ヴァンパイアの誘い
昼はドタバタしていたが、もうあっという間に夜になっていた。女は思った。「そういえば、あのヴァンパイア、昼のとき、なんであんなに動けたんだと…つまり、夜はもっと動けるってことか…」と言った。お風呂に入ろうと女はお風呂場に向かった。
お風呂場に着き、ドアを開けようとしたその時、エリスが強く腕を引っ張った。「いやっ、な、なに!」とふり返るとそこにはあの男がいた。「俺もちょっと入りたい」と言われそのまま男のペースにのみこまれた。「はぁ~、あったまる~!」と言うと、急に私を湯船から上がらせ、エリスはうしろに回り込んで女の首筋を舐めた。「きゃっ!な、なんなのよっ!き、急にっ…」「ちょっと、美味しい匂いがしたから…マジでお前の血、頂戴♪くれなかったら、俺の奴隷になるからね?」と言った 「…」「す、少しだけなんだ…」「ちゅゅぅぅっ」女が、少しだけなんだからね!という前に吸われた。「んっ、美味しい♪」とエリスは満足していた。「名前、なんて言うの?」と言った。「結木 美夏…ヒキニート…」と言った。「ええっ!ヒ、ヒキニート?それって引きこもりのニートってことでしょ!?あはははっ!」思いっきり馬鹿にされた。それはしかたがない。だってヒキニートだから…「改めまして、俺は白銀エリス、今日言ったようにヴァンパイアのドSです」(自分でドSって…)と美夏は思ったが「まぁ、よろしく…」と言った。「ねぇ、お風呂一緒に入ったんだから、一緒に寝よう!」「エリスはエリスの部屋を用意してるから、そこで寝なさいよ!」「えっ、無理。俺が無理」「もう…なんなの!エリス!本当につきまとって来ないで!」「だぁ、かぁ、らぁ~、俺が無理っていってるでしょ?はい、決まり♪」「…」