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〇〇くんは転生したい  作者: 何者かになりたい
最初の主人公 アルト編

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第5話 人類と魔族

 この話は主に世界観の説明パートです。ご了承ください。

 先生が来たところで授業が始まる。先生は若い女性の先生だ。名前をレナというらしい。

 

 少し離れたところにアルトとアルナがいる。


 「今日は新しい仲間もいるので基本的なことからやっていきますね」


 なるほど、それは助かる。


 それから先生の話が始まった。覚えておきたいことをメモしよう。


 まずは地域の説明から始まる。今俺たちが住んでる土地を囲むように魔族が土地を支配している。魔族の土地の向こう側には何があるかは分からない。

 

 どうしてそうなったのか?昔、と言っても100年ほど前この辺り昔はもっと広かった土地で人類は平和に生活をしていた。魔物は居たが魔人と比べてそこまで脅威ではない。なので人々は剣の技術を磨き魔物を倒していった。

 

 すると、突然高い知性を持つ人型の魔物、後に魔人と呼ばれるものが誕生した。

 

 知性だけならともかく、厄介な術、後に魔法と呼ばれるものを使う。魔法は広範囲で火や水、雷や風などの攻撃だ。これで人類は剣だけでは魔人に勝てなくなっていき、徐々に領地を奪われていった。

 

 そこで、このままではいけないと思った人々は共に剣の訓練をするようになった。今までは剣を作るだけで己を鍛えようとはしなかったが鍛え始めてから魔人とも互角に戦えるものが少しずつ出てきた。

 

 とは言っても魔人も数が増えていってる。このままだといけないと思った学園長マッチョは子どもたちに剣を教えるようになった。これがソードアトリエの発端となる。このときは建物がなかったから外でやっていたらしい。何でも、レインもこのとき学園長から教わったのだと。学園長はこのときの人の中で一番強く教えるのも上手かった。


 学園長が子どもたちに剣を教えるようになってから数年、大人たちも日々鍛錬して以前に比べ見違えるように強くなった。

 

 これで領地を奪い返せると思った学園長たちは魔人の城に攻めに行くことになる。


 メンバーは学園長マッチョ、学園長の弟マッスル、レインやレナを含む教師たち。


 いざ乗り込む、城には魔人が数名いて激闘の末倒した。そこで進むと今までのどの魔人とも違う別格の強さを持つ魔人がいた。


 魔人は人間と違い、オーラのようなものがある。後に魔力と呼ばれそれは人間にも感じられるのだがこいつの魔力は禍々しく別格だったという。こいつのことを学園長は後に魔王と呼ぶ。


 こいつは強い。何でも動きが目で追えないほどに。そこで学園長がやられそうになったときに弟のマッスルが学園長をかばい死んでしまった。

 

 あまりの突然の訃報でメンバーたちは混乱した。レナたちが撤退しようと学園長に言いそうになったがとてもそんな雰囲気ではなかったという。


 そんな雰囲気の中、魔王はなんとマッスルの死体を食べていた。

 

 それで堪忍袋の緒が切れたマッチョたちは一斉に襲いかかる。それなのに、魔王には傷一つ付かない。学園長たちの攻撃を無視してマッスルの死体を食べる。すると、突然腹を満たしたのか魔王がマッスルの食いかけの死体を持って行ってどこかに行ってしまった。


 このようなことがあってから学園長たちは魔族から人類を守るためその時の城を乗っ取りソードアトリエを作った。


 という話だ。その時に比べてから今のソードアトリエの戦力は着々の高くなっている。魔王を倒せる日もそんなに遠くないという。


 歴史の授業が終わった。なんか壮大な映画を見たようだ。でもこれが現実。魔族を絶滅しない限り俺たちに真の平和は訪れない。なんてヒーローみたいな事を考えていた。

 

 すると、カナに次は剣の訓練だから一緒に行こうと言われ一緒に行く。


 「実は、私の故郷小さい時に魔族に襲われたんだ。でもそのとき助けてくれたのがレナ先生。でも親も兄弟も行方意不明なんだ」


 やはりカナも魔族に…


 「俺も、故郷を魔族に滅ぼされたんだ。でもその時に助けてくれたのがレイン先生。レイン先生は自分の事を父親だと俺たちに言ってるけど、俺覚えてるんだ。魔族に本当の両親が殺されたことを」


 「そっか…ねえ、やっぱり人間と魔族は友達になれないのかな?」


 難しいだろうな。昔から争ってきてるし。仲直りできる方法が分からない。


 「うーん、そうだね」


 

 

 そんな話をしていると稽古場に着いた。少し待っているとレインが、


 「みんな集まったから今日はお前らに俺が技を教える。技名はフューチャーストライク。俺が名付けた」


 なんか大層な名前だな。未来を斬るとかそういう意味だろうか。


 「この技はまだ俺しかできない。だが強い。だからお前たちにもできるようになってもらう。この技は光より速く剣を振ることによって斬撃だけ少し過去にいって斬ることができる。凄いだろう」


 本当にそんなことできるのだろうか。


 「本当にそんなことできるのだろうかと思ってるやつもいると思うからお手本を見せる」


 なんでこいつは俺が考えてることわかるんだよ。

 エスパーか?

 超能力でも使えるのか?

 

 レインが剣を構える。剣を振った。すごい。理屈は分からないが、ゲームのラグみたいに剣を1回した振ってないのに2回振ったように見えた。


 そうして練習が始まった。練習と言ってもひたすら素振りをしてフォームの乱れとかをレインが指摘するというものだ。

 

 俺たちに支給されている剣はレインのより軽い。その分フューチャーストライクはやりやすいのだけどそれでも遠く及ばない。


 そうして素振りをしていると稽古の時間が終わった。このあとは待ちに待った温泉タイムだ。途中までカナと一緒に行く。そして男湯に入ろうとしたその時、


 

 「カナ、ちゃん?……ここは男湯だよ」


 何故かカナも付いてきた。なーに間違えてるんだよ。でもそういうおっちょこちょいなところも可愛いな。


 


 


 「え?私男だよ」


 

 

 は?


 

 「ごめん、よく聞こえなかった」


 「ごめん、言ってなかったか!長い髪の毛だから紛らわしかったよね」


 さらば俺の初恋。


 そうして2人で着替える。こっそり見ると……付いてた。女にはなくて男にしかないアレが。

 でもこうしてみると本当に可愛いんだよな。新たな癖に目覚めそうだ。

 そうしてこの日は温泉に2人で入って家に帰り、アルトは夜も眠れなかったとさ。

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