第2話 そして僕らは出会った
あれから何日が経っただろうか。
まだ言葉もわからない。
なんだか外が騒がしい。何か騒ぎか?つーかこの家の
近くにも人住んでるんだな。いつか会ってみたいな。
つーか両親はどこ行った?ん、なんかこげくさいぞ。
火事か?
ガッシャーーン
何だ?家の壁が破れたぞ。誰が出てき……
そこから出てきたのは人間ではないなにか別の生物だ
った。
(殺される)
直感的にそう思った。
武器を持っているわけではない。
攻撃をする素振りもない。
それなのに。なぜか身体で感じる。こいつはヤバい
と。
それと同時にこう思った。
この世界は異世界だったのか
もっと生きたかったな
死んだと思った。
何もかも諦めた次の瞬間。
その化物が倒れた。
(何が起きた?)
すると破れてる壁から緑髪の綺麗な青い瞳の青年が現
れた。
今の俺の背丈の2倍はありそうな大剣を持って。
こっちに来た。
彼は俺を抱いてどこかに連れていく。
辺りを見渡すと家がたくさんある。
だがしかしすべて燃えている。
人の気配もない。
俺はこの先どうなるんだろう。
-
3日ほどたっだろうか。
眠りから目覚めると部屋にいた。
それまでは野宿していたのだが。
(ここはどこだ?)
辺りを見渡すと自分の他に赤ちゃんが2人いた。どうやら寝ているようだ。
しばらく待っていると緑髪の男が来た。何か言ってるようだが俺には通じない。それにしてもここはどこなんだ?こいつの家なのか?
_
あれからかなり経った
言葉は基本的なことなら理解できるようになった。どうやら俺の名前はアルト。レイン、緑髪の男がつけたようだ。他の二人は男の方がアルク女の方がアルナというらしい。俺の名前とそんなに変わらんな。
今日は初めて外に出る日だ。このあたりがどういう場所なのかやっと分かる。おっとレインが来たようだ。
「さあ行こうか」
ドアを開けると辺りには家がたくさんあった。どうやら住宅街のようだ。
「やっと外に出れるんだね、父さん」
ちなみにレインは俺たち3人に自分は俺たちの父さんで母親はもう亡くなっていると伝えている。ちなみに髪の色は俺とアルナが赤色でアルクが青色だ。
ドアを開けると辺りには家がたくさんあった。どうやら住宅街のようだ。
そこから少し歩くと目の前にとてつもなくデカい城のようなものが見えた。あまりのでかさに俺は目を離せない。
「すっげえ」
3人同時にそう言うと目の前の門が開き中に入った。ここは城なのか?
「父さん、ここどこなの?」
「ここは大人が子どもに剣や勉強を教える場所なんだ
よ」
なるほど。学校のような場所なのか。この世界にもあったんだな。それにしてもめちゃくちゃな大きさだな。
「俺もここで子供たちに剣を教えていてお前たちも明
日からここに行ってもらう」
「やったー!こんなかっこいい建物にこれからも行け
るなんて!」
アルクが子供みたいにはしゃいでる。いや子供なんだ
が。アルナの方ははしゃぎはしないが笑顔がこぼれて
る。無理もない。こんな大きな建物見たの生まれて初
めてだろうしな。
にしても学校か前世だと陰キャなりに楽しめてはいた
がこの世界の学校はどんなんだろうか?学校という名
の刑務所のような施設かも知れんしな。まあ頑張ろう
う!俺も強くなってみたいしな。




