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ライフリング  作者: 羽田憲二
第10章
117/140

開戦前夜

建国記念日に発生した官邸襲撃事件。

これまでのテロやゲリラ活動とは比べ物にならない自体となった。

国境からも離れ、治安維持にも力を入れている首都で起こったのなら尚更だ。


前回の襲撃者は全員射殺した為明確な理由が分からない。だが確実に言える事はブルーランドが関与している事だ。


官邸外部からの襲撃者は全員がカービン30口径を装備していた。大型の暗視装置がつけられていた。

そして内部からの裏切り者は常駐警備だった。

設営スタッフにも数人紛れ込んでいた。


秘密警察には事件当日の照明弾が連絡の合図になっていた。その為調査が早く済んだようだ。


外部からの襲撃者は最近になって国内に潜入した三流工作員だ。簡単に片付けられた訳だ。

設営スタッフは簡単な審査を通せば2,3日前に変更が可能なために潜り込めたらしい。平和ボケである。

一番の危険が常駐の裏切りである。


彼らは厳しい審査と長年の実務で初めて許されるポジションだ。戦闘能力よりも人間性などを問われる職業である為に衝撃だった。

なぜこんな事が起こったのか?


本当の敵はさらにその上の人間だった!

審査や常駐警備の管理をする立場にある人間がいる。

政府人材採用担当官だ。

そいつらの中にブルーランドのスパイがいた。

秘密警察は以前から目星をつけていたが、確かな証拠を掴めずにいた。

今回は連絡が素早く届いた為に行動が早かった。

スパイが高跳びしようとしていた直前に無理矢理逮捕出来たようだ。


これを受けて政府は国民への謝罪会見を発表すると共にブルーランドを第一級敵国認定した。

これは恐ろしい事だ。


敵国認定は3つに分かれている。

第一級、第二級、準だ。

第二級は紛争や外国問題など軽微なトラブルが発生した時の威みたいな物だ。

準は敵国と友好を結んでいる国や疑いが掛けられている国に対して向けられる物だ。


つまりまた戦争になる可能性が高いという事だ。

何度も戦争をしているために人材不足で、審査する側の調査を怠っていたみたいだ。


正直言って我が国もスパイは各国に派遣している。

だが戦争やテロをするよりも国内問題を解消したい想いが強い為工作活動はあまりやっていない。


あまりにも好戦的なブルーランドに呆れる。そうまでして何が欲しいのか?それとも恨みか?

どちらにせよ一部の上の人間にそういった考えがあるのは明白だ。


そして俺はまた理不尽に巻き込まれていた。

「ジャン、世話になったな!」

「アタシらはいつでも待ってる」

「もう少し射撃のテクニックを知りたかったぜ!」


「みんなありがとう。また何処かで会おう」


「じゃあな!!」

「あぁ!」



ジャン•リーン 35歳 

召集歴2回。特級射手。

戦後はデザートストーン各地を放浪。

各地で伝説的な活躍を見せる。

凄腕のジャン、ドラゴンハンター、英雄‥など渾名多数。妻子と共に首都ニューストンに移り住む。

SPとしての活躍も輝かしい。

国内事情によりSPからの移動命令を受ける。

そして今‥



「本日より国内治安維持掃討部隊隊長になるジャン•リーンだ。宜しく頼む!!」


「はい!」


俺は以前に召集を拒否した。当然国外における戦闘には参加しなくても良い。

だが政府からは国内で可能な限りドンパチしろと言われた。唾を吐きたいがどうしようもない。

すでに遺書や契約内容の確認も済んでいる。

やるしかない!



仲間たちに別れを告げ、新たなる組織のリーダーになろうとしている。



国内治安維持掃討部隊については後ほど詳しく説明します。

とうとうSPともお別れです。

彼らはプロフェッショナルなので商会護衛と違って戦死者は出さないようにしました。

次回より新たな部隊、キャラを出していくつもりです。

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