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循環

作者: 神原 真生

霞は

ゴボウ畑を飲み込み

免疫力を高める。

カラスの羽に

ごま油を垂らせば

メダカの瞳が映り込む。

かごの中をご覧なさい。

五時から逃れられない囚人。

軒先から出てくる

悩み無き

カスミソウの花束。

野山には

鳥の群れと

利用しようとする

よからぬ迷いが住む。


いつ出会うかわからない。

辻褄なんて合うわけが無い。

いつでもそこにあるのに。

ついには見つけられない。

出会うはずの無い鏡の国の主。

会ってしまったとしても

植え付けられるだけの迷いという狂気。


後ろには森が

城の中には海が広がる。

炉の中に薪をくべよ。

野原の木を切り倒し

正直者は馬鹿を見る。

面と向かって申す者は

弾丸の圧力に負ける。

安全に生きるには

冷酷な迷いを胸に宿すことだ。


良ければ感想どうぞ。


意味不明とか、意図はなに?とかいう質問は受け付けておりませんのであしからず。

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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 奥の深い詩ですね。 羅列する言葉に不思議な魅力を感じました。 こうした世界観は嫌いではありません。 斬新ながら新鮮でした。
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