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三話 ちょうど寮までの時間稼ぎに、、

はい全て説明会です、アリスがガッツリと説明してくれてます、というか説明『会』じゃなくね?説明回じゃね?まあ細かいことは良いか!

良くはないか…ホントにクドいし長くなってしまいました、読みにくくなっております、お気をつけください。

さて皆さん、突然ですが問題です!学園生活で一番眠たいのはいつでしょう?


答えは、、、校長先生の話です、いやなんですかコレ!いま入学式なんですが、、校長先生の話だけで二~三時間とってますよ!

どんな映画ですか!?


あれ?こんなこと前にもあったような、、周りを見れば全ての生徒が熟睡してます。

まあそりゃねぇ、なんかわからないけどとっーても難しい話されたらねぇ、仕方ないよね…


あ!ちょっと姉ちゃんまで寝てるじゃん!教師なのに大丈夫なの!?あれ!?他の先生方も夢の中!?なにこれ?え?なにこれ魔法?いくらふぁんたじーといってもおかしいでしょ!?


マジで睡眠魔法的な何かあるんじゃないの!?

ていうか、校長先生もよく話が続くもんだな!


いやそれだけはすごいよ!いまだに何を話したいかさっぱりだけどすごいよ!そんなこんなで入学式は続く、


実はたっぷり半日ほど予定されていることをまだアリスは、いや、アリスたち新入生は知らない。


はい皆さん、こんにちは、セルバス・アリスです、入学式からしばらくたち、学園での生活も慣れてきましたので今回は学園の授業を説明しようかと思います。


といっても授業はまだ一回受けた程度ですので、簡単な説明と私が思った前世との比較です、では、どうぞ! 


まずこの世界で一番代表的な教科は、魔学です!これは魔学1と魔学2があります、

まず魔学1! これは主に魔法の歴史、魔法の仕組み、魔法とは何なのか、などを学びます、日本では歴史や科学がこれに当るでしょう。

次、魔学2これは先程の魔法に関することの妖精版、ですかね、

主に妖精の性質、妖精とは何か、など妖精のことを学ぶようですし、実際に妖精と契約もするそうなので日本では実験の授業に近いですかね、まぁ違いはほとんど実技だということですかね。


あと教科として残っているのは体術1と体術2です、これは簡単に言えば日本の体育に近いのですが、まあ所々違います。


まず体術1、これは運動、武術、基礎の体の動き、基本的な戦い方などらしいです、皆はこの学園に入ると知っていたのである程度の体作りは出来ているそうです。


私ですか?私はまあ、知ってのとおり顔に飛んできたボールも避けられませんからね、ロイ?彼は、まぁ無人島でも死なないどころかいつの間にか快適に過ごせるような人ですからね、運動は出来ます。

まあこれはいいんですよ、小学生に武術ってのは、、と思いますが、これはまぁ文化ですしね。


で!問題が体術2、こいつですよ、なにするか?武器、武装、武器の扱い、製作など日本で言う球技に近い、、ですって!何を冷静にまとめているんですか私は!

どこの小学校に子供に武器の扱いや製作を教える教科があるんですか!文化とかそういったレベルですかコレ!?


一様この辺りは治安がいいそうなんですが、、、なんだか安心できません。


「あれ?アリスちゃんどうしたの?」そうそう、私事ではありますが!なんと友達が出来ました!


いやーよかったよかったボッチとかマジで回避すべきだもんね。


「ゴメン、考え事していたー」いま私は、いえ私達は食堂にて食事をしています。


「そうなの?なんだかぶつぶつとひとり言をいっていたけど?」

この私のことを気にかけている優しい少女は名前をシュエル・ロッドちゃんといい、とても愛くるしい子です。


「アリスが考え事をするときは口に出てるんだ」失礼なことをいってるのはロイ、ちょ、なんで皆うなずくの!?


「え!?そんなに口にでてる?」「でてるよ」「でてんな」「えーとででるね」


なんと満場一致とは、、少しショックかも、、あ、ちなみに最初はエルガ・リュウスくん、なんと有名な鍛冶屋の息子だそう、次がロイ、最後がロッドちゃん、皆同じクラスです。


まだ学園生活も始まったばかりなので、いまは午前授業なんです。で、昼飯食べてから皆と話をするのが日課です、ん?


誰かが来たみたい、誰だろ?同じ一年生なのは間違いないけど、、ってうわっお前かよ!


ツカツカと一直線にこちらに向ってくるのは金髪でツインテールの女子だ、こちらを睨んでいるように見えるのは気のせいじゃないだろう。


「あら、アリス達じゃない、偶然ね、庶民が集まってどうしたの?そうそう、ちょうどいま席がないのよ、ゆずってもらえるかしら」


私達の使っている机に手を置き、私を睨みつけているこの失礼なのもクラスメイトのアルフレット・ペイルちゃん。


どうやら家が貴族的な何からしく、私達に対して(というか私に対して)ものすごく絡んでくるうっとうしいヤツだ。


その後ろには二人の取り巻きがいつも居る、名前は知らない、なぜ私をそんなに目の敵にするんだろうか、多分姉ちゃんのせいだ、私は知らないもんねー、、別に失礼な態度とか初対面で思いっきり無視したりしてないもんねー。


「ちょっと聞いてるの?ペイル様は席を譲れって言ってんよ!」


へーへーわかったって取り巻きA、いやBだっけ?


「え、でも、、、」ちょ、ロッド、せっかく無視してるのにわざわざ話さないでよ、めんどくさいじゃない。


「なに?文句があるの?」ほら、水を得た魚の様になったじゃん。


食堂は全学年の半分以上余裕ではいるらしい。

そしてさっきも言ったが、いまは私達一年は午前授業で早めにおわる、飯時も過ぎかけているこの時間にうまっている席なんて私達以外ない。


つまり、私達しか食堂にいないのに、譲れといってくるのだ、ああめんどくさい、、


「わかった、譲るよ、、」そういいかけたそのとき、「どうしたんだい?」と聞く声がした。


ペイル以外はその人物を見て固まっている、


「なによ、関係ないでしょ!」そう言って振り向いた先にいたのは私達の先輩、二年のアルハイダ・グラディアス・クロウだ。


この学園はアルハイダ魔法学園、そう、この学園の創立者でもあり、この国の元国王でもある、アルハイダ・ソーヤ・リンクスの孫である、成績優秀、イケメンフェイス、完璧超人王子だ。


美形の証拠はファンクラブがあることから解るだろうか、そして

実力はは年3大会での上位者でもあることから証明されている。


彼の威力はというと「クロウ様、、すいませんでした!」顔を赤らめてぴゅーと逃げていくペイルとその取り巻きを見れば一目瞭然だ。


さすが最強イケメン王子と呼ばれるだけはある。

「だいじょうぶだったかい?」「は、はい」ロイ、お前は何もしてないよね、それどころか平然と飯食ってただろ、私は見てたぞ「ありがとうございました」


おおさすがリュウス君、大人の対応、落ち着いてるね、で、問題のロッドは?「ひえぇぇ」と固まっている、仕方ないよ、ペリ子もそうだけど美形が近くに居ると女子はこうなるもんだ、私?私は「お手数をお掛けしましたねお、う、じ」


こんな感じだ、いや私元男だし、トキメキませんし、どちらかというとリア充滅べ派ですし、因みにさっきのは嫌悪ではなくからかいなのでお、う、じ(笑)のほうが正しい、だからそんな嫌そうな顔をするなよ、お・う・じ(笑)


後のことはロッドに任せるか、「私用事あったから帰るねーバイバイー」


逃げたのではない!戦略的撤退だ!いやまあ実際に用事ありますし、嘘はいってない!てかなんでアイツこの時間帯に食堂にいるんだ?、、まあいいや。


あ、まだ年3大会について説明しませんでしたね、ちょうど寮までの時間稼ぎに、、、ゴホン!説明します!


この学園のカリキュラムは戦闘系しかありませんでしたよね、で、一年でどれほど成長するかの記録として年に三回、大会を開くのです。


つまり期末テストです、大会は一対一の対戦形式で、3日間続きます。


順位がありまして、それによって自分がいまどのぐらいの実力か解ります。

戦えるのは自分より上位五名まで、三日間のうちは何回でも戦えます、しかも一回ごとに順位が変わります。


つまりまとめると、学期末だけが自分の順位を変えられ、皆が争いまくりの大暴動の期間というわけです。


ちなみにその大会での戦い方によって二つ名がもらえます、これはあだ名みたいなもので、なおかつその人のことを一発で表すものでもあります。


さっきの王子でいうと、アルハイダ・グラディアス・クロウ、つまり真ん中のグラディアスが二つ名です。

意味は素晴らしいで、アルハイダ・グラディアス・クロウをすべて意味にすると、アルハイダ家の素晴らしいクロウ、になります。


なお元国王のアルハイダ・ソーヤ・リンクスならばアルハイダ家の偉大なリンクスになります、元国王を例にあげたように、大人には全てついています、あれ?じゃあ姉ちゃんの二つ名はなんだろう?まあいいや。


ちなみに普通は何人かかぶるものがありますが、一人だけ使えるというのもあります、まあさっきのソーヤとかですけど。


あれ?まだ寮についてないや、なんかまだ話せということかな、、まだ話してないこと、、、あ!クラブだ!まだクラブについて話してなかった、えークラブとは、日本で言うクラブのことである、まんまだね。


なぜかこの世界は前世と同じ名前のものがちらほらあります、学園とか、国王とか、何ででしょうか?まあいいや、でそのクラブですがこの学園には五つのクラブがあります、まあその中から自分にあったものを見つけるというわけですね。


では紹介、まず最初はザ・ファンタジーなクラブ、パペットクラブです、女子に人気のクラブですね。

どんなことをするのかというと自作の人形などに精霊を憑かせて操りながら戦うというファンタジーな戦いの練習を学べるところです。


そうそうこの前クラブ紹介があったのですが、すごかったですよ!もういろんなところで魔法が飛び交うんです、人形がもうその人の肉体のように自由自在に動き、的をさまざまな位置から撃つんです、そして超大型人形!あんな大きいものが動きまわるのは様は圧巻の一言です。


次はこれぞ魔法、エレメントクラブです、これは男子女子共に人気ですね。

このクラブは魔法の基準の属性魔法(火とか水とか)の魔法を使いこなせるようになります、さらに各属性を組み合わせてさまざまな新しい属性を作ったり出来ます。


このクラブの紹介はキレイでした、大量の魔法が空を駆け巡り、時にぶつかり、時に合わさり、空中にキレイな模様を描き出していました。


お次はそんなに戦争がしたいか!バトルクラブです、これは男子に人気です、ほんとにここ小学校だよね!?

まあ女子に人気が無いだけよかったのかな、、することはもちろん武術や多くの武器のあつかいかた、製造だそう。


紹介?いろんな武器で戦ってました、ロイとリュウス君など男子がスゲーって眼差しで見てました、私ですか?、、すこし俺口調になってました、いわせんな恥ずかしい。


さてつぎはなんだか不気味な古術クラブです。

古術って、なんだか恐ろしい響きですよね、噂によると昔の魔法以外に呪いの研究などをしてるとか、どんな人が入っているのかも謎です。


紹介も黒い服装で三角帽を深くかぶったあやしい人がなんかしてました、遠すぎてわからなかった、まあわかりたくないけど。


で、つぎが一番の問題!なんと異世界術クラブ!なんだよ異世界術って?でね、聞いてくださいよ、いろいろ聞いてまわってみたんです、するとどいつこもいつも口をそろえてこう言うんですよ、「あなたも王子ファンクラブに入るの?」


この原因は全てなんちゃって王子のせいです!

あのアルハイダ・グラディアス・クロウ王子!アイツのファンクラブ、それが異世界術クラブだそう、いや実際にはちゃんと異世界術クラブなるものがあるんだけどね。


そのクラブに入るにはクラブメンバーの紹介がいるそうで、

されなかった人らが集まって王子のために働く集まり、それが異世界術クラブ(クロウ王子ファンクラブ)だそうです。

ほんとに謎だわ。


クラブ説明の時?何もしてなかったね、何も、ただ人が座ってただけ、それだけで黄色い声が上がるんだから、すごいよね。


ちなみに、ロイはエレメンタル、リュウス君はバトル、ロッドちゃんはパペットに入っています、私?私は、まああれですよれ、


王子と知り合いだったことからもわかりますが、推薦されています。

いますがコレ、誰かにバレたら大変なことになりそうです、なんせ謎の異世界術クラブから推薦、しかもあの王子が!というわけですから、下手に部室にも近づけず、そのため入るかどうかも決めていません…どうにかしなくてはと思って入るんですけどねぇ。

今回はクラブと授業の説明、それと新キャラの説明です、退屈なのでなキャラの補足説明をそのキャラを招いてしましょうか。『今回補足説明をするゲストさんはこの人!セルバス・アリスさんです!』

「はいどうも、アリスです、今回から始まったキャラの補足説明、第一回目は主人公の私、セルバス・アリスです」

『もちろん本編に影響は一切ありません』

「というかさ、なんで最初が私なの!?こういう企画って主人公とかを最後の方に持ってくるのが定番でしょ!?」

『いやだってこれいつまで続けるか決めてないし、だったら一回目にだそうと、、』「

続かないの!?私さっき第一回っていっちゃったよ!?」

『まぁいいや、で、今回の補足、アリスの友人について』

「え?私自身じゃなくて?友人?」

『だってこれ、この小説のキャラに説明してもらうという企画だよ?』

「あ、そうなの」

『じゃあまず幼馴染のリマーニャ・ロイについて、説明よろしく』

「ロイねぇ、、、そういや謎なんだけどもどうしてロイまでこの学園にいるの?あいつそんなに頭良かったけ?」

『ん?あの村長の推薦だよ』「へー、村長ってそんな権力あるんだ」

『ああ、かなり偉い人だよ』

「で、再登場するの?」

『予定に無いね、出ないんじゃない?』

「へー、てかこれじゃあロイじゃなくて村長の説明じゃなか!」

『ほんとだ』

「ま、ロイについてなんてそんなに説明すること無いよね」

『現段階では人の頭にボールをぶつけ、王都に来て迷って、幼馴染がいじめられてるのに飯を食べてる子になるもんね』

「別にいじめられてないし!」 

『ソウダネーしかしあのお嬢様のペイルに歯向かうとは、、』

「え!?なにあのペリ子ってお嬢様なの!?」

『ギクッ!い、いや別にそんなことは無いぞ、、』

「へー、あーそなのかーなるほどね、、」 

『うわぁ、悪そうな顔、、』

「では今回の補足説明はこの辺でー」

「さよならー」

ていうか結局ロイの補足説明は、、

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