よし、とりま現状を整理しよう。
はい。さっきぶりです。只今麗しき痴女は大変困惑してイマス。先程の美少年が出て行ってから倒れたけど気絶することなく、フカフカのベッツに押し戻されただけでシタ。無念。
まあ取り敢えず状況を確認するとこの世界は乙女ゲームの世界で間違い無いと思う。かなりというか私が生前やりこんでいた乙女ゲームの悪役令嬢なのだ。この美しい容姿は。
「この想いを君に~ときめきの貴公子~」
伯爵令嬢であるヒロインは従者や数々の名だたる貴公子、時には王子様と恋に落ちる……といった具合の物語である。
まあこんなところまでは一般の乙女ゲームと同じである。チッチッチッこのゲームはこんなところではとどまらない。何とこのゲームは幼少期からスタートするのである。つまりショタ(しかもキラキラ有望イケメン株を!)を攻略出来るということだ。ショタ好きはこのゲームにおおいに萌えた。うん。つまり私だね。
まあ話は若干それたが「この想いを君に~ときめきの貴公子~」略して「このとき」の悪役令嬢リヴィア・オールシーそれが今の私というわけである。ちなみに私は攻略対象の王子(第一王子だよ!なかなかやるよる……)の婚約者である。リヴィアが出てくるルートはリヴィアの従者と婚約者の王子……だった気がする。え?何でやり込んでるくせに自身なさげなのかって?そうなのだ。基本私は取り敢えず攻略が簡単なキャラから攻略していく。攻略サイトの情報だとリヴィアはハイスペックで彼女が悪役令嬢キャラとして出てくるルート、つまり従者と婚約者の王子ルートはとんでもなく難しいらしいのだ。ということでもちろん私はとばしましたよ。はい。
「なぜだーーーー!なぜ私とばしたーーーーーー!!」
はっ、思わず声が出てしまった。というか考えまとめてたけど、今どうなってんの?あの美少年は何者?思わず頭を抱え込んだ。
「リヴィアーー?出てきなさい。今日は紹介したい子がいるっていただろーう?リヴィアが大好きな美少年だよー。従者付けるならイケメンにしろって言ってただろーーう?」
ドア越しに声が聞こえた。これは父親?というか美少年の従者ってまさか!?
悪役令嬢リヴィア・オールシー(旧上原鈴)早くも災難が訪れそうDESU……
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鈴の過去も書いていこうと思います。
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