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11 雷電頸飾

カーム「お前やニッグは、厄災とどういう関わりなんだ?」


プルーレ「厄災は一部の人間を超強化し、狂暴化させる。」

「どういう人間がそうなるのかは解らない。」

「レヴァーヴは選ばれたって言ってたけど、どうだかな。」


アディル「厄災の正体は、レヴァーヴなのか?」


プルーレ「さてね。アイツが選ばれた人間を集めて仕切ってたのは確か。」

「それ以上は解らない。」


カーム「あ、あと鮮血のレイーユって何?」


プルーレ「僕も彼女と同じレザーの人間でね。」

「最強の人造人間にして究極のキラーマシン・鮮血のレイーユ。」

「そう言われていた。」

「選ばれた人間3人でレザーを攻めたんだけど、他の2人はレイーユにやられた。」


カーム(本当のレイーユはヤマオーさんより強いのか?)

(それとも、選ばれた人間の中でもニッグは特別なんだろうか?)


プルーレ「質問は終わりか?」

「眠くなってきた、多分、次の質問が最後だぜ。」


カーム「お前たちの組織のことを教えてくれ。」

「レヴァーヴがボスで、他に偉いヤツは?」

「お前たちは水の国を拠点にしているのか?」


プルーレ「人間の統領がニッグってヤツだ。」

「僕ら以上にバーサーカーって感じだが、僕らよりワンランク格上って感じ。」

「水の国の近くの塔に僕たちは集まってた。」


「僕たちも精霊具を集めるように言われている。」

「でも、強いヤツほど狂暴で衝動に支配されてる。」

「精霊具がありそうな場所に行こうってのは、ボクみたいな下っ端だけだろう。」


その後、プルーレは静かになった。

死んだのではなく、寝たようだ。

もう死ぬようなことを言っていたが、普通にそのうち目を覚ましそうだ。


アディル「良いヤツではないのだろうが、トドメを刺す必要もないだろう。」

「放っておこうか。」


レイム「ですね。一応、情報くれた恩があるし。」

「はぁ、相手は精霊かー。」

「どうやって倒せば良いんだろ。」


カーム「今の俺たちに出来ることは、精霊具を集めること。」

「そっから先は、集めてから考えれば良いよ。」


レイム「へー、適当だけど結構考えてるんだ。」


カームたちは、倒れているプルーレを放置し、先に進む。


レザーはリーエス以上に荒れ果てていて、精霊台が見つからない。

人の気配もなく、途方に暮れた。


カーム「見つからない場合は、どうすれば良いかな?」

レイム「必ずあるのかな?」


アディル「人間の力で動かしたり壊したりは出来ないハズなのだが・・・。」

「精霊なら壊したり動かしたり出来るかもしれない。」


レイーユ「精霊具は、精霊にも神にも壊せない不変の存在。」

「精霊具を揃えるのを妨害するなら、精霊台を壊すのは有効。」


アディル「むぅ、先にコキュートに行くか・・・。」

「うーん、でもなぁ。」


レイム「コキュートってスウェンの町ね。」

「カリウが向かった先。」

「アイツが氷のキーパーと一緒に現れるなんてミラクル、ないよねー。」


カーム「危ない!!」


カームはレイムを庇って吹き飛んだ。

不気味な人形のスライムが攻撃してきたのだ。


カーム「くそ、身体がちょっと動かない。」

レイム「ごめんね、カーム。」

「何なのコイツ、魔物?」


アディル「私はこの世界の魔物は一通り把握しているが、こんなヤツは知らない。」

「新型の魔物の可能性もあるが・・・。」


カーム以外の3人で人形スライムと対峙する。

人形スライムは、触れたものを吹き飛ばす水滴を放つ。


3人はそれを避けながら様々な魔法で攻撃するが、効果はないように見える。

アディルの爆弾を直接喰らって粉々になっても、元通りに戻ってしまう。


レイム「どうしようか、コイツ不死身なのかな。」

アディル「そうだな、戦いながら色々試すしかない。」


レイーユ「人形スライム、魂の量が人より多い。」

「コイツは魔物じゃあないね。」

「小精、精霊具での攻撃が有効。」


アディル「レイーユ、記憶が戻っているのか?」

「ここに来てから、何か違うよな。」


レイム「それより、コイツには精霊具が有効なんだってよ。」

「そーと解れば話は簡単、行くよー!!」


しかし、レイーユは敵に突っ込もうとするレイムを制止した。

レイーユ「わたしがやる。任せて!」

レイム「それは良いけど、レイーユ精霊具ないじゃん。」


レイーユ「大丈夫。」

そう言ってレイーユは人形スライムに突進する。

そして、スライムに手を突っ込んだ瞬間、激しい光が周囲を包んだ。


レイーユ「お前の中に雷電頸飾がある。」

「内側から焼き尽くしてやる。」


暫くすると、雷電頸飾を装備したレイーユが人形スライムから離れた。

レイーユは手から電気を放ち人形スライムに更に攻撃を加える。


これが雷電頸飾の能力。

装備した人間は、電気を纒い操ることが出来る。

最初の攻撃で大きくダメージを受けた人形スライムは、動きが鈍り、レイーユの攻撃を何度も喰らって沈黙した。

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