着たい服と似合う服 ヤリタイコトトヤルベキコト
こんな時って稀ですが...
どうしてますか?
娘も高校に入った。
中学とは違って文房具1つから服装は勿論、アクセサリーやバッグまで、1学期で一新した。
(一緒に、選んで欲しいと求めてくれる事だけで嬉しい)
今や
送迎が必要な時と、遊びに行く時の小遣いが必要な時など
その程度しか求められないまで成長した...
そう思い込むのも大変な時期
理由は忘れたが、
泣いて服を涙と鼻水で汚されたのも懐かしい
当時はめんどくさいと思った時もあったのに..
もちろん一緒に選びに行った
たぶん雑誌の影響、高校周囲からの影響、色々なものに影響されやすい時期だ
そして娘が選ぶもの..
(これは?どうかな?)
(これ着てみたかったんだけど)
影響を受けていない私
それでも周囲の同級生の服装など気にして見てきた
...つもり...
娘が選んだもの
(んーーーー変ではないけど...)
というレベルのものだった
(また一緒に選んで欲しい)
また言われたい気持ちが反応を困らせる。
「良いと思うよ、でも試着して欲しいな」
娘はすんなりと試着室へ向かってくれた
中からの音が消えてから長く感じる
やっと試着室のカーテンが開いた
娘自ら
「なんか変じゃね?」
鏡の前で色々な角度で確認している。
結局、パンツとトップスを選ぶだけで1時間かかった。
満足している娘を見て
安堵した..でも少し疲れた。
普段の部活の疲れなのか
助手席で娘は寝た。
音量を下げて
速度も下げて
段差も避けた
より静かな車内
ハンドルを握りながら
(ナニカニニテイル)
頭を過った...
あれは10日以上前の話くらいだ
高卒で入社して、
今や現場の主任を任せられている18年目の子
私のところに管理長と共に相談に来た
「営業課に転属したいです。外部との交渉や、今までやってきた仕事が、どのように入ってきているのか?それも知った上で仕事をしてみたいです!」
さすが高卒から10年目にして主任に上がってきただけのことはある
5つのセクションに各主任が1人づつ
それを束ねる係長
その上に管理長
そして私
この子の事はよく知っている
現場にも顔を出して同じ空気を吸うことは気にしてやってきた
...つもり...
ツモリハツモリ
ツモリは不安になる
係長、管理長はもちろん
同じ主任にも評価を聞いてきた
ニュアンスは違えど総称と総意は
(できるやつには違いないが、コミュ力がな...)
だった。
私自身も引っかかっていたことだった。
できるやつだからこそ、できないやつを置き去りにしているのかもしれない
適材適所...
好きこそものの上手なれ...
色々なものが頭を過ぎる
今や(自発)(意欲)こんなものなかなか見れない。
大事にしたい
とにかくやらせてみようか?
そんな気持ちも生まれるが
職場に試着室はない
そして鏡は自分自身の中にこそある
(自分を見つめ直してから出直してこい)
これが言えたらどんなに楽か..
できるやつだからこそ大事にしたい。
その子のヤリタイコト
その子がヤルベキコト
試着室はない
でも私たちが鏡にならなければ
もちろん歪んでいてはダメ
自発の気付きから、
更なる上を目指す気持ちだけは守ってあげたい。
また一緒に色々と相談したい関係でいたいから
苦悩というよりは、
うれしい悲鳴と捉えたい
そうありたいと私もこの子同様に戦う
ナニカニテイル
今回は苦悩シリーズではないと言い聞かせています。
短編エッセイ、メインですが連載の方も是非
宜しくお願いします(๑╹ω╹๑ )