表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

前編

再構築系のお話になります。

こちらの話は人によっては不快に感じられる方も多いので、読んでも大丈夫という方だけお読みいただければと思います。

前編・中編・後編の3部構成です。


設定は変わらずざるですので、ご容赦ください。

「くそっ!なんでまた平均評価ポイントがこんなに低いんだよ!」


 都内のボロアパートの6畳一間の部屋で机をガンガンと叩きながら怒る男がいた。彼の名は矢野大毅やのだいき。彼はとあることがきっかけで小説サイトに小説を投稿するようになった。


 ジャンルは再構築モノ、所謂復縁を題材とした作品を書いては投稿し、毎度のことながら平均評価ポイントは星二つも満たない。


「こんなクソ作品読むんじゃなかったわ!時間返せ!」

「あなたの作品からは復縁することの重さを感じられません」


 書かれる感想は目も当てられないような罵詈雑言ばかり。


「なんで!なんでこんなにいい作品なのに誰も共感しないんだ!」


 もう作品は10作を優に超えているが、全くと言っていいほど評価の向上もなければ読者数も増えない。しかし大毅には書き続けなければならない理由があった。そして小説家として成功しなければならなかったのである。





 矢野大毅にはそれはもうとんでもなく美人な妻がいた。宮前環みやまえたまきという女性だ。彼女とは中学で知り合い、高校は同じところには行けなかったのだが大学で再会することができた。


 中学の時から環のことが気になっていた大毅は同じ高校に進学したかったのだが、彼の学力ではとてもではないが敵わない難関校に進学してしまった故、同じ高校には進めなかった。


 環は中学の頃から顔よし、頭よし、スタイルよし、身体能力よし、性格よしという5拍子揃った高嶺の花だった。自分を驕ることなく、どんな相手にも誠実に対応し、常に向上心をもった本当に皆から好かれる人格者だった。


 もちろんだが大毅のようなできの悪い男であっても優しく接していたため、勘違いをした大毅は環のことが忘れられなかった。


 高校が別になったことで奮起した大毅は高校3年間、ひたすらに勉学に励んだ。それはもう烈火のごとく凄まじい熱量で


「あいつはよう分からんがものすごい強い想いを持っている」

「何か分からないけど応援したくなる」


 と周囲からも一目を置かれるような存在となった。そしてその甲斐あって大毅は環の進学する大学に合格することができた。だがこの時の成功体験が彼の人生を歪ませることになる。


 同じ大学、そして同じ学部になった大毅は環に猛アプローチをした。これまでしてこなかったお洒落にも気を遣うようになり、デートをするにしても環の趣味嗜好を考えてプランを入念に練り、環と付き合いたいがために必死になった。


 最初は環も同じ中学だったということもあり、ただの友人として付き合っていたが、それがいつしか恋愛の情を持つようになり、大毅と結ばれたいと願うようになった。


 ただ大毅は環のそういう感情に気づかず、両片想いの状態が2年ほど続いた。友人達も「いい加減気づけよ」と思うようになり、大毅の親友である間宮次郎まみやじろうがキューピッド役として仲立ちをすることで大学3年でようやく二人は恋人として付き合うこととなった。


 それからの二人はラブラブを通り越して「胃がもたれる」、「苦いコーヒーをくれ」と言われるくらいに甘々な生活を送るのであった。


 そうして大学を卒業し、すぐに結婚をした。大毅は大手のコンサルタント会社の就職が決まり、環は自分の夢でもあった「自分のお店を持ちたい」ということで個人事業主として起業することとなった。


 仕事があるためこれまで一緒にいられた時間が少なくなってしまったことで二人の間には少しずつ亀裂が入り始める。


 初めは環の始めたお店が赤字続きでどうしようもなくなったことが始まりだった。なんとか挽回したいと焦る環は業務に専念をせざるを得なくなってしまった。それを見ていた大毅は環の夢を応援するために自分の稼いだ給料で環の出す赤字を補填した。そしてコンサル会社だったこともあり、大毅が培ったキャリアでサポートした。


 そこから数年かけて環のお店は法人成りできるくらいに急成長を遂げた。支店を出し、テレビなどのメディアでも取り上げられ、どんどんと有名になっていった。


 そうなると環は多忙を極めることとなり、さらに一緒にいることができなくなってしまったのである。この頃の大毅は環の店を大きくしたことと、自分の担当する得意先を成功に導いたことで過剰なほどの自信を持ってしまっていた。そして大毅の営業成績を見ていた同じ会社の女性達からは羨望の眼差しを受けることになった。


 元々できの悪かった大毅からすれば人生最大のモテ期が到来したと勘違いしてしまうほどにモテた。家に帰っても環はいない。もう何か月も会話らしい会話もしていない。一方で会社では女性からの積極的なアプローチが来る。


 大毅と環二人の体の相性は抜群に良かった。しかしもう体の関係もしばらく持っていない。そんな中で大毅は誘惑に負けてしまうのである。そう、不倫をしてしまったのだ。


 一度沼にハマってしまうと抜け出せなくなる。彼女への愛はあるものの、その裏にある背徳感と快楽は大毅にとってはたまらないものだった。二人の体の相性なんてどうでもいいほどに大毅は夢中になっていった。


 不倫が始まってからの大毅はひたすらに相手を求めた。どうせ帰っても環はいないということを理由に大毅は相手とひたすら逢瀬を繰り返したのである。


 一方の環はさらに会社を拡大させ、関東圏では知らない者はいないというくらいの知名度をもつくらいに成長させていた。そのことがきっかけで成功した実業家としてテレビのコメンテーターとしても活躍するようになっていた。


 環はここまで会社が成長できたのは大毅のおかげだと恩を感じていた。だからこそ、その恩を返したいという思いが強くなっていく中で違和感を感じるようになった。大毅の様子がおかしいと。


 初めは環が多忙だからと買って出ていた家事が疎かになった。毎日出される料理が出されなくなった。さらに大毅の営業成績がみるみる落ちていった。あれほど成績の良かった大毅に何かあったのか気になった。そして成績の落ちている理由が分かったのだ。久しぶりに大毅と顔を合わせた時にした匂いで。今まで嗅いだことのない甘い香水の匂いだった。そこから不倫を疑うようになった。


 環はどうしても信じられなかったが、友人に相談したところ、興信所を紹介され調査してもらうこととなった。結果はもちろん黒。環は絶望した。まさかあんなに自分に愛を囁き、体の相性も良く、自分の夢を応援してくれた大毅に裏切られるとは思ってもいなかったのである。


 感じていた恩が憎しみに変わり、復讐してやるという思いになるのは早かった。友人達が環を焚きつかせたからである。その中には二人の仲立ちをした次郎もいた。次郎はとても後悔していた。こんな結末になるなら二人を仲立ちするべきではなかったと。そして環という大事な人を裏切った大毅に失望したのだ。


 それからはあれよあれよと不倫の証拠ができあがり、大毅は環と友人達に囲まれた中で断罪された。どんなに言い訳をしても聞いてはもらえない。積みあがった証拠に何も言えなくなった。とんでもない慰謝料を払うことになり離婚することとなった。親友であった次郎からも絶縁を叩きつけられ、全ての友人を失った。


 不倫が暴露されたことにより、社内での扱いもひどいものとなった。腫れ物として扱われ、不倫していた相手からも愛想が尽きたからと捨てられた。大毅はいたたまれなくなり会社を退職した。


 そこからさらに地獄が続いた。環はコメンテーターをしていたため、有名人となっていた彼女が夫に不倫されていたとテレビで大きく報じられた。そのことにより人格者である環には同情が集まり、大毅は大バッシングを受けることとなった。


 一般人であるにもかかわらず、毎日マスコミが押し掛けてきた。SNSで特定されたからだった。もちろんSNSには誹謗中傷がこれでもかと書かれていた。


 これらのことにより、大毅の心は壊れたのであった。自分が自分でいられるように保つことができなくなっていた。何かに救いを求めたかった。でも誰も助けてくれない。いつまで経っても誹謗中傷は止まない。


 そんな時に出会ったのが小説サイトだった。小説を読んでいる時は嫌なことを忘れられる。だから大毅は小説サイトに没頭した。色んなジャンルの小説を読んでは気を紛らわせていた。


 読んでいた小説が書籍化し、やがてはコミカライズやアニメ化されるのを眺めていると自分も作品を書いてみたくなった。自分も書けばいつか有名な小説家になれるんじゃないかと思った。また、なぜ自分が不倫をしてしまったのかを聞いてくれなかった思いや自分の中にある心の内を全て曝け出したくなった。


 こうして書くことが大毅の救いとなった。ただひたすらに思いを書き殴った。できあがった初めての作品はもう作品としては成り立っていなかった。自分の思いの丈をぶちまけただけの文章だった。それだけで大毅は満足だった。吐き出すものを吐き出せたところで大毅の中にある想いが芽生えた。


 「環とやり直したい」と。


 なぜかは分からない。急にそんな想いに囚われてしまったのである。そして大学合格の成功体験が大毅に囁いた。必死になって頑張ったから報われだろと。いつか絶対相手に伝わる。だから書け、小説家になれ、有名になれと。





 今の大毅はただ自分の内にある想いを文章にして作品を作っている。環と復縁したい。だから再構築モノを書いている。しかしコンサル会社にいた時についてしまった過剰な自信が邪魔をしていた。自分の作る作品は最高のものだと。だから改善がないし、つけられる評価や書かれる感想を受け入れられないでいる。


 書いても書いても改善されることなく酷評されるという負のスパイラルが続く中、大毅はどうすれば高評価をもらえるのか、読んでよかったという良い感想がもらえるのか全く分からなかった。


 そんな時だった。いつものようにドアがコンコンとノックされた。不倫騒動が報じられてもう1年近く経っている。にもかかわらず今でも執拗にマスコミが取材しようとやってくるのだ。だから大毅はいつものマスコミがまた来たかと思っていた。


「おい大毅!俺だ!間宮次郎だ!いるなら開けてくれ!」


 まさかの元親友の次郎だった。大毅は絶縁を叩きつけられた次郎が来るとは思っていなかったので思わずドアを開けてしまった。


「おう、久しぶりだな。元気にしてたか?」


 次郎の顔はあの断罪された時とは違って穏やかな表情だった。大毅は何か言われるんじゃないかとビクビクしていたのでその表情を見てホッとした。


「その顔を見る限り、元気ではなさそうだな。とりあえず中に入れてくれ」


「ああ、部屋は汚いがそれでもいいなら入ってくれ」


 散らかった部屋でもお構いなしに部屋に入った次郎。ごみをどかしながら自分の座るスペースを確保した。


「それで絶縁叩きつけた相手に何の用なんだ?」


「ある人がな、お前のことが心配になったみたいで様子見てきてくれって頼まれたんだよ。来てよかったわ。お前、死にそうな顔してるじゃねえか」


「ある人って誰だよ?」


「それは守秘義務で言えないんだ。許してくれ。それで今どんな生活してるんだ?」


 小説を書いている、とは言えなかった。あまりにも恥ずかしかったからである。しかし、何も言えないでいると次郎が大毅の向こう側にあるパソコンに目をやった。


「パソコンで何やってんだ?……ってお前小説書いてるのか?」


 ほんの数秒でバレてしまった。大毅は知り合いに自分のやっていることが知られるとは思ってもいなかったのでめちゃくちゃ恥ずかしくなった。


「ちょっと読ませてくれよ」


「いや、だめだ!読まないでくれ!頼む!」


「いやだね!」


 そう言って次郎は大毅を押しのけてパソコンの前に陣取った。


「ほうほう、アカウント名は『ヤダイ』ね。あとで小説読んでみるわ」


 大毅は次郎に怒りを覚えた。


「もういい加減にしてくれ!絶縁叩きつけた癖に勝手に俺のプライベート覗いてきやがって!二度と来ないでくれ!」


「……、すまんかった。都合が良すぎだよな。分かった。帰るよ」


 そう言って次郎は帰っていった。と同時に大毅はめちゃくちゃ焦り始めた。自分のアカウントがバレたということに。作品は全て低評価で再構築モノ。知り合いに見られたら絶対にバカにされると思うと気が沈むしかなかった。


ピコン!


『さっきは悪かった。お前の作品読んだよ。それでこれはおせっかいかもしれないけど、これ読んでみ?』


 それから3時間ほど経ってからメッセージが届いた。次郎からだった。謝罪のメッセージと共にURLが載せられていた。大毅はそのURLをタップしてみた。とある小説が現れた。


『どうしたら許してくれますか?』


 というタイトルの小説で、タグには『復縁』と書かれていた。どうやら再構築モノのようだった。大毅は興味が湧いたので読んでみることにした。





 大毅は涙を流していた。止めることができなかった。胸が押しつぶされそうだった。全200話もある作品だというのに読み始めると止まることなく一気読みしてしまった。それほどまでに大毅にとっては衝撃的な作品だった。


 この作品は女性側が不倫をしてしまい、別れることになった男性ともう一度やり直すという内容だった。要約すればこれだけだ。しかしこの作品は女性側と男性側の心情、そして再構築までの過程がとても丁寧に、かつ繊細に描写されていた。


 大毅はこれまで自分が不倫をしてしまったことに対する言い訳ばかりを書き連ねていた。それがこの作品では不倫されたことによる相手側の心の壊れ方がまるで自分のことのようにありありと描かれていたのだ。そう、この時大毅は環を自分が思っていた以上に傷つけてしまっていたことに気づいたのである。


 大毅は罪の意識が強くなり、不倫した側の心情の描写とリンクしてしまったのである。自分がどれほどの罪を犯してしまったのか、そしてそれは決して赦されるものではないことを理解したのだ。


(そうか、俺が全て悪かったんだ。それなのに俺は自分のことしか考えていなかった……)


 独りよがりの想いだけで書いてきた再構築モノ。読み返してみれば低評価なのも酷い感想が書かれるのも今では分かる。


(俺は最低だ。ただこの作品のおかげで何をしないといけないかというのは分かった)


 過剰についてしまった自信も全て打ち砕かれてしまった。全くもって邪魔なものだったと反省することができた。


 それからの大毅は人が変わったかのようにひたすら小説を書くことにした。まずは再構築モノではなく、ちょっとしたくだらないけどクスッと笑えるような作品やほのぼのとした日常系の作品を書くようにした。


(まずは書く力をつけよう。そのためにはたくさんの作品を書いて感想をもらって改善していこう)


 どんな作品に対しても『今後の参考にしたいので感想をいただきたいです』と入れるようにして書かれた感想に対して誠実に対応した。


(他の先生達の書き方を参考にしよう。それともっと再構築モノを読んで相手の気持ちをよく知ろう)


 人気のある小説家の作品から盗めるものは盗み、表現の仕方や描写も勉強するようになった。また文章の書き方を上達させるために参考書なども読むようになった。


 そうしてひとつ、またひとつと作品を書いていく内に徐々に評価が上がっていった。そして感想も罵詈雑言ではなくアドバイスや面白かったという感想をもらえるようになった。


(よし、ここからは再構築モノを書き続けよう。そしていつか環が俺の作品を読んで赦してくれるまで俺はひたすら贖罪をしていこう)


 次郎に勧められた作品を読んでから知り合いの誰からもバカにされるような連絡はなかった。もうとっくに愛想を尽かされているのもあるだろうが、次郎が自分のアカウントを広めていないんだろうと推測した。だから環にこれらの作品が大毅の書いた作品であると認識されてもいないだろうし、されなくてもいい。


 不倫した側が犯してしまった罪に対して真摯に向き合い、赦されるように行動するまでの過程をしっかりと丁寧に書くように心がけた。そして傷つけた相手への心の傷は消えることのないものだ。だからもう一度やり直すということの難しさをしっかりと入れながらも最終的には復縁するというストーリーを作り上げた。


 もちろん、誹謗中傷の感想もある。そんな甘くはないと書かれることもある。それでも真摯にその感想と向き合い、参考にして書き続けた。そうする内に、大毅は知らずの間に「再構築モノの第一人者」として認められるようになっていたのである。


 平均評価ポイントも星4つを切ることはなくなった。感想も概ね良い、面白かったなどの感想が書かれる数が多くなっていた。そしてついに出版してみませんか?という打診があった。


(いやいや、俺のような一度過ちを犯した人間が表に出るわけにはいかない)


 大毅は書籍化の打診を断った。相手側もまさか断られるとは思ってもみなかったみたいで必死に食い下がった。出版社とのやりとりはしばらく続き、平行線を辿っていた。


 どうしたらいいのか分からないでいた時に大毅の頭に次郎のことが浮かんだ。元々は次郎のおかげで目を覚ますことができた。そしてその贖罪は相手が赦し、赦されてからも一生をかけて行うものだと気づかされた。一度相談してみようと思い、メッセージを送った。


『久しぶり。すまない、こんなおこがましいことをいうのはなんだが、相談に乗ってほしい』


 メッセージを送信する。するとものの数秒で返信が返ってきた。


『もちろん。俺で良ければ』


『実は出版社から書籍化しないかと打診を受けてるんだ。引き受けるべきかどうか悩んでいる』


『すごいじゃないか!実はな、あれからお前の作品は読ませてもらってる。どの作品も俺にとってはすごくいい作品だと思っている。だからそんな作品を世に出してもいいんじゃないか。あくまで俺の一意見だから参考程度にしておいてくれ』


『分かった。ありがとう』


 こうして次郎に背中を押された大毅は書籍化することを決意するのであった。





 書籍化するにあたり、WEB版で書かれている内容に加筆・修正する必要があるので、そういう作業には非常に苦労した。編集者との打ち合わせもあるのでかなり骨の折れる仕事だった。しかし、とてもいい作品に仕上がったと手ごたえは感じていた。


 活動報告にも書籍の発売日などを告知し、発売日されてから3日目となる日だった。


 ドアがコンコンとノックされた。ちなみに次郎が訪れてからさらに2年近く経っているがいまだにマスコミが押し掛けてくるのだ。流石に慣れたのはあるので、ドアを開けた。


 ドアの向こうにいたのは、自分が裏切って途轍もない傷をつけてしまっていた環だった。

中編に続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ