表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/71

第46話

第46話


旅行3日目、今日は夕方まで自由に過ごすことになった。夕方には花火大会も始めるのでそれまで好きなように行動し6時くらい集合するようにしたのだ


はる姉と美里先輩そして亜姫は、昨日言ったショッピングモールに買い物に由香ちゃん、美奈ちゃん、優菜ちゃんは、海に遊びに行った。


僕と渉は、旅館でのんびりしている


「はぁ~暇だなぁ~」


渉がマンガを読みながらそう言った


「暇ならどこか行けばよかったじゃない」


「一人でどっか行っても退屈だろ」


「まぁ、確かに」


「なぁ、和人ナンパでもしに行かね~か」


「なんでそうなるのさ」


「だって暇だしよ~」


「もっとマシな事考えなよ」


「じゃあ、なんかあんのかよ」


「う~ん、ナンパはともかく海に行けば時間つぶせるかもね」


「そうかぁ?」


「どのみちお昼はどこかで食べないといけないし」


「それもそうだな、じゃあ海行くか」


「時間もつぶせるだろうしね」


ということで僕と渉は必要最低限の物を持って海へと向かった


10分後、海に到着した僕たちは一応水着に着替えて、お昼を食べるにはまだ早いのでその辺を歩いてみることにした


しばらく、渉と話しながら砂浜を歩いていると


「あれ?兄貴と和人さん」


由香ちゃんたちと出会った


「やぁ、由香ちゃん、美奈ちゃん、優菜ちゃん」


「おい~す」


「どうかしたんですか~?」


優菜ちゃんが僕たちに聞いてくる


「旅館に居ても暇だったからな、お昼を食べるのも兼ねて遊びに来たんだ」


渉が優菜ちゃんの質問に答える


「そういえば、そろそろお昼の時間ですね」


優菜ちゃんの横に居た美奈ちゃんが答える


「でも、それならどうして水着なんですか?」


今度は、優菜ちゃんが質問してきた


「一応だよ私服のままだと暑いしね」


今度は僕が、質問に答えた


「つっても、ダラダラこの辺歩いてただけで特にこれといって何もしなかったけどな」


僕の言ったことに渉がそう付け足した


「そろそろ食べようと思ってたところだから三人も一緒にどう?」


「いいんですか?」


「別にいいよ、ね、渉」


「まぁ、出会ったのに別々に食べるのも変だしな別にいいぜ」


「じゃあ、御一緒させていただきますね」


「それじゃあ行こうか」


そして、僕たち5人は、海の家でお昼を取ることにした


そして僕たちは、お昼を食べた後しばらく遊んでから旅館へと戻った


旅館に戻った時、時間はまだ4時くらいだったのでトランプや小さなボードゲームなどをして時間をつぶした


そして、一時間半ほど経ってはる姉達も帰ってきた


「兄さま・・・ただいま」


「お帰り、以外と早かったね」


「浴衣着る・・・時間が・・・無くなるから」


「あ~なるほど」


僕が納得していると


「折角持ってきたのに着ないのはもったいないしね」


美里先輩がそう言った


「浴衣は・・・あまり着慣れてないから・・・少し時間に余裕を・・・持つことにしたの」


はる姉がそう言った


「そうなんだ」


「というわけで、今から着替えるから和人君たちはどこかで別の場所で時間つぶしといてくれないかしら」


「二つに分けるためにある襖を閉めればいいんじゃないっすか?」


渉の言った事に対して美里先輩は


「それでも、良いけど皆本君なんか覗きそうだし」


「う・・・」


「なんでそこで、言葉に詰まるのさ渉」


「そ、それはだな」


「最低ね兄貴は」


「そこで、言葉に詰まっちゃうのはさすがに」


「ちょっと引きました」


由香ちゃん、美奈ちゃん、優菜ちゃんという順番でそれぞれ渉に文句を言った


「渉、今回ばかりは僕もフォローできないよ」


「和人、俺を見捨てるのか!」


「見捨てるも何も、今のは渉の発言がいけないんでしょ」


「というわけだから和人君たちは部屋から出といてくれないかしら」


「分かりました、その流れで花火大会に行くんですか?」


「ええ、多分30分も着替えに時間かからないと思うからホントに少し時間をつぶしておいてくれればいいのよ」


「そうですか、じゃあお土産コーナーでも見てますよ。行くよ渉」


「分かったよ」


僕と渉は部屋から出てお土産売り場に向かった


お土産売り場に到着した僕たちは、雑談をしながら商品を見ていた


しばらくして、浴衣に着替えた皆がやってきた


「おまたせ~」


皆、可愛い浴衣を着ていた


美里先輩は、緑っぽい感じの浴衣ではる姉は藍色の浴衣、亜姫は水色で、由香ちゃんはピンク、美奈ちゃんはオレンジで優菜ちゃんは赤い感じの浴衣と皆それぞれ違った良さがあった


「どう二人とも似合う?」


「ええ、良く似合ってますよ」


「似合ってるっすよ」


「ありがと二人とも、それじゃあ行きましょうか」


「そうですね」


こうしてそろった僕たちは、花火大会に向かった






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ