おやすみ
掲載日:2023/06/22
おやすみなさい。
そう言って、灯りを消され、わたしは闇を睨む。
闇に罪はない、冤罪だ。
有罪なのは、わたし。
闇は怒りもせず、寄り添ってくれる。
深く、深く。
深淵に堕ちるまで、深く。
ありがとう、闇。
素敵な心遣いの出来る、、、優しい…。
世界が闇に包まれたならば、どんなに素敵だろうか?
甘やかな想像に身を委ね、ようやっと眠りに落ちた
落ちた先の夢は楽園で、泣きながら目覚めた。
母よりも父よりも…暗闇が恋しかった。
わたしの心、わたしの心
この世界にもう、安寧はないのかもしれない…。




