エピローグ
俺たちを書いているやつがいるのだとしたら、性格が悪いと思うが、これはこれで面白い終わり方だなとも思う。
結局隕石は衝突するらしいし、俺たちは普通に死ぬのだろう。
後30分で隕石が衝突するそうだ。こんな時でもラジオはやっているし、テレビもやっていた。この人たちのプロ根性は評価に値する。
だが、それを最後に見るわけでもなく俺と少女は海に来ていた。
「俺、海嫌いなんだよ。」
「ややや!!!」
少女は首を横に振るが、横に振られてもおまえは俺じゃないだろと言いたくなる。
「あはは、でも、海風は好きなんだよ。あいつの声に似てる気がしてな。海風と共にいつも歌っていたから」
「やー!!!」
「隕石がぶつかったら、どうなるんだろうな」
「ややや!!!」
少女は慌てふためくが、もう今更遅い。
「あはは!今更すぎるぞ!それ!あはは!」
「やー!!!」
俺の笑い声につられてから少女も笑い始める。笑いながら死ぬというのは一番幸せなのかもしれない。
「いつか、また、生まれてくることが出来るのならそれはどこの星でどんな生物でどんな生き方をするんだろうな」
「ややや!!!」
少し難しかったのだろうか。俺の頬っぺたをつねってきた。
「まぁ、おまえはまた元気なやつなんだろうな!あはは!!!」
「やー!!!」
俺は少女の頭を撫でる。
最後に笑い合える人がいて俺は幸せなのかもしれない。
隕石が後少しで到達する。
「最後におまえに会えてよかった。ありがとうな」
「やー!!!」
投稿忘れていたんじゃありません。睡魔に勝てなかっただけです。
というわけで、エピローグでした。
私はこういった普通の人間物語は官能小説をメインに書いていて、全年齢向けできちんと書き切ったのはこれが初めてになります。
いやー、難しいですね