野宿
処女作品です。
至らない点有りますが暖かい目で見守って下さい。
よろしくお願いします。
地球では無い何処か。よく似た惑星に人類は繁栄していた。
そんな世界で活躍した1人の凄腕ガンマンの物語である。
デザートストーン国辺境にて。
「今日は街に着きそうに無いな」
男は重い荷物を砂だらけの地面に置いた。
見渡す限りの広い荒野が何処までも続いている。
「たまにはふかふかのベッドで大の字になりたい…」
黙々と野宿の支度をする。1人旅が長いと誰も居ないのに
呟いてしまう。
手慣れたもので、あっという間にテントを張ってしまう。
食事をする前に必ず銃の手入れをする。いざという時に使えないでは意味がない。腰のガンベルトから取り出す。
マニューリンピストル。6連発の回転式拳銃だ。
38口径•357マグナムの2種類が使える。
何度も命を救われた言わば相棒だ。
1度シリンダーから弾丸を全て外す。手入れのブラシで軽く
砂埃を落とす。動作を確認する。異常が有れば軽くバラすの
だが、その必要は無さそうだ。
改めて弾丸をこめ直す。357マグナム弾だ。辺りには危険な
動物がウヨウヨしている。強力な方が良い。
火を起こし湯を沸かす。
粉末スープに薄い干し肉を数切入れる。良くも悪くも無い。
やる事もなく焚き火をじいっと眺めていた。
振り向きざまに銃を抜いた。
ズガーン!
胴の太いクサリヘビがバラバラになった。やはりマグナムは
信頼できる。この辺りは爬虫類や昆虫がやたらデカい。
食料にする変わり者もいるが飢えてるわけじゃない。
そんなこんなで眠りについた。
主人公の名前•経歴は後程登場します。
ガンアクションをメインにしていこうと考えています。
登場する銃器描写は現実と異なる点があります。
ご了承下さい。