング  作者: 羽田憲二
第1章
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実弾射撃

射撃の基礎訓練だけなら1〜2ヶ月で終了してしまう。

戦術や弾丸の特性を身につけるのはプロになってからだ。正直トラックの運転の方が難しい。


「ジャン先生。いよいよ実弾射撃ですね!?」

「やっとかよ〜」

「早く撃ちたい」


未成年は純粋で危険だ。しこたま教えて注意をしても何があるか分からない。少し厳しくいきたい。


「今日は実弾射撃だ。訓練の成果が出る。絶対に事故を起こしてはならない!」


「はい!」

良い返事だ。軍隊時代は逆の立場でもあったな。


「基礎訓練で銃の分解結合、射撃予習では動作確認をしたな?」

生徒全員に配られているのはルガーピストル22口径だ。

小動物程度まで倒せる威力しかない。

反動も軽く弾代も安いので入門にピッタリだ。


「弾倉に弾をこめ!」

まずは弾丸の用意だ。この時点でボーっとしてる生徒には目を光らせる。


「射撃位置まで移動!」

射撃地点には人数分の小さいテーブルが置かれている。

銃や弾倉を置くのに使う。


「銃と弾倉をテーブルに置け!」

各々ホルスターからルガーを取り出す。震えている者やトリガーに指を掛けている者には注意する。


「左右前後の安全確認の後、耳を塞げ」

つまり耳栓だ。


「射撃用意!!」

ガチャ、ガチャガチャ‥皆が銃に弾倉を差し込む。

スライドを引いて薬室に弾を送る。


「撃て!」

パン!パパン!パンパン!パン!

皆真剣だ。この後が1番緊張する。


「弾倉を抜き薬室を空にしろ!」

カチャカチャカチャ。カチ、カチカチ

稀に薬室の確認不足で1人だけバーンと派手に鳴らす者がいるが安心した。


「ホルスターに銃を戻し整列」

ズル賢い奴がいる場合弾を隠していたりする場合がある。気を抜かずチェックする。

問題なし!


「銃の分解清掃後は銃器係に返納!以上解散」

弾さえなければイタズラでやらかしても取り返しはつく。まぁこれでも甘い気がするが自主性を失ってはいけない。


生徒は興奮を隠しきれないようだ。

かわいいもんだ。

あわよくば人に向けて使わないのが1番だ。

俺のように…。

軍隊や警察の射撃訓練を参考にしました。

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