表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

初戦闘

森を出て一時間、何にも出で来ない。

「なぁ、魔物そこまで多くないのか」

「いいえ。魔物と一括りにするなら世界で一番多いいのですが…」

だんだん声が小さくなる。

魔物が居ないのはいいことだがこれはこれで不気味である。まず魔物が出てこない理由は何か。第一に俺のチート能力が殺気として出てきて魔物が近寄ってこない。第二はもともとこのあたりに魔物が少なく気性も穏やかだから。第三に最近一斉の魔物駆除が行われた。

しかしこれらはすべて違う。一はルルリエの言う事には高い知能をもつもの以外は人を見つけ次第襲ってくるらしい。また、知能の高い魔物は人型で人みたいに村を作っているため森に居ることは少ない。どちらかといえば町に居るほうが多いいらい。人型じゃなくても知能の高い魔物もいるが数が限られて、ダンジョンの奥などに居るらしい。

ダンジョンとは凶暴な魔物がいるらしい。というよりダンジョンは魔物を凶暴化させるらしい。そのメカニズムはいまだ解明されてないとか。一説にはダンジョン内にある濃密な魔素が関係してるとかしてないとか。(byルルリエ)

脱線してしまった。

二はさっきも言ったとうり人を見て襲わない魔物はいないらしいからなしだ。しかし例外はいる。それは強力な魔物に支配されている場合と魔物使いに使役されている魔物である。案外魔物使いにはあこがれが無理だそうだ。特別な儀式を十五歳までにしないといけないらしい。まあ再設定でなんとでもなるだろう。

三は一番近い村でも三キロ以上もあるから村に被害を与えることはほぼないらしい。

ではなぜ魔物が居ないのか。調べればわかるだろうが先に村に行くことが先決だろう。とりあえずはむs≪Gyaaaaaaaaaaaaaaaa≫

「な、なんだ」

突然の獣の声。しかも地を震わせるような大声。普通なら足が竦むような状況なのに俺はまったく恐怖を覚えなかった。それどころか胸の奥から熱い衝動のようなものを覚えた。

「御主人様魔物ですそれも大型のようです。的は大きいですが攻撃力も高いので気お付けてください」

言い終えると同時に魔物が姿を表した。その姿はイノシシのようだった。しかし細かいところが違う。まず全体的にうすい青色でブルーサファイヤのような角が生えていた。足もブルーサファイアのようなものに覆われていた。最後に約十メートルはあった。

イノシシモドキが突進をしてきた。とっさに剣を構えたが軽々と弾かれた。どうしたこういうときのチートだろ。俺はがむしゃらに剣をふるうがまったく効いていない。

「御主人様離れてください。ホーリィレイン」

ルルリエが言うとイノシシモドキに光の矢が突き刺さった。しかしまだ攻撃を仕掛けてくる。どうするどうする。俺の中には先ほどの高揚感は消え不安に満ちていた。

「意識を集中してください」

ハッとした。そうだここで死んでたまるか。

先ほどとは違い意識を集中させる。すると体が自然に動き始めた。踏み込むと一瞬で足元につき切り込む。切れ味最悪なはずなのに足に切りつきそこから血が噴き出した。バランスを崩しながらも足蹴りを繰り出してきた。それを最小限でかわして…跳ぶ。そして顔面に剣を突き刺した。

イノシシモドキは動きを止め光となり消滅した。

ポーン

『レベルが上がりました

 Lv.1→Lv.45

 ステータスはカンストしています

 SP(スキルポイント)獲得135

 称号を獲得しました

 森の主を仕留めし者

 下剋上

 ポイントを獲得しました+36』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ