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オッドアイメイド ーノリの軽い神のせいで異世界行ったら最強になりましたー  作者: 月島 愛羅
第二章 フェリシアの仲間入り!

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メイド、ごはん屋さんに入る

異世界ビンゴも読んでください……!


『異世界ビンゴ! 〜3ビンゴするまで帰れません!〜


https://ncode.syosetu.com/n7813lq/』

「……なんか、仕事増やしちゃってごめんなさい」

「いいですよ、もう。ルナリスさんで対策は済んでますから」

「……それ、どういう意味ですか?」

「『ギルドにバケモノが二人になった』という意味です。……では、お疲れ様でした!」

受付嬢さんに見送られ、私たちはギルドを後にした。

夜の帳が下り始めた街には、どこからか香ばしい肉の焼ける匂いが漂っている。

「よし、今日は私のおごりで食べに行こう。フェリシアの初依頼達成、お祝いしなきゃね」

「やったー! ご飯、ご飯ー!」

やってきたのは、ギルドと宿の中間地点に店を構える、地元客に人気の酒場だ。

重厚な木のドアを開けた瞬間、熱気と香ばしい匂いが全身を包み込む。

「あ、ルナリスさん! お久しぶりですね」

「元気にしてた?」

「おかげさまで、大繁盛ですよ!」

爽やかな笑顔で迎えてくれたのは、フェリシアと同年代の青年オーナーだ。若くしてこの規模の店を切り盛りしている、街でも評判の苦労人。

「一番奥の五番テーブルが空いてます。どうぞ!」

「ありがとう。フェリシア、行くよ」

「あ、うん……」

圧倒されるフェリシアの背中を軽く押し、賑わう店内の通路を進む。

「おっ、ガチ強(ガチ強)。元気にしてたか?」

左から野太い声が飛んできた。声をかけてきたのは、Bランクパーティーを率いるガタイのいいリーダーだ。

「元気よ。あんたも相変わらず声がデカくて安心したわ」

「ははっ、違いねえ!」

次に右から声をかけてきたのは、さらに奥の席でゆったりとエールを煽っていた銀髪の男。確かAランク。二つ名は「剣技の天才」だったはず。この街でも剣技の五指に入って、ギリギリ三指に入れない実力者だ。

「本当にいるじゃん。おい、ガチ強、今日は客として来たのか?」

「……いや、私はだいたい客としてしかここに来ないんだけど」

上位ランカーたちからの軽い挨拶を適当に受け流しながら、私たちはようやく奥の席へと腰を下ろした。

「ほら、お疲れ様。メニュー、なんでも好きなの頼んでいいよ」

「おぉ、マジ!? 太っ腹やな!」

意気揚々とメニューを開いたフェリシア。けれど、次の瞬間。

彼女はメニューを凝視したまま、彫像のように無言で固まってしまった。

「どうしたの? 怖い顔して」

「なぁ……オーク肉って、これ……ほんまに食べれるん?」

フェリシアが震える指でメニューの一角を指差す。そこには『特製オーク肉のグリル』の文字。

「結構おいしいよ。……そういえば、あんたがここに来てからずっとキノコか野菜生活だったから、魔物の肉は初めてだったね」

「信じるで。ルナリス、うちは自分を信じるからな。絶対に裏切らんといてや……」

「大丈夫だって。ほら、決まった?」

フェリシアは悲壮な決意を固めた表情で、勢いよく手を挙げた。

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