え、誰これ?
初めて小説を書きます。青伽です。
作者が姉が欲しかったので姉モノ書いてみました。
お初なので、「あれ?これ漢字違うよね。」「なにこれ、文めちゃくちゃ。」みたいな事が有るとは思いますが、そこは生暖かい目で見てあげて下さい。
「お姉ちゃんちょっと張り切っちゃった」
え?誰これ?お姉ちゃん?
いや俺の姉貴はこんな事言った事無いぞ。
だって先週練習が休みで昼まで寝てたら、
「ねえ、アタシのご飯は?アンタ全然起きないから朝は菓子パン食べたんだけど。洗濯と掃除もちゃんとしてよね」
そういってベッドから蹴り落とされて
チヂミと焼売を作らされた思い出が…
やべ思い出したら泣けてきた。
何で男子高校生が折角の休みにチヂミと焼売なんか作ってんだよ!
姉貴もなんでチヂミと焼売なんだよ!
せめてもっと可愛い奴作らせろよ!
って思ってると、その姉貴はコテンと首を傾げて俺を見ている。
やめてくれ!姉貴は外見だけ、外見だけなら可愛いから!
だからハートエプロン着てフライ返しとか持つな!
「悠希、どうしたの?風邪でも引いてる?」
とか上目遣いで見るな!
「いや、風邪じゃないけど本当に姉貴だよな?」
俺にはもうこの人は顔がよく似たそっくりさんにしか思えないんだけど、
「やだな、私は悠希のお姉ちゃんに決まってるじゃない!」
そう言って笑う自称、姉貴
ショックであまり考えられないし、
姉貴より頭よくないけど、
これから俺はとんでもなく面倒臭い事に巻き込まれるんじゃって予感が出来上がったフレンチトーストの匂いと一緒に分かった。