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第26話

第26話


ピピピピ、ピピピピ


目覚ましの音が鳴り僕は、音を消すため起き上がる


時刻は6時、僕は着替えるためタンスから服を出す


今は、お泊りで渉も部屋に居るから起こさないようにしそっと着替える


着替え終わったとき、後ろから声が聞こえた


「う~ん、もう朝か」


「おはよう渉」


「おう、和人おはよう」


「ごめんね、起こした?」


「いやなんとなく目が覚めた」 


「そう、僕は今から朝ごはん作るためにリビングに降りるけど、渉はどうする」


「そうだな、俺も起きるか」


「分かった、布団は畳んで隅にでも置いておいてくれる」


「了解」


渉は素早く布団を畳み、僕と一緒にリビングに降りた


「渉は、和食と洋食どっちがいい?」


「どっちでもいいぞ俺は」


「じゃあ、和食にしようかな」


「俺も手伝うぜ」


「うん、ありがと。じゃあ、味噌汁作ってくれる、僕は魚を焼くから」


「分かった」


そうして、僕と渉は朝食作りに取り掛かった


しばらくして朝食も出来上がり、テーブルに料理を並べていると、はる姉と美里先輩がリビングに降りてきた


「和ちゃん・・・おはよう」


「ふぁ~和人君、皆本君おはよう」


「おはよ~す」


「はる姉おはよう美里先輩もおはようございます」


「和人君起きるの早いわね~」


「いつもこれぐらいに起きてますからね、6時ぐらいに勝手に目が覚めちゃいますよ」


「そうなの、私は朝は苦手だからそれは真似できないわね」


「そうなんですか?」


「ええ、さすがに6時には起きれないわね」


そんな話をしていると、亜姫と由香ちゃんも起きてきた


「兄さま・・・おはようございます」


「和人さん、おはようございます」


「おはよう二人とも、ご飯できてるから皆で食べよう」


「はい・・・」


「ありがとうございます」


こうして、僕たちは朝食を食べ始めた


朝食を食べ終え、僕たちはしばらく休憩していた、ちなみに食器は亜姫と由香ちゃんがやってくれている。自分たちだけ何もしていないのは悪いかららしい


少しして、食器を洗い終えた亜姫と由香ちゃんが戻ってきた


「お疲れさま二人とも、ごめんね全部任せちゃって」


「気にしないで・・・ください」


「そうですよ、私たちだけ何もしないのは悪いですしこれぐらいのことはさせてください」


「別に気しなくてもいいのに」


二人と話をしていると、美里先輩が今日の予定について話し始めた


「さて、今日はどうしようかしらね~どこか行きたい場所がある人」


「そんな、いきなり言われても」


「何、皆行きたいところないの?」


「そうっすね、俺も基本的には休日は家でゆっくりしてるタイプだし和人もだろ」


「うん、そうだね。はる姉と亜姫は行きたいところある」


「私も・・・特には」


「私も・・・です」


「じゃあ、由香ちゃんはどう」


「え?あの、その」


「どうしたの?別に遠慮しなくてもいいのよ」


「そうだよ、由香ちゃん」


「え、えっとそれじゃあ遊園地に行きたいです」


「遊園地か、行こうと思ってたしちょうどいいわね」


「そうですね」


「まぁ、いいんじゃねぇの」


「そう・・・ですね」


「じゃあ・・・準備しないと」


由香ちゃんの提案により行先は遊園地に決定した


僕たちは、準備をするために一回自分の部屋へと戻る


部屋に戻り、財布や携帯を持って忘れ物がないかを確認し部屋を出る


準備をすませて部屋を出るとすでに皆準備ができていた


「良し、皆そろったし行こうかしらね」


家を出て僕たちは駅に向かう、遊園地は駅をいくつか乗りついだところにある


駅に到着し切符を買って電所に乗り込む


しばらくして目的の駅へと停車した


電車を降りて、駅を出てから少しだけ歩くとかなり規模の大きい遊園地が見えてきた


「やっぱでけぇなここの遊園地」


「そうだね」


「すいません私のわがままに付き合ってもらって」


「気にしないでいいの、私たちも来る予定だったしね」


「由香さんが・・・気にする・・・必要ない」


「ありがとね、亜姫ちゃん」


「それより、早く入ろうぜ」


「うん」


「それじゃあ、行くとしますか」


僕たちは入場料を払い、遊園地の中に入った




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