就職
ギルドという表現は使いたく無かったです。
「現在失業中という事で仕事を探しているで間違いはありませんか?」
「あぁ。その通りだ」
「資格欄に特級射手と記されています。軍隊時代の証明書を提示して下さい」
「これだ。砲術以外ならあらかた習得済みだ。トラックの許可証もある」
「畏まりました。未成年向けの射撃場監督と初心者ハンター護衛の募集が有ります。どちらにいたしますか?」
しばし考える。来たばかりの街だ。安全を取りたい。
「射撃場監督で頼む」
ここはデザストンの職案だ。軍隊時代は辛かったが、資格を取らせてくれたのは有難い事だ。
手続きの間、簡易依頼の掲示板を眺める。クサリヘビ駆除•デスワーム生態調査•大猪狩り‥
これは生命の保証がない分金額が高い依頼だ。
「手続きが完了しました。デザストン第1射撃場に明日から出勤になります。連絡はこちらで行います」
「どうもありがとう」
宿に戻り明日への準備をする。もちろんマニューリンも整備して持って行くつもりだ。
翌朝、出勤時間になった。トラックだからのんびり走る。
玄関から受付に行き、取り継いでもらう。
人に教えるのは久しぶりだ。やや緊張する。
「未成年射撃場監督になったジャン•レイだ。
皆さん宜しく」
「ミリジャンマンだ〜!」
「本物だ〜!」
「ピストル見せて〜!」
コイツら…‥色々言いたい事が有るがグッと堪える。
「静かに!座りなさい!3.2.1」
骨が折れそうだ‥。
ジャンのひとつ名、二つ名がどんどん増えていきそうです。




