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ライフリング  作者: 羽田憲二
第11章
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翼竜を追跡せよ!

翼竜国境襲撃事件より1週間たった。

ブルーランドの兵士は見当たらない。

その代わりに獰猛な翼竜の群れがデザートストーン側の領地を占領している。


撤退後に編成を立て直して部隊を送る。

破壊された陣地や血溜まりはあるが死体は見えない。

地面には耕されたような土ぼこりがある。

デスワームが処理してくれた様だ。


翼竜と距離を取りつつ防衛ラインを築く。

時折翼竜が羽ばたいたり、鳴き声をあげる。

工兵部隊は気が気じゃない。

何とか陣地と固定武装を固めた。

それから暫くは翼竜との睨み合いが続いた。


「小隊長!!翼竜が!」

観測兵が気づいた時には15頭程度の翼竜が国境ラインを超えて飛行していた。

急いで対空戦闘に移るが時既に遅し。


「通信兵!本部に連絡!」

「はい!」


「翼竜10数頭が越境。首都方面へ侵攻。残存する翼竜対処の為現在地を離れられない!」


「了解!残りを速やかに排除せよ!」


国境警備小隊は無抵抗な翼竜に構わず弾を浴びせた。

意外な事に抵抗も無く排除出来た。

問題は飛び立った翼竜たちだ。


「敵兵の動きならともかく、翼竜は予測出来ん」

「全くですよ」


残された兵士たちはただ祈るしか出来なかった‥



その後翼竜は時々荒野に小休止をしつつもニューストンを目指していた。

対空砲などはどこにでも配備されている訳ではない為に撃ち落とせない。

人がいないエリアにしか降りない為に近づけない。

まるで意思でもあるかのように飛び続ける。


「第1航空隊、出撃!!」

ニューストンは事態を重く受け止めて初の航空隊出撃命令を出した。新型のマスタング戦闘機が3機大空を舞う。


「こちら1番機、ただいまザラス上空どうぞ」


「こちら管制塔、感度良好」


「こちら2番機、異常なしどうぞ‥」


翼竜退治の為に戦闘機まで駆り出すハメになった。

マスタング戦闘機は航続距離が比較的長い為にデザートストーンの広い国土をカバーしやすい。

発見出来ない場合は地方都市に給油と整備をしてから再び捜索する。


首都ではパトロールの為に他の航空隊が上空を飛び回っている。

そして地上では迎撃体制を取るために主要施設に兵士が派遣されている。


当然この流れでIAS部隊も治安維持の名目で出撃準備中だ。


「隊長は確かデザストンで退治してますよね?しかもモーゼルで」


「あぁ。まさかその時の教え子が義弟になるとはな」


本部の食堂で部下たちと食事をしながら話す。

「勝てますか?」


「倒せない相手じゃないが、数が多い。それに早いからな‥」


ウウウーーーーン!!

緊急!緊急!

戦闘部隊は速やかに出撃準備!

隊長2名は司令室へ!


「飯は後だ!」

バタバタと駆け足が響く。


「とうとう来たようだ。作戦は以下の通りだ」

ストーナー司令より命令を受けて俺たちは出発した。

次回は翼竜とのドッグファイトもやる予定です。

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