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第55話:朗報っ!

 慶長五年(1600年)長月(旧暦九月)十八日。私は、江戸城・本丸御殿の自分の部屋で娘のお(だい)ちゃんの遊び相手をしている。


「ママちゃま、ちゃんとおだいのお話、聞いていてっ!」

「はいはい、ちゃんと聞いていますよ」


 私がうわの空で考え事をしていたのが、お橙ちゃんにもバレてしまったようだ。まあ、でも、徳川家の運命を決める関ケ原の戦いが、今、まさに起きようとしてるのだから、落ち着くことができなくても仕方ないよね。


 実際、昨日江戸城に到着した伝令さんからは「お屋形様が率いる大軍は、十四日の早朝に岐阜城を出て大垣城の近くの赤坂で陣を構えております」という報告を聞いている。大垣城って、関ケ原のすぐ近くの場所だ。美濃から江戸まで早馬でも三日ほどかかるとのことだから、もう、すでに関ケ原の戦いが起きていたとしても不思議はない。


 うっ、戦のことを考えていたら、少し胸がむかむかしてきまった。うーん、心配のし過ぎは良くないよね。うん、東軍が勝つのは間違いないんだし。そう、リラックス、リラックス。


 そんなことを考えていたら、部屋の襖が開き、私の筆頭侍女、民部卿(みんぶのきょう)局ことお梅さんが部屋の中に入ってきた。


「お柚の方様、美濃から新たなお使いが到着しました。表御殿の大広間にいらしてください」

「分かりました。すぐに向かいます。お橙ちゃん、ママちゃまはお仕事をしてきますからね。刑部(ぎょうぶ)と一緒にいい子にしてるんですよ」

「えええーっ、やだっ、やだっ。おだいは、ママちゃまともっと遊ぶぅ!」


 駄々をこねるお橙ちゃんを乳母の刑部卿局さんに任せると、私は渡り廊下を通って表御殿に移動する。大広間に入ると、伝令役のお侍さんが背筋を伸ばして座っていた。顔が土埃で薄汚れてしまっている。美濃から大急ぎで来たんだなあ。伝令さんは、私を見ると両手をついて頭を下げた。


「苦しゅうありません。美濃からのお使い、誠にご苦労様でした。戦はどうなりましたか?」

「はっ、それでは順にお伝え申し上げます。十四日の晩、石田、小西、宇喜多らは大垣城を秘かに出ると、西方の関ケ原に陣を構えました。翌十五日の朝、我らの軍もこれに気づき、すぐに関ケ原に移動。ほどなくして、両軍の間で合戦が始まりました!」


 おお、やっぱり、関ケ原の戦いが始まっていたんだ!


「それで合戦の状況は、どうなっているのですか?」

「はっ、それがしは昼まで、お屋形様の陣中におりましたが、それまでは形勢はまったくの互角。一進一退でござりました」

「えっ? ああ、まだ決着がついていないのですね。大きな合戦ですものね。それで、秀忠様は、関ケ原での合戦に間に合っているのですか?」

「いえ、若殿様は、合戦には間に合っておられませぬ」

「えええっ? ああ、そうでしたか……」


 ああ、間に合わなかったんだ……。秀忠君は、すごく武功を挙げたがっていたから、可哀想だな。


「お屋形様より、江戸の備えをぬかりなく行うようにとの下知を言伝かっております」

「はい。承知いたしました。御勤め、ご苦労様でした。ゆっくりと体を休めてください」

「はっ」


 こうして、最初の伝令さんからの報告が終わった。そして、それから二刻(四時間)後、二人目の伝令さんが江戸城に到着した。こちらの伝令さんの顔には、大きな切り傷があり、鎧も傷だらけでボロボロの様子だった。


「ご苦労様です。お怪我をされているようですが、大丈夫ですか?」

「はっ、このぐらい物の数では……。いや、それがしのことよりも、徳川家の一大事でござりますっ!」


 この伝令さんは、かなり慌てた様子だ。顔つきもなんというか悲壮感みたいなものに溢れている。いったい、どうしたんだろう?


「どうしましたか?」

「はっ、遡ること三日前の十五日、朝より関ケ原の地で合戦となっておりました。我が軍は一気呵成に攻め寄せるも、敵方も必死に応戦。昼までは、一進一退の様子でござりました」

「はい、それは聞いております。それで、その後はどうなったのですか?」

「はっ、昼になりまして、松尾山に陣取っていた、小早川の軍勢が一斉に山を降りてまいりました」


 おお、秀俊くん、やっぱり動いてくれたのか。確か、彼の裏切りで関ケ原の戦いの勝敗が決まったんだったよね。ん? でも、さっき、“一大事”って言ってたよね。私は伝令さんの顔をじっと見る。


「小早川の軍勢は、大谷、平塚、脇坂らと共に、我が軍の側面に襲い掛かり、藤堂、京極、寺沢、生駒の諸将は、次々に打ち破られてゆきました!」


 ……えっ? 今、なんか、変なことを言わなかった? それとも私の聞き間違いかな?


「あ、あの、今、ひでと……小早川さんの軍勢が、我が軍に襲い掛かってきたという風に聞こえましたが、小早川さんは、敵方に襲い掛かったんですよね?」

「いえ、そうではござりませぬ。小早川は、寝返りの約定を反故(ほご)にして、我が方に襲い掛かりました。小早川らの軍勢の勢いはすさまじく、お屋形様の本陣のお近くにまで押し寄せておりました。それがしも槍を取って戦っておりましたが、戦の様子をすぐに江戸に伝えよとの下知を受け、ここに参った次第でござります」


 えええっ!? 秀俊くん、家康の本陣近くにまで攻め込んじゃってるの? いったい、どういうこと? だ、大丈夫なんだよね……。


「あ、あの、お屋形様はご無事なのですか?」

「それが、それがしには、全く分かりませぬ。ただ、それがしが関ケ原を離れ、二里も進まぬうちに、中山道を西に進む若殿様の大軍勢にお会いしました。直ちに若殿様に戦の状況をお伝えすると、若殿様も、急ぎお屋形様の救援に向かわれるとのことでございました」


 おおっ、秀忠くんは、関ケ原のすぐ近くまで来てたのか。ああ、じゃあ、きっと間に合ってるんだよね。うん、絶対、そうに決まってる。だって、関ケ原の戦いでは東軍が勝つんだから!


 そして、さらにそれから二刻後、本日、三人目の伝令が美濃からやってきた。三人目の伝令さんも、顔はひどく傷だらけで、鎧もボロボロになっている。でも、さっきの伝令さんと違って表情は明るい。私の顔を見るなり、勢いよく話し始める。


「お方様。我が方の勝利でござりますっ!! いや、一時はお屋形様が敵方に囲まれ苦戦を強いられておりましたが、東方より颯爽と、若殿様の軍勢が現れ、小早川を一蹴! その後、西方より織田・前田の軍勢が現れ、石田、小西、宇喜多らをこれも一蹴! 敵方は今や散り散りとなっており、関ケ原ではお味方の勝ち鬨が轟いておりました!」


 ああ、勝ったんだ! 本当によかったよ。さっきの伝令さんの報告を聞いてから、かなり心配で、胃がムカムカしてたんだ。


「ああ、そうでしたか。それは吉報です。それで皆様はご無事ですか?」


 私がそう問うと、伝令さんの顔が急に曇ってしまった。ええっと、秀忠くんは無事なんだよね?


「はいっ。お味方では、忠吉様があえなくお討ち死にをされました。他にも当家の侍大将も何名か、お討ち死にをされております」

「えっ? 忠吉様がお討ち死に?」


 松平忠吉くんは、秀忠くんの弟さん。お母さんが同じ西郷局さんということもあり、秀忠くんは、忠吉くんのことを随分と可愛がっていった。文武両道に秀でていた上に、すごく気の回る優しい人で、私にも綺麗な小袖をプレゼントしてくれたこともあった。そっかあ、忠吉くんは、まだ二十一歳だったのに。残念だなあ……。


 その後も伝令さんは色々と報告をしてくれた。田中吉政さんという三河・岡崎城の大名さんも戦死。井伊直政さんや藤堂高虎さんたちは、大怪我。敵方では、秀俊くんこと小早川秀秋さんと大谷吉継さんが戦死。石田三成さんや小西行長さん、宇喜多秀家さんのは、戦場から逃げているらしい。


 うーん、そっかあ、秀俊くんも戦死かあ……。私は、特に秀俊くんとは仲が良かったわけではないけど、それでも、昔からの知り合いだったし、死んだと聞くとすごく悲しい気持ちになってしまう。西軍を裏切って、こっちについてくれればよかったのに……。北政所様も悲しまれているだろうなあ……。


 うっ、また、胸焼けがしてきちゃった……。ああ、合戦に勝って、秀忠くんも活躍して嬉しいはずなのに、素直に喜べないなあ……。


 ◇ ◇ ◇ ◇


 そして、その次の日。私の部屋には、義姉の江姫様が来訪されている。彼女も東軍勝利の報せを既に聞いているとのことで、ニコニコと笑顔のご様子だ。


「お江与様。おめでとうございます。兄上様も、関ケ原で功をなされたと伺いました」

「おお、めでたいことじゃな。戦は思うていたよりも苦戦であったようじゃが、お味方の勝利で何よりじゃ。秀雄様も大層な武功を挙げられたようで、戦の後に内府殿が直々に秀雄様の手を取って、感謝の言葉を告げられたとのことじゃ」


 へえ、そうなんだ。それは、聞いてなかったな。今まで秀雄くんのことをずっと頼りない人だと思ってたけど、知らぬ間にすっかりと成長をしていたんだ。


「そうでございましたか。それほどのご活躍とは知りませんでした」

「いや、内府殿は手放しで喜ばれて、尾張・美濃・伊勢の三か国を褒美として与えよう、とまで言われたとのことじゃぞ。まあ、秀雄様はあの通り、無欲なお方じゃから、尾張一国で十分と答えられたみたいじゃがな」

「はあ、それでも、尾張一国ですか。それはすごいですね」


 うん、尾張一国だと、五十万石はあるよね。今の秀雄くんの領地は、越前大野五万石だから、なんと十倍になっちゃうのかあ。秀雄くん、大出世じゃないの。


「いやいや、秀雄様のご器量を考えると、尾張・美濃・伊勢の三か国でも不足なぐらいじゃぞ」

「そうでございますかねえ」


 相変わらず江姫様は、秀雄君への評価が甘いなあ。まあ、でも、夫婦仲が良いのはいいことだよね。


「いや、しかし、秀雄様もこれから忙しくなるじゃろうなあ。尾張一国を治めるとなると、家臣もそれなりに必要となるであろうし。今は、当家には生駒内膳くらいしか、気の利いた者がおらぬからなあ。まあ、それでも、尾張なら織田家の縁者も多いじゃろうし、まずはお義父(ちち)上に相談じゃのう」


 江姫様は、すごく嬉しそうなご様子だ。まあ、織田家にとって尾張は特別な土地だし、ここに戻れたら嬉しいよねえ。秀雄くんも信雄さんもきっと喜んでるだろうな。


「ああ、そうそう、それで、小姫に、ちと相談なのじゃが、三郎をどうするかのう?」

「えっ? 三郎様ですか?」


 三郎とは、岐阜城主で、織田家の惣領だった織田秀信くんのこと。三郎くんは、この戦では西軍について、岐阜城に籠城をしたのだ。でも、福島正則さんや池田輝政さん、浅野幸長さん達に攻められてしまい、たった一日で降伏してしまう。今は頭を丸めて、尾張で謹慎中との話だ。


「そうじゃ。三郎の身内から、助命の嘆願の文が来ておってな」

「そう言えば、私の所にも、先日、文が届いていたような……」


 まあ、でも岐阜城での戦で、三郎くんの家臣の人たちは、みんな討ち死にか切腹をしてしまったらしい。ここは、三郎くんも武将らしく覚悟を決めるしかないんじゃないかなあ。「人間五十年、化天の内を比ぶれば、夢幻の如くなり。一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」って、敦盛でも舞ってから切腹するのも様になるかもしれない。


「なんでも、三郎は『死にとうない、死にとうない』と毎日泣き喚いているようなのじゃよ。まことに情けないことよのう。まあ、わらわも三郎のことなぞ捨て置きたいところなのじゃが、秀雄様は、今や織田家の惣領じゃからな。わらわも一族の面倒は、しっかりと見なければならぬのじゃよ」


 うーん、私も、女の人や子供の命は守ってあげたいと思うけど、三郎くんは立派な大人だからなあ。まあ、でも、江姫様に頼まれたことだし、秀忠くんに相談してみるか。


「分かりました。それでは、私から秀忠様にご相談してみます」

「おお、それは悪いのう」


 江姫様は肩の荷が下りたようで、ホッとした表情をしている。まあ、親戚の面倒は見なくちゃいけないものね。あっ、そうだ、親戚と言えば……。


「お江与様は、大坂城のことはなにか聞かれていますか? 淀の方様はこれからどうされるおつもりなのでしょうか?」


 家康と秀忠くんが率いている東軍は、今は大坂城を目指して西に進んでいるとの話だ。


「まあ、詳しくは聞いておらぬが、姉上も内府殿が来たならば、城門を開けるであろうな。そして、『よう参られた。此度に戦は、石田、小西、宇喜多の三人が、毛利・上杉らと組んで勝手なことをやったまで。わらわは一切知らぬことじゃ』と、とぼけるつもりじゃろう」

「ああ、なるほど。確かに、それは淀の方様らしいかもしれません」


 うん、淀の方様が涼しげにそう言っている様子が目に浮かんでくるね。


「内府殿も、秀頼様の御身に何かすることもないであろう。さすがに、そんなことをすれば、今はお味方に付いている方々も、態度を翻すであろうからな」

「ええ、私もそう思います」

「じゃから、問題が起きるのはもう少し先のことであろうな」

「えっ?」


 私は、思わず聞き返した。淀の方様が態度を変えてくれるのならば、それで全て問題解決じゃないの?


「姉上は変わり身は早いが、その一方で執念深いところがあるからな。この間も言うた通り、天下を徳川に譲れと言われても、姉上が承知することはないであろう」

「ああ、うーん、そうですねえ……」


 まあ、確かに、関ケ原の戦いの後に、大坂冬の陣・夏の陣が起きてしまうわけだしなあ……。うーん……。


「大事なのは、三郎の扱いやもしれぬな。信長公の後継として織田家の家督を継いだ三郎と、ハゲネズミの後継として豊臣家を継いだ秀頼様。姉上は、二人を重ね合わせて考えるであろうからな」


 ああ、なるほど。もし、家康が、三郎くんに切腹させたりなんかしたら、淀の方様も将来秀頼様が同じような目に遭わせられるかもしれないと思っちゃうよね。うん、確かに三郎くんを大切にするのは、大事なことだね。


「お江与様。分かりました。三郎様が切腹なんてことにならないよう、秀忠様に強くお願いします」

「おお、そうじゃ、それがいい。後は、秀雄様も今や織田家の惣領じゃからな。これもどれだけ大切に扱っても、過ぎたことにはならぬかぞ。そのこともしっかりと伝えておいてくれ」


 ……。うん、江姫様は、しっかりしていると言うか、ちゃっかりしていると言うか。秀雄くんは、尾張五十万石の大大名になるのだから、それで満足した方がいいと思いますよ。余り欲張り過ぎると、以前の信雄さんみたいに追放されちゃうかもしれませんから。


 そんなことを考えていると、なんだか、また胸がムカムカとしてきてしまう。あっ、ちょっと吐きそうかも……。私は、思わず両手で口を押える。


「小姫、どうした、大丈夫か? 顔色がよく見えぬぞ」

「あ、いえ、大丈夫です。この数日、胸焼けがして、あまり気分がよくないというか……。うぅっ」


 あれっ、なんだろう。すごく気分が悪い。風邪でもひいちゃったのかな?


「小姫よ。そなた、月の物は来ておるのか?」

「えっ? 月の物、ですか?」


 月の物って、生理のことよね。えっと、最後に来たのが……。あっ、言われてみれば、先月、生理が来てなかったかも。うん、ずっと関ケ原の戦いのことばかり考えていて、自分の体のことは忘れていたよ!


「確かに、先月から、月の物が来ておりません。ああ、そうか。この胸焼けは悪阻(つわり)だったんですね。まったく気づきませんでした。確かに最近、食事が美味しくないなあ、とは思っていたんです」


 私がそう言うと、江姫様はあきれ顔になった。


「そなたは、もう二人も子供を産んでおるのであろう」

「そうですが、お橙ちゃんのときやお橘ちゃんのときには、こうした悪阻はございませんでしたので」


 まあ、でも、秀忠くんが出陣する前に仲良くしたし、自分が妊娠していても何の不思議もない。うん、これは間違いないよね。


 私がだるそうにしていたので、江姫様はすぐにお帰りになった。この後、お城の医師に診察してもらったところ「おそらくご懐妊で間違いないでしょう」との診断だった。おお、三人目かあ。うん、女の子が二人続いたから、次は男の子がいいなあ。


 この日の夜、私は秀忠くんに、懐妊の報告と、三郎くんの命を嘆願するため。長い長いお手紙を書いたのでした。こんなに長い手紙を秀忠くんに書いたのは久しぶりかもしれない。結婚前はよく長いラブレターを交換していたよなあ。えへへっ。……うっ、また、胸焼けが……。


本作をお読みいただき有難うございます。また、ブクマ・ご感想・ご評価・誤字報告いただいた方には重ねて御礼申し上げます。


さて、本話から視点が主人公に戻ります。久々の彼女の視点なので、書いていて懐かしく思えてしまいました。尚、これから最終話まで彼女視点が続く予定となっています。


次話第56話は、6月19日(土)21:00頃の掲載を予定しています。引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします。

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[一言] 主人公の酷薄さが際立ってますね。 中途半端な歴史しか知らない悲劇です。
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