プロローグ
初投稿なのでありきたりだったり、つまらなかったり誤字脱字が多いと思います。
〈魔力〉それは、数年前に人類が出会った、新たなエネルギーである。
魔力は、〈魔石〉と呼ばれる結晶体になる事で、様々なエネルギー源として使用され
しかし、人類は魔力と共に〈魔獣〉の存在も発見した。
魔獣は魔力を生命源とする言わば怪物である。
魔獣の出現箇所は今は少ないが、今後増えると考えられている。
そして、それに対抗するために作られたのが、〈魔石武装〉と〈魔石腕輪〉であり、それらを扱う人を〈魔石騎士〉と呼んだ。
魔石武装は、その名の通り、魔石を使用した武器の事である。
そして、魔石腕輪とは、人が魔石武装を使用する際に装着する腕輪で、使用者の魔力に応じて、身体能力が上がり、そして怪我や致命傷を防ぐ為の道具だ。
しかし、致命傷を防ぐ為に無理やり使用者から魔力を引き出す為、 1度防いだら、使用者は魔力切れになり、気を失ってしまうのだ。
そのため、魔石騎士同士での戦いは、基本的に相手に致命傷となる攻撃を与え、気絶させる事が勝利条件となる。
また、〈能力者〉新たな力を持つ者も現れた。
能力者は、7属性及び特殊属性のどれか1つの属性にだけ特化している存在だ。
自分の属性に関しては、詠唱を必要とせずに呼吸をするように使用できるのだ。
また、能力者が魔石武装を使用すると魔石が反応して、それぞれの属性に応じた輝きを放つ。
今の人口の三分の一くらいは能力者で、そこまで珍しくもない。
ここからが本編です____________________________________
俺の名前は日野宮孝太
今日から星ヶ崎学園高校に入学する高校生だ。中学の時は、魔石武装整備士科を専攻していた。
あと、俺は火と闇の適正者なんだ。
珍しいとされる属性所有者の中でも、千人に一人と言われる属性二つ持ちだ。
まぁそれ以外は普通かな。特にイケメンとかでもないし。
そして、俺の父さんは日ノ宮正人。魔力の発見者、そして魔石武装の設計者なんだけど、この人は相当ネジがぶっ飛んでいるんだ。
この間も、入学祝いとか言って、魔石武装の開発室丸ごともらったし。
「ここはお前の自由にしていいぞ。お前もなかなか腕がいいから、いい武器を作れると思うぞ、父さんは」
とか言ってたな。
普通の家庭なら、魔石武装なんてものは学校でしか扱えないものだ。
でも、俺は父さんの職業柄、小さい頃から魔石武装に触れる機会が多かった。
お陰様で、魔石武装の調整、修理、カスタマイズはもちろん、1から作る事だって出来るようになっていた。
もちろん普通の高校生ができることじゃない。
さて、もう一人の同居人を紹介しよう。
風峰桃花。
同い年の俺の従姉妹。風の属性所有者で、剣道の有段者だ。
ふわふわした亜麻色の髪を腰よりちょっと上くらいまで伸ばしていて、胸もそこそこ大きい。顔立ちは、まるで天使のような可愛らしさだ。
そんな美少女の桃花は、何でか小さい頃から俺のことが好きらしい。
最初は子供の発言だと思って軽視してたけど、歳を重ねるごとに悪化している。
特に、一昨日から海外赴任で父さんがいなくなって二人暮らしになってからはひどい。
その証拠に今だって、ほら。
「孝太〜、おはよう〜」
寝込みを襲われてますよ。
「あのなぁ、人の寝込みを襲うなと何回言ったらわかるんだ?」
「えへへ〜、わかりませんよーだ」
可愛らしく舌を出す桃花。くそう、可愛いじゃないか
「……まぁ別にいいけど」
あぁ、許してしまった。
「そうだよねっ、孝太も嬉しいんでしょ?」
ノーだ。ノーだぞ、俺。
「……まぁ、ね」
つい本心がぁぁ!
「そう言ってもらえて桃花も嬉しいよぉ〜!
孝太大好き!」
「うわ、ちょ、おま……!」
桃花が思いっきり抱きついてくる。今日も俺の負けか……
というかいろんな場所が柔らかすぎて理性が飛びそうだから離れてくれー!
「も、桃花、今日は入学式だし早く朝ごはん食べよう?」
じゃないと俺の理性が崩壊する。
「むぅ、わかったよ〜。……あとちょっとで孝太が襲ってくれそうだったのにぃ〜」
助かった。本当に助かった。
数十分後
制服に着替え、朝ごはんを食べ終えると、インターホンが鳴った。
誰だかはだいたい予想できてる。
「悠人か、おはよう」
「うん。おはよう、孝太!」
朝にぴったりな爽やかスマイルを浮かべたこいつは、速坂悠人。俺の小学校の頃からの親友で、特殊属性〈速〉の属性所有者だ。
少し癖っ毛のある明るい茶色の髪と、優しそうな顔のイケメンだ。その上運動神経も抜群の、ハイスペックなやつだが、悠人にはひとつだけ残念な点がある。
それは、悠人は重度のオタクで、二次元の女の子にしか興味がない、ということだ。
こいつとは長い付き合いだし、今更どうこう言う気は無いけど、勿体無いな〜って思う。
今日は悠人と一緒に登校する約束をしていた。
と言うのも、実は悠人と桃花に渡すものがあるからだ。
とりあえず悠人を家に入れて、俺は地下の開発室に向かう。
ここには、俺が作った魔石武装が何個かある。
俺は、高校に上がるのに合わせて、自分と桃花、悠人にそれぞれの専用魔石武装を作っていた。
近接型魔石武装は、実体は存在せず、発動体部分に魔石を設置し、そのエネルギーで光の刃を形成する。
俺の専用魔石武装は、〈カグツチ〉。通常の剣型魔石武装よりも若干大きい。俺が火の属性所有者だから、魔石が赤く輝いている。起動させると、真紅の刀のような刃が出現する。
そして、桃花には魔石が緑色に輝く長刀型魔石武装〈ハバキリ〉、悠人には青白く魔石が光る短剣型魔石武装〈ソニック〉を作ってやった。
それぞれに渡してやると、二人とも大喜びで発動確認をしていた。
「二人とも、異常がないならそろそろ学校に行こうか」
「そうだね」
こうして高校生活が始まることになる。
できれば次も書きたいです




