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トパーズの宙に、星が描く道を

作者: 逢乃 雫

かすかなる風の


ハーモニカが奏でる



やさしい音色に


耳を澄ませながら



港を見渡す丘に


咲いたオレンジバラは



夕波千鳥の


舞いゆく風の道を



あたたかに見つめる


トパーズの瞳



透き通るように


空は青くはてしなく



彼方に浮かぶ


ひつじ雲を追いかけて




コキアの紅い


葉が鮮やかに彩る



大地をやわらかに


包みこむような



夕紅葉の(とばり)


見上げる彼方の



空には翔る


黄金の羊がそこに




澄んでいく


夜空に星を数えながら



季節を翔るように


南の空へと



上りゆく光は


おひつじ座の星々



黄金の羊が


駆けゆくその道は



黄道という名の


太陽の道




澄んでいく


心に夢を数えながら



ハマルの星が


瞬きながら


駆けぬける(そら)の季節を



十二の星座たちが


見守る青い


この惑星の上で



星の数だけ  


夢は心に煌めいて



夢の数だけ


星は夜空に瞬いて




見上げた


空の星と星を紡いで



星座をつくり


太陽の道を描いて



その先に


春をみつけた


古人(いにしえびと)のように



いくつもの


言の葉と


心を紡ぎながら



描く未来という


遥かな道の彼方へ




真っ直ぐな道


ばかりではないけれど



人の数だけ


道がきっとあって



新たな道は


歩き出す一歩が、


つくり出していくと


信じながら



色づく心の


言の葉でつくる道を




澄んでいく


夜空に星を数えながら



かすかなる風の


ハーモニカが奏でる



やさしい音色に


耳を澄ませて

 


広がる星空に


星はあたたかに


煌めくトパーズのように



心を照らす


太陽がゆく、未来(みち)を描いて

















トパーズは、11月の誕生石で、「黄玉」とも呼ばれます。澄んだ様々な色の種類があり、石言葉は「希望」です。オレンジバラの花言葉は「幸多かれ」「絆」です。


黄道十二星座の一つ、おひつじ座は、11月頃から南の夜空に上り、オレンジの星・ハマル(アラビア語で「羊の頭」)が目印です。神話では、空を駆ける黄金の羊とされます。


約2千年前、「黄道」(太陽の通り道)と「天の赤道」の交点にあるこの星座の位置に太陽が来ることで春(春分点)としたとされます(現在の春分点は少し移動しています)。黄道十二星座の最初の星座です。


季節の星や花をモチーフに詩を描かせていただきました。お読みいただき、ありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
冒頭のかすかなる風が奏でるハーモニカからゆったりと港が見渡せる丘に立てました。 オレンジバラが鮮やかで、トパーズの瞳がみる青空には 希望が拡がる秋の紅葉の風景が流れてきます。 黄金の羊雲の輝きがまた印…
新たな道は 歩き出す一歩が、 つくり出していくと 信じながら …大好きです。 逢乃さんの詩は澄んだきらめきと 確かな励ましが両方とも感じられて いつも癒しと元気をいただいてます。 私も心を色付かせて…
 ハーモニカの音色に重ねる風の丘、港の丘上に咲くオレンジバラに黃色のトパーズを翳して望み、コキアの赤紫に青き空を合わせる秋の紅…☆  青と赤が織りなす夕景に黄金の羊が宙を翔ける…☆  彩り豊かに実りを…
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