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四話 あの、、大丈夫、、ですか、、?

いや〜全然書けないもんですね、

時間はあるけどモチベが…今自分に足りないものは根気ということを噛み締めながら課題に追われています。



さてじゃあ少しの前の話を…


え?なにこれ?手紙?せっかくいまから私が何故王子から推薦された理由を説明しようとしたのに…いつのまにか手紙を手に持っていました、差出人は…まあ作者だよね。


えっとなになに…

『まだその辺りの設定固まってないんだからその話じゃなくて、用事の方の話で…』


えーちょっとー私完全にこの回を全て使ってクラブの説明をしようと思ってたのに~


とりあえず寮に帰りたかったけれど、多分ダメなんでしょ?そうなんでしょ?

ほら~なんか普通に道を歩いて居たはずなのに気付いたら裏路地に居るし~こんなところを先生に見られたら補導ですよ、処分ですよ~


「というか用事?用事ねぇ、、何かあったっけ?」


コラー!俺達を忘れるな~!そんなボーイッシュな声が頭の中に聞こえてきた、「あれ?私疲れてるのかな?」


ええ!ちゃんと寝てるんですか!?大丈夫ですか!?

アリスさん!無茶はダメです!おどおどした女性の声も聞こえる。


「あーもーダメだー倒れるー」ひえぇぇ!大変大変大変です~

ちょっとはおちつきなスウ、どうせいつものいたずらさ、

と弱気な声をなぐさめる姉御的な声が聞こえる、

「あら?ばれてましたか」


そりゃ何度も繰り返されるとねぇ、逆になんでいつもスウが引っかかるのか、アタシは不思議だわ、それよりさっさと具現化して、読者に説明なさいよ。


「へーへー、よっと、具現化ー!」

私は両手を左右に振りながら呪文を唱える「ま、唱える必要は無いんですけどねっと!」そして最後に右手を前に突き出し拳を一回握って開くするとポーンとコミカルな音がして、手のひらの上に三つの人形が現れた。 


見た目は三角帽にローブで、それぞれ三角帽子の色が違うサイズは五センチぐらい「だれが人形だ!」おっと危な!赤い帽子をかぶった人形が飛び上がってこっちにぶつかってくる。


バコンと頭を叩かれた「いてて」けっこう痛くて額を左手でおさえる。

「だいじょうぶ、ですか?」そういって心配するのは青い帽子の人ぎょ、、もとい精霊だ、名前はスウ、優しいけどすこし臆病で、引っ込み思案、そのため自分勝手なエンが苦手らしい


「だれが自分勝手だ!」この赤いのがエン、Theわがまま、まぁ悪いやつではない、かな?


「そういう風に叫ぶから脅えられるんだよ赤虫」黄色帽子はライ、口は多少悪いが実はかなり面倒見がいい、それでいてなぜかエンとよく喧嘩している。


理由は不明だが仲が悪いわけではないようだ「だれが赤虫だ、誰が!」「お前以外に赤いやつがいるか、この害虫!」赤虫とはこの世界に居る虫で植物を一晩で食い荒らす虫だ、そのなのとうり赤い、特に用途が無く嫌われている。


「うるせー!おまえこそ黄鼠の癖に!」「この私のどこがあの病持ち鼠に似てるのさ!」黄鼠とはその名のとおり色い鼠でよく裏路地とかに居た、居たというのはこの黄鼠がじつは人に感染する病気をもっているため国が全て殺処分したので現在はいない生物だ、勿論某電気鼠とは関係ない。


「騒がしいところとかそっくりだろ!」「なんだって!もう一回いってみな!」、、、うん、仲はわるくないはず、、だよね、、、?


クイクイっと服を引っ張られる、「んスウ、どした?」


「あの、、「うるせーやい!」「なんだとこの!、、」


「ごめん聞こえなかったもう一回お願い」「だから「これでもくらえ!ファイヤー!」「なんのライトニング!」、、、」

ボウッ!と火がおき、バチッ!と雷が散る「え?周りがうるさくて聞こえないよ」


あれ、スウ、、さんまさか怒ってらっしゃる、、?「スプラッシュ!!」その叫び声と共に裏路地全てを水浸しにできるほどの大きな水球が上空にあらわれた。


「うわっスウ落ち着いて落ち着いて!」あんなものをくらったらひとたまりもない!いやまじでシャレになってない! 

「おおお落ち着けスウ!」「ちょっ!それをしまって!」

俺たちの必死の頼みは虚しく散り、バシャーンと水が落ちてくる音がした。


で、彼女達の説明をするとですね、授業の説明の時に魔学2の授業の中で契約する、、みたいな事いったじゃないですか、で、その授業がほんとにすぐだったんですよ。

大体妖精の説明を1~2時間やったらハイ実験、みたいな感じですかね。


(余談ですがこの世界の一日はは日本と同じで24時間で、この学園の幼年生の授業、つまり私達の授業は一時間に一科目です)


やはりこの学園に来る生徒なら知っているべき常識のところなのでしょう、授業の説明は非常にあっさり終わり、私はあまり理解できていないのですが、とりあえず担任(小学校の担任ってほんとになんでもできるよね)であり、この授業の先生でもある姉に聞きに行ってきました、ほとんど補習ですよ、あー嫌だ嫌だ、、、


といっても常識を知らないのはまずいでしかたありません、

幸い授業が少なかったので常識が無いことはばれてませんがばれたらどっかの貴族(笑)的なペル子に何を言われるか、、、


というわけで嫌々補習で常識を学びつつ、

実際に妖精を召喚?したのです、妖精の召喚?方法は簡単で、

だからこそ召喚?といってるんですけど、、まずバケツか何かに水を張ります、以上です。


はぁ!ちょっ何それ!?水を入れただけ!?

えーつまり説明しますと、前に魔力の話をしたじゃないですか、火には『火』を形作る魔力があって、その魔力は生命エネルギーみたいなもので、それが集まると妖精になるとかなんとか、


つまり水をためることで『水』を形作る魔力を集めそれによって『水』の妖精が現れるということ、、らしいです。


「ヘクチッ!」失礼しました、くしゃみが、、現在私は裏路地で日光浴をしています。


はっきりいってそこまで光が強くないので生乾きで寒いです、、「ん?火なら出せるから暖まれば?」あーそうだった、エンが居るんだった、、「へ?、、ちょっとまて、エンって火を出せるの?」

「おう!なにせ火の妖精だからな!」


ポカーン

「こら赤虫!私達は妖精じゃなくて精霊だってば、まったく」

いやライ、そこじゃなくてだね、、


「そんなことできるなら最初から暖めてよ!」ヘクチッ!うー、風邪を引きかけてしまいました、、


「あの、、大丈夫、、ですか、、?」

「スウ、大丈夫だよ、そんなに脅えな、へくっ!」

「あわわわ、本当に大丈夫ですか?私はなんて事を、、、すいません、こんな精霊なんていらないですよね、そうですよね、あ、でも契約しているからどこに行くこともできないし、、」


なんだかぶつぶつとひとりでマイナスの思考に埋まり始めている「落ち着きなって、これぐらいアリスなら簡単に許してくれるって、まったく」

「そうだよ、ねえアリス、あんたからもいってあげてくれよ、気にしてないって」

「エンさん、ライさん、、」

「そうだね、スウは何も悪くないよ、悪いのは、、、お前達だ!」


私はエンとライを掴み上げ、掴んだ両手に少し強めに魔力を流す「ちょっ、落ち着けってその威力はシャレになってねえよ!」「私が悪かったから!謝るから!ゼロ距離での魔法だけはやめて!」

大丈夫だよ、圧縮して極小サイズに縮めた炎と雷を直接ぶつけるだけだから

「うふふふふふ」しばらくお待ちください、、、


「少しは反省した?」二人は震えながら同時に「「ハイ!」」っと言った、こんな時だけ息が合うんだから、全く、、


「えっ、、と、、大丈夫ですか?」おお、スイは優しいね

「うるせー元はといえばお前の、、」私がバチッ!と手に雷を作るとせっかくの優しさを踏みにじろうとしたエンが黙ってくれた、わかれば良いんだよ、わかれば、、


ああ、で、話を戻しますと、、どこまではなしましたっけ?

「うーんと、スイの召喚方法とかだったんじゃね?」


「ありがとエン、しかし心を読まないでよ」

「俺たち精霊は契約者と一心別体だからな、基本的に考えや思考はわかるのさ」


へーへーで、戻すと、そんなこんなで水をためて待っているとスイが現れたんですよ、、、遠くの草むらに、、何で!?ねぇ、ずっと聞き忘れてたけど何で草むらにいたの!?

「えっと、、それは、、あのーそのー呼び出した人がどんな人かなーと思って、、怖い人じゃなければいいなーと思って、、あ、でも私はアリスさんと契約できてとても誇らしく思います!」ビシッと胸を張り言い切ってくれた、、、「嬉しいよ、ありがとうスウ」


(でもよーライ、結局は怖い人だよなアリスって)

(まぁ確かに私とエンってそれぞれ妖精の時点でB-ぐらいはあったと思うし、、それをあんな方法で、、契約するなんて、、)「別に変なことはしてないし、ただ少しうるさかったし井の中の蛙っぽかったから外に出しただけじゃん」

(いやでも、外にだすってか、放り投げたようなものだよな、実際、、ってうわっ!聞こえてた!」


驚きで声がでてますよー「それはともかく、さっきのB-ってなに?」

「そういえばアリスさんっ『それはともかく』ってかっこよくないですか?」

「いや、スウ、そうでもないだろ?」どうだろう、あまりかっこいいかで言葉を選ばないしね、


「ともかく、さっきのはランクだよ、あたしら妖精を人間がランクで分けたときの数値だよ、一番下がD---(ディートリプルマイナス)一番上がS+++(エストリプルプラス)まであるわ、といっても現状妖精でSなんて存在しない伝説の存在に近いらしいけど、だからこれはそのまま契約して精霊になった時のランクでもあるの、魔力量とか、魔力質とか、そんなもんで図ってるそうよ」


「いや、かっこよくないですか!?『それはともかく』って!?」

「そうかー?びみょーだぜ、でもスウがそう思うならスウが使えば良いじゃん?」

「えっそれは、、」

(スウがそれはともかくっていうのは違和感あるような、、、?)


「ちょっと!!聞いてるの!せっかく解説したのに!」

「ん?聞いてる聞いてる、それにしてもよくライはそんなこと知ってるね」


「あー、あれだわ、あのアリスいわく蛙?時代の時に、その辺の精霊やら妖精やらに聞いたんだよ」


ちなみに精霊は契約者の心や記憶を覗けるらしく、私の前世のことも知っている、ただし知っているのは俺が覚えている常識やらことわざやら、アニメの内容だそう、つまり俺が知っていること意外は知らないわけだ、、


まあそれでも俺にとっては前世のことを知っている三人の友人(友霊?)だけど、、

「アリスさん!私達のことを友人って!」

「ん?嫌?」


「いやなもんかい、ただ、周りの精霊は皆こう言うんだよ、」

「『あいつらは違う生物だ、俺らのことを道具としてか見ていない、言葉ではどうとも言える、しかし私達は心を読める、あいつらは道具程度にしか思っていない』ってね」


因みに最初からスウ、ライ、エン、の順番なんだが、、はて、そんな考えをしてるヤツが居るのか、、


へえーそれは是非あって話し合いをしてみたいねぇ、、

「おい、スウ、ライ、アリスのヤツどうしたんだ?なんだか怖いぜ、、」


「そりゃそうよ、なんせ彼女は今怒っているんだよ、多分その精霊ではなく、その精霊の契約者に、、」


「なんでアリスさんは自分に関係の無い、それも別種族のことで怒っているのですか、、?」


「別種族?関係ない精霊?確かにそうだね、でも、だからこそ、私は怒ってるんだよ、まったく、親に言われなかった!?小動物飼うときはちゃんと最後まで面倒見なさい!ってことに」


「そこ!ってかどこ!?さっきの話のどこに面倒見てないっていう表現が!?」

「いやエン、そんなことより重要なのは、、、私達は小動物じゃないってことだ!」「確かに!!」本当だ!!忘れてた!

「いやあんたが納得しちゃだめだろ!」

いやー忘れてて、、

「ほんとに変わった人ですね、、」

今回は説明回(妖精編)です、自分でも余り固めていないのでとってもわかりにくいことになりました…残念。

しばらくキャラ登場回です、というよりそろそろクラブに触れないと話が進まない…

多数のキャラが同時に話しているのを表現するのは難しいですね、どうしたって解りにくくなってきますし…どうにかしたい物ですね。


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