人型兵器 概説
・ドラグーン・アサルトとは? Armored Assalut Type-Dragoon
ドラグーンとは、汎用宙間兵器群≪アーマード・アサルト≫の一種であり、その中でも特に、現代最強と称される人型兵器群の総称である。
全高はおよそ6m~7m程度が主流で、両腕にマニピュレーターを装備し、高分子人工筋肉による柔軟かつ高い運動性を保有する。重量はおよそ10t(非装備時)~20t(限界重量)程度、動力源はEC機関。
地上にあっても高い運動性能を発揮するが、その性能は飛行時、及び宇宙空間領域において真価を発揮する。
ドラグーンは全身の各所に、6個~20個にも及ぶ大量のスラスターを設置されており、それを同時、及び連続的に使用することで圧倒的な機動性を発揮する。
その加速力は100m/s²(10G)以上にも及び、高性能な重圧軽減装置や、装着するパイロットスーツによって大きく軽減されなければ、この兵器を扱うことは到底不可能である。
また、それを連続的・同時に用いるほどの膨大な出力は、EC機関でなければ獲得不可能であり、そして同時に、EC機関はドラグーン以外……即ち人型兵器以外に搭載できないという欠陥を持つ。
・ADOS / Armored Dragoons Operating System
ADOSとは、ドラグーン機の機体管制に使用される戦術管制システムのこと。
それぞれのドラグーンにインストールされており、戦術データリンクや各種火器管制、AIや操縦系統(CASTシステム)を内包する。
一般に、各企業や国家が開発した様々なADOSが存在し、月面連合の諸国家が使用する主なADOSはD-CAOS管制システムである。
また、現在のCASTシステムに代表されるような、神経補助操作系統(S.B.M.I)にかわる新たなB.M.I操作系統の開発は、現在のADOS関連開発におけるもっとも先進的、かつ注目を集める分野である。
・D-CAOS / Dragoon - Control Assalut Operating System
D-CAOSとは、エイドスの一種で、月面のクルス科研により開発されたもの。もっとも有名、かつ一般的とされるADOS。
主に、日本、G.Uを始めとしたL1、L2各国で使用されている。
現在の最新バージョンは【CC-ADOS-5/D-CAOS 210】である。
携帯より。変なところがあればご指摘ください。