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猫の妹を愛でる日ときいて。

作者: SI

2月22日は猫の日ときいて書いてみましたー

猫×妹=神

俺が家に帰ると、妹が出迎えてくれた。猫耳メイドした姿で...


「どうした?まじで」


「2月22日は猫の日らしいので、私も便乗してみようかと...」


「いや、便乗の仕方が明らかに間違ってる気がするんだが」


「うぅ〜。私も恥ずかしいんですよ」


「じゃあ、やらなきゃいいのでは...」


「ネットで調べたら、男の人はこれが喜ばれると書いてあったものですから...やっぱり、変ですよね」


妹は悲しそうな顔をしている。兄として、ここは妹を褒めてみよう。


「いや、そんなことないぞ。似合ってる。可愛い。」


すると、妹の表情がパアッと輝いた。可愛い。


「そ、そうですか!?やった!」


可愛い。


「なあ、少し撫でていいか?」


「えっ、どこをですか?」


「頭に決まってるだろ」


頭以外、どこを撫でろと...


「いかがでしょうか、妹さんや」


「.....んっ、最高です。兄さん」


妹の顔はとても幸せそうだった。そんな表情を見たら、こっちもほっこりしてきた。


「兄さん、もっと近くに寄ってもよろしいですか?」


「あぁ、おいで...」


そう言うと、妹は俺の胸にすっぽりとはまった。


「ギュッてしてください」


「おう.....妹は細いな」


「ありがとうございます。兄さん」


それから、数分たち...


「提案なんだけどさー」


「はい、なんでしょうか?」


「せっかくメイド服着てるし、なんかご奉仕してよ」


「ご奉仕ですか...」


すると、妹は顔を赤らめた。いや、なんでだよ。


「というわけで、まずは何する?」


「考えてないのですか?」


「メイド喫茶とか行ったことないしなー」


「お父さんなら、わかるのではないでしょうか?」


「なぜに親父?」


「メイド喫茶のメイドさんの名刺をお父さんの財布に入っているのを見たので」


親父ぃ!


「見なかったことにしてあげような。俺も聞かなかったことにしとくから...」


「なら、ベタだけどオムライス作って。ケチャップハートと愛情も込めて」


「私、貧血なのであまり血は使いたくないのですが...」


「血のケチャップとかどこの業界のデレだよ...」


「じゃあ、どうすれば愛情が込まれるのですか?」


「おいしくなーれ!萌え萌えキュン...って、俺がやったら気持ち悪いだけだろ!?」


「兄さん可愛い...」


「兄としての威厳がなくなる」


「では、オムライスを作りましょう」


「材料を用意します!そして、完成したのがこちらです!」


「待て待て待て。ツッコミどころがありすぎる。どうして、オムライスを用意できた?」


「この姿になろうと決めたときから、ここまでの流れは読んでいました。それが、理由です」


「なん...だと」


「だって、私たち、兄妹ですから!」


「まじか、兄妹ってすげぇな」


「ということで、兄さん。オムライスを食べましょう」


「おう。だが、ケチャップがかかってないなー」


「任せてください。ごほんっ.....おいしくなーれ!萌え萌えキュンにゃ♪」


「ぐはっ!?」


「萌え死んだ...」


「兄さーーーーん!!」


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--

「では兄さん。茶番も終えたところでいただきましょう」


「まあ、俺は妹が可愛かったから続けてもよかったけどな...」


「えへへ、うれしいです」


「可愛い」


「もう、兄さんは私を褒め殺す気ですか?」


「案外幸せな死に方かもな」


「兄さん。はい、あーん」


「あーん.....うまいな」


「愛情をいっぱい込めましたから」


「じゃあ、俺もお返しに。あーん」


「あーん...って、ご奉仕じゃなくなってるじゃないですか!」


「御恩と奉公だよ」


そして、オムライスを食べ終え...


「兄さん。何かしませんか?せっかくの猫メイドですし」


「じゃあ、これなんてどうだ?」


兄は猫じゃらしをひょいひょいと動かした。


「猫じゃらし...なるほど。それっ!それっ!にゃー」


猫じゃらしに戯れてる妹可愛い...


「なあ、やっぱり最初に戻っていいか?」


「最初ですか?」


「あぁ、可愛いすぎて無性に撫でたくなってきた」


「では、お願いします」


「いい撫で心地だ...」


「兄さんは頭を撫でるの上手ですね」


「気持ちいい?」


「はい、とても...」


「ギュッてしてください」


「はいよ」


「なんだか、眠くなってきました...」


「じゃあ、寝るか。離すぞー」


「あっ、あの兄さん。今日は一緒に寝てくれませんか?」


兄の袖を掴んで、上目遣いをしておねだりする妹。断れるはずもなく...


「今日だけな」


「はいっ!」


「じゃ、部屋行くぞー」


「兄さんの部屋ですか?」


「嫌なら、妹の部屋でもいいけど...」


「いえっ!兄さんの部屋がいいです!兄さんの部屋じゃなきゃダメです!」


「お、おう。わかったよ」


「じゃ、行くか」


「.....。」


「どうした?」


「兄さん、おんぶしてください」


「今日は甘えん坊だなぁ」


「今日の私は猫ですから」


「猫ってツンデレって聞くけど?」


「はっ...ごほんっ。べ、別に兄さんと寝たいわけじゃないんですからね!」


「おう、そっか。じゃあ、1人で寝るわ。おやすみー」


「兄さんのいじわる...」


「わあー!泣くな!俺が悪かった!ほら、よしよし」


「じゃあ、おんぶして連れて行ってください」


「わかったよ。お姫様...」


兄は、おんぶではなく、お姫様抱っこをした。


「ふえっ?に、兄さん!?」


「どうした?おんぶの方がいいか?」


「いえっ、大丈夫です。むしろ、ずっとそうしていてください!」


「それは、俺の腕が死ぬ」


「ていうか、妹。その格好で寝るのか?」


流石に、猫メイドのままは寝れないだろう。


「そうですね。では、行き先変更で、まずは私の部屋へ行きましょう」


「りょーかい」


「じゃ、着替えたら呼んでくれ」


数分後、着替えた妹呼びにきた。パジャマは猫耳フード付きのモコモコしたやつだった。


「そんなの持ってたのか」


「はい。この日のために買いました」


「ガチ勢だな」


「兄さんとこうやって甘えられるのはこういう日ぐらいですから」


「いや、言ってくれればいつでも甘えてもいいぞ」


「いいんですか?」


「もちろん。妹に甘えられて嫌な兄なんていないさ」


「じゃあ、これからも毎日一緒に寝てくれませんか?」


「いいぞ」


「うれしいです」


「では兄さん。また、お姫様抱っこで移動させてください」


「あいよ」


そして、兄の部屋...


「到着!」


そして、2人ベッドの中に入り...


「じゃ、おやすみー」


「あの、兄さん。少し、目が覚めたので...」


「うーん。なにする?」


「じゃあ.......にゃーん♪」


このあと、めちゃくちゃイチャイチャした。



ちょっと眠くて、文が雑な気がします。あと、ギリギリ22日に間に合わない気がします。まあ、いっか...

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