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大罪の魔神王  作者: ひなた 奏
序章 新たな魔神と新たな勇者
4/21

4話 魔神

遅れてすみません。最近、リアルの方が忙しく執筆の時間が取れませんでした

これから不定期更新になるので、お待ちいただけたら嬉しいです

それでは、どうぞ!

 意識が覚醒したレイの前には、薄い黒褐色の肌をした5人の男女がいた。


 中央にいた一番豪華な服装をし、尋常でない雰囲気を纏った男が一歩レイの方に踏み出す。


「よくぞ、来られた。真なる魔の王よ」


「……?」


 真なる魔の王と言われ、よく理解できずにレイは首を傾げる。その様子に男は納得するように一度頷いてから、再度口を開いた。


「意識が覚醒したばかりで少し頭が混乱しているようですね。では、まず私たちの紹介をしましょう。私は、今代の【魔王】フェリグリス。人族を中心とした連合軍との戦争の指揮を執らせていただいております。雷の上位属性である天属性が得意としています。お見知りおきを」


「次は私ですな。私は、魔王様の秘書をさせていただいているデルガと申します。水の上位属性である氷属性を得意としております。又、魔王軍四天王の1人でもあります。以後、お見知りおきを」


「次は俺か。俺はバイガス。魔王軍『武』の軍を任されている。それに魔王軍四天王の1人でもある。得意な属性は、炎の上位属性である爆属性だ。これからよろしくな」


「次は私ですね。私はクミトスといいます。魔王軍『運』の軍を任されております。バイガスと同様魔王軍四天王の1人ですね。得意な属性は、強いて言えば風の上位属性である嵐属性ですが、私はユニークスキルの〈鳥かご〉の方を頻繁に使用しております。もちろん、同時に使用する時もありますが。これから宜しくお願いいたします」


「最後は私ね。私はスイカ。魔王軍『隠』の軍を任されているわ。そして最後の魔王軍四天王よ。得意な属性は、岩の上位属性である星属性ね。これから宜しくお願いするわ」


 フェリグリスたちの自己紹介が終わる頃には、レイも落ち着き、事態を飲み込めた。


「ご丁寧にありがとうございます。私は――」


 レイもフェリグリスたちに倣って自己紹介しようとしたらフェリグリスに止められた。


「無理をしなくても結構です。自然な、普段の話し方で結構ですよ」


 レイが無理をして話していることに気が付いたのだろう。この提案を実際助かった。レイは敬語というのが苦手である。折角提案してくれたのだ。レイは普段通りの言葉遣いでいくことにした。


「ご丁寧にどうも。俺は影――レイという者だ。少し前までは一般人だったんだが、今は魔神になっている。魔族の味方になるつもりなので、よろしく。それで、真なる魔の王って何だ?」


レイは最初から抱いていた疑問を口にする。それにはフェリグリスが答えた。


「真なる魔の王、とは、全ての魔の者――つまり私たちのような魔族や魔物の頂点に君臨し、導く者。だそうです」


「? わからないのか?」


フェリグリスは頷く。


「正直に言うと。【魔神】ラプラスが残した預言でそう言われていますから」


【魔神】ラプラス。それは、レイの知識の元となっている者の名だ。【カルゲン】の知識は手に入ったが、肝心のラプラスのことは何もわからないままだった。


「なあ、その【魔神】ラプラスのことについて詳しく教えてもらってもいいか?」


 フェリグリスが頷き、説明を始める。

 

 結果、わかったことは、

 ラプラスは、500年前に栄華を極めた魔神であること。

 当時の魔の者たちと破壊の限りを尽くしたこと。

 女神族との戦争に敗北し、神によって異なる世界に送られたこと、だ。


 何故、レイの頭の中に入り込んできたのがラプラスの知識だったのかはわからないが、ラプラス自身のことについては知ることができた。

 レイが少し考えこんでいると、フェリグリスがある提案をしてきた。


「【魔神】レイ様。申し訳ないのですが、私と手合わせしていただけませんか?」

戦闘描写までいけませんでした。

次話は少し戦闘描写が入ります。

本格的な戦闘までしばしお待ちください。

次話から文量を増やします

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