第九話・誰?
後書きにお知らせがございます。
ご覧ください。
「むむ〜」
こんちは。愛華でっす。
今日は休日なので、部屋でごろんごろんしております。
「あの男の人〜誰なんだろ〜気になる気になる〜」
そう、昨日会った男の人が気になって、ごろんごろんしているのです。
「うー、誰なんだろー。彰吾兄じゃない事は確かなんだけどなーごろごろ」
ごろんごろんごろんごろんごろんごろんごろんごろんごろん!!
「気になる〜!!」
もう気になって仕方ありません。こうなったら!!
「思い立ったが吉日!!」
ちょっと意味は違うけど、私は家から飛び出して、彰吾家に向かいました。
「てめえなんぞに用はない」
プツッ。
彰吾の家に着き、インターホンを鳴らしました。そこまでは良かったのですが・・・・・
「もしもし、上月愛華と申しますが」
「テメーなんかにゃ用はねえよ。さっさと失せろ」
といわれ、追い出されてしまいました。
そして、結局は家に逆戻り。
「くっそぉぉお!!」
そして、今はまたベットの上。
また彰吾の家に行っても、また追い返されそうですし、ここでのんびり過ごすとしましょう。
絵美奈と遊ぶ計画も、ないしね。
しばらくはこんな日常、続きそうです。
でもこれでハッキリした。
あの人は、彰吾のお兄さんじゃないということ。
かといって、あたしが知ってるような人でもない。
あなたは一体、誰?
――――兄貴、上月愛華を助けたって、ほんとか?
――――ああ、本当だよ。大切な遊び相手を、逃すわけにはいかないからね。
――――でも、あのままにしておけば―――――
――――心配要らない。遊んだあとは、きちんと葬るからね。
――――葬るって、墓場に?
――――墓場というと、そうだろうね。
―――――“絶望”という名の、墓場に―――――
誠に申し訳ございません。
学業が忙しくなってまいりました。
このままでは、小説の更新が危ういところです。
なので、作者が現在書いている四作品すべてを、少しの間休載ということにしたいと思います。
勝手ではございますが、一〜二週したら復帰いたします。
ご了承ください。