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オッドアイメイド ーノリの軽い神のせいで異世界行ったら最強になりましたー  作者: 月島 愛羅
第二章 フェリシアの仲間入り!

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メイド、蛙になる

異世界ビンゴも読んでください……!


『異世界ビンゴ! 〜3ビンゴするまで帰れません!〜


https://ncode.syosetu.com/n7813lq/』

(よし、アバター。正しい判断!)

「ちょっ……! ルナリス、アバターの声が全然違うんやけど! 誰やねんその可愛いのは!」

「……本物と区別しやすいように、わざと変えてるの」

「区別しすぎやろ! ギャップが凄すぎて集中できへんわ!」

人を覚えるのが苦手だから、これくらい特徴をつけないと自分でもどっちが分身かわからなくなるのだ。

「風属性、ウィンドカッター」

私たちの会話を断ち切るように、アバターが無機質に魔法を放つ。

追い詰められる前に遠距離から削る。

さすが私の分身、戦い方が合理的だ。

「あ、ガード……っ!」

フェリシアは咄嗟に大きな盾を体の前に構えた。激しい衝撃音が響き、彼女の体が後方へ数メートル押し戻される。

「ちょっ……待って、威力強すぎやん! コントロールできへんって、位置の問題やなくて、火力の調整ができへんって意味やったんか!?」

盾の陰でフェリシアがブツブツと文句を垂れている。そう、そういうことなんですよ。私は常にフルスイングしかできない体質なんです。

「うぅ……なら、次はこっちの番や!」

フェリシアが盾の影から飛び出した。その構えは、先ほどまでとは明らかに違う。

彼女は借りてきた本の知識を、今この場で体現しようとしていた。

「剣技、流星の千剣りゅうせいのせんけん!」

フェリシアが叫ぶと同時に、虚空から無数の光り輝く剣が溢れ出した。ざっと見積もっても千本。そのすべてが、冷酷な切っ先をアバターへと向けている。

(すごっ。この技を生み出した人、マジで尊敬するわ……)

それにしても、魔法の名前はカタカナなのに、剣技の名前は漢字なんだ……。

この世界の言語センス、ちょっと独特じゃない?

迎え撃つアバターは、淀みない動作で魔法を発動した。

「水属性――アクアジェット」

千本の剣に対し、千個の水の弾丸をぶつけるということか。

(いや、いくらなんでも魔法は実体のある剣には負けるでしょ。私のアバターとはいえ……)

そう思っていた時間が、私にもありました。

結果は、魔法の圧勝。水の弾丸は千本の光剣を紙切れのように粉砕し、そのまま空間を制圧したのだ。

(圧倒的すぎる。アバター、あなたの魔法……というか私の出力、やっぱりイカれてるわ)

そして、ずっと構えていた最後の一発がフェリシアの顔面を直撃した。

「ぐへっ」

カエルが潰れたような声を漏らし、フェリシアはそのまま派手に後ろへひっくり返った。

「……うちの負けや。完敗、完膚なきまでにボコボコや……」

大の字になって地面に沈むフェリシア。いや、今の千剣は結構すごかったよ。

十秒ほど死んだように動かなかった彼女だが、突然バネのように跳ね起きると、いきなり私に詰め寄ってきた。

「なぁ、どうしたら勝てるんや!? あんな化け物、攻略法なんてあるん!?」

「……一発当てれば勝てるよ。このアバター、意外と脆いから」

そう、実はこのアバター、出力は私と同様だが、耐久性は紙同然に設定してある。

「一発って言ったって、当たらな意味ないやん! いくらルナリスでも、あんなん勝てへんって……。なぁ、お手本見せてや!」

「……まあ、私が作ったアバターだしね」

負けず嫌いな彼女の熱意に押され、私は腰を上げてアバターの正面に立った。

(自分で自分を倒すお手本っていうのも、変な感じだけど)

「よーい……スタート!」

フェリシアの声が合図となり、私と、私のアバターの「ドッペルゲンガー対決」が始まった。

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