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第41話

第41話


【男性SIDE】


「おお~意外と広いな!」


渉が温泉を見ながら驚きの声をあげていた


「そうだね」


僕たちは、体を洗い温泉に入る


「ふぅ~いい湯だね」


「ああ、他にも色々な風呂があるみたいだからもうちょっとしたら周って見ようぜ!」


「うん、いいよ面白そうだね」


その後、様々なお風呂を回って再び最初の風呂に浸かった


「ここの旅館いいないろんな風呂があるし、飯もうまかったし」


「ホントにね、これもはる姉のおかげだね」


「だな」


「なぁ、和人」


「何?」


「お前、彼女とか作らないのか?」


「どうしたの急に?」


「いや何となくな、お前モテそうなのにそういう話聞かないし」


「僕がモテるわけないでしょ、それを言ったら渉だってそういう話聞かないじゃない」


「うっ!痛いところを突いてくるな」


「先に言ったのは渉でしょ。それで、どうなの?渉運動できるし容姿もいいからモテそうなのに」


「今どき、運動できてモテるのは中学生までだ。はぁ、俺も彼女ほしいな~」


「そのうちできるよ渉なら」


「そう願うばかりだぜ。で結局和人はどうなんだ?彼女ほしくないのか?」


「う~ん、良くわかんないんだよね。自分でも」


「好きな娘とかいないのか?」


「特にはね」


「はぁ、こりゃあ由香も大変だな」


「どうしてここで由香ちゃんが出てくるのさ?」


「なんでもねぇよ、そろそろ上がろうぜ」


「それもそうだね」


僕たちは、お風呂を出ることにした


【女性SIDE】


「結構・・・広い」


「そうね、種類も多いみたいだし」


「早く・・・入る」


「楽しみ・・・です」


私たちは、お風呂に浸かる


「由香、あっちのお風呂に行ってみようよ」


「まだ浸かったばっかりでしょ、もう少しこの温泉に浸かってようよ」


「それもそうね、他の人たちのスタイルも気になるし」


「いや、そういうことじゃなくて」


「スタイルっていえば由香って日焼け全然しないわね」


「そうかな、そういう優菜と美奈だって全然日焼けしてないじゃない」


「私と美奈は、日焼け止めを塗ってるからよ。でも、由香は塗ってなくても日焼けしないじゃない」


「そうかな」


「そうよ」


「でも、亜姫ちゃんや美晴さん、美里さんだって日焼けしてないし・・・」


「確かに、それにしても皆さんスタイルいいですね」


「ホントホント、美里さんと美晴さん胸も大きいし」


「亜姫ちゃんも肌が透き通るように白いし」


「そんなこと・・・ない」


「そうよ美奈ちゃん優菜ちゃん。それに、胸なんて大きくてもいいことないわよ」


「肩が・・・凝るだけ」


「それは、羨ましすぎる悩みだと思います」


「私たちだって数年もすれば・・・」


「まぁまぁ、そんなことはいいじゃない。それよりも由香ちゃん、美奈ちゃん、優菜ちゃんは好きな人とかいないの?」


「え!急になんですか!」


「やっぱりこういうところに来たら、こういう話をしたいじゃない。それで、どうなの」


「え、え~と、それはその」


「由香は、言わなくてもわかるんじゃないですか。美里さん」


「ああ、それもそうね」


「ちょ、ちょっと美奈!」


「由香ちゃんは、和人君が好きなのよね」


「・・・は、はい」


「でも、そういう二人も和人君が好きなんじゃない?」


私は、ニヤニヤしながら二人に聞いた


「え!そうなの!美奈、優菜!」


「え~と、まぁ」


「そう・・・なるのかな」


「どうして好きになったの?」


「えっと、前にチンピラに絡まれてその時助けてもらってからですね」


「そうなの?」


「はい、和人さんは前に自分を噴水に吹き飛ばした人達って言ってましたよ」


「ああ、あの時の」


「でも、和人さんがあんなに強くてびっくりしましたよ」


「そうそう、一瞬で決着がつきましたし」


「でも、和人君って鈍感なのよね」


「そこが、和人さんの弱点なんですよね」


「でも・・・そこが・・・かわいい」


「兄さまは・・・やさしい・・・人ですから」


「そうね」


「「はい」」


「そうですね」


その後、私たちは他のお風呂も周ってからお風呂を出た






更新が遅れてすみませんでした。


大学が始まってから忙しくなり更新が遅れてしまいました。


これからも、頑張って更新していきますのでよろしくお願いします。

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