談話録『のれん』
※いっぱいのご馳走が並んだテーブルを囲んで談笑中
翠狸「開店、そして休業」
碧兎「馬鹿言ってんじゃないわよ」
紅狐「まあ、お客さんはあんまり来ないけど……営業中」
翠狸「というわけで、会議?とやらを始めまーす」
碧兎「議題は?」
翠狸「んん、考えてなかった…」
碧兎「もう、ただの飲み会ってことでいいんじゃないの(ぐびぐび)」
翠狸「それもそうか(もぐもぐもっしゃもっしゃ)」
紅狐「いや、ちょっとは話し合おうよ(まぜまぜ)」
碧兎「そもそも、何の店なんだっけ?」
翠狸「なんかの店」
紅狐「つまり、決まってない、と」
碧兎「まあ別にいいけど、当面何するかくらいは決めときなさいよ」
翠狸「んん、とりあえず、いろんな人とお喋りするのはいいよね。これは継続したいなあ」
碧兎「ちょっとしたお土産渡したりね。楽しいし賛成」
紅狐「うん、いいね。後はもう少し、店っぽくしたいかな」
翠狸「あー、じゃあ、いろいろ並べて市でもやってみる、とか?」
碧兎「市かあ。あ、あんたあのぬいぐるみ並べなさいよ、買うから」
翠狸「えー? なんか美味しいもの出してくれるならいいよ」
べに「(……その内、食べものばかりになりそうだな……)」
紅狐「ところで、あの暖簾、どうしたの?」
碧兎「ああ。私と翠狸で作ったのよ」
翠狸「ぶきっちょ同士で作ったから、なんかへんてこになっちゃったよ」
紅狐「まあ、いいんじゃないかな」
碧兎「いいわよね」
翠狸「いいってことにしよう」
〜この後は、ひたすら飲み食いくっちゃべっただけなので割愛〜
不恰好な暖簾はこちらで見れます↓↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35351215
https://youtu.be/n9xQnwfmvTs