怪報告──2025年下半期
7月雑記
珍しくエレベーターに乗るも、婆さんがいたように思えたが誰も居ず。
お盆に彼岸から帰る時、悪霊、怨霊も帰るとあり、それがせいで暑苦しくなるという。
ので弔えば涼しくなるかと供えてみれば、涼風が吹きましたとさ。
7月5日。
地震の予言のあった日、地震速報チャンネルが祭りになり20万人がウオッチしていて楽しかった。
七夕。
近所のおっちゃんが笹にぶら下がった短冊の夢をアテにして飲んでいた。
優しい笑顔だった。
カラスが人のように嗤う。
職場で霊によるセクハラを受ける。
どっちの性なのかは不明。
本当に弱っている時は蝿が寄ってくる。
8月雑記。
地下でカラスが鳴く。
地下で綺麗な音楽が流れた。
電線にデカい化け烏。
今思えば、海岸で視たあぶらがすでは?
蝉の死骸の声がした。
羽音ではない、低い音でもない、中音の一定の非難の音。生きていたかったらしい。
目の前の影が死にたがっている。
影は俺の良心らしい。
すまん。
空気が歪むのが視えた。
ぎゃあ!と烏赤子が鳴く。
寒暑、暑いのに寒い。
夢で父親を視る。
縄簾
京都の雨の降る夜に現れて人の足を止めるという。
視た暖簾は緑の綺麗な色をした暖簾だった。
視た場所は、以前婆さんが住んでいた家の玄関で、ここの婆さんにはよく声をかけられて話し相手だった。
その時は孤立無援だったので世話になった。
道行く人に声をかけて世話を焼く婆さん。
足を止められるのも悪くないよ。
9月雑記。
最悪の上人のオルタナティブと会う。
運がまた最低に落ちる。
ご近所さんが亡くなる。
庭いじりが好きな人やったけど、まだいじってはった。
友人の牧師が死にかけて賽の河原を視る。
海岸であぶらがすを視る。
裏世界ピクニックという作品で、これが羽ばたくと世界の位相が変わるという、とてもデカい烏である。
羽ばたいてなかったからセーフ。
琴古主
低音で響く音クラヤミを鎮めると、美しくも妖しい音色が頭に木霊した。この世のものではないのを察知する。危険を察知するも音は止んだ。弦楽器、中国の古琴?。
調べると、色々あったが琴古主が一番近い。
付喪神らしく、勝手に鳴るらしい。
人をどうこうする記述はなかったが、危険を察知した。
10月雑記。
大首
とてもデカい生首が空に鎮座ましまししていた。サイズは水木しげるのつるべ落としぐらい。ただ顔が洋風で王冠を被っていた。斬首されたのかムスッとした表情で目が合った。
時間は雨の降る夜の2:30。
小学生の泣き声あり。
親の声も無く、認識して意識を向けると消えた。
視てくれる人が欲しかったのか?
円錐状の黒いものを視る。無理矢理一本だたらとしたが、よく分からないモノだった。
11月雑記。
白緑橙
初めて名付けをした妖怪。
白地に緑と橙色の毛並み。
四つ足の人面獣、グルグルと回った黒い瞳に口角の吊り上がった笑み。
コレを視てから博打の調子が一時期上がり、「福神さん」と同じ禍々しい印象を受けた。
禍福は糾える縄の如しというが、福も良いだけでは無いのだろう。
色彩で言うならシーサーだったけど、印象の悪さから違うと感じた。
調べると、くたべ、中国の白澤が近い。
四つ足の人面獣、ただ体が牛身なので違う。
視たのは犬の体の人面獣で、既知に無し。
よって白緑橙と名付けた。
色彩が神獣のそれで、顔が犬なら完全にシーサーだった。
人面獣は大体予言をして死ぬのだけど、白緑橙の効能は金運アップだろう………と、恐らく。
視たのは夕方の気だるい中、お茶の教室の前だった。
運を喰われる
悔いは無かったw
12月雑記。
昔近所でよく見た茶トラの猫を視た。
尻尾はひとつだった。
油の匂い、油すましか。
白布
ボロボロの非常に雰囲気のある廃屋で視る。
ヒラヒラと白い布の群れがボゥっと浮かんで消えた。
調べるも当てはまるモノは無し。
幸せの黄色いハンカチみたいに正方形の布ぎ連なっていた、白い布だけど。
これはオリジナルということで、また名付けをしまして、白布とします(少し楽しい)
白は清浄、神聖、穢れを祓う。
廃屋にしてはいいモノなんだけど、この廃屋の前を通る時、怖いと感じた事は無かったのでさもありなん。




