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24時間戦う人たち  作者: 竹内すくね
インタールード
272/328

島根グッバイクライベイビー



 陽が暮れ、一と桜江は店に戻った。シフトに二人して入っても、会話が弾むことはなかった。桜江は気を遣っているようだったが、一は養老と交代するまで虚ろのようであった。

「一さん」

 バックルームで着替え終わった桜江が、退勤の登録を済ませた一に話しかける。

「私、一さんのことが好きです」

 儚げな笑みである。桜江は何かを堪えている様子であった。

「俺も桜江さんのことが好きだよ」

「女としてですか? 私は一さんを男の人として好きなんです」

 頭に手を遣ろうとしたが、一はその手をゆっくりと下ろした。

「いきなりじゃないか。正直、困るよ。それに俺は」

「好きなんです」

 じっと、桜江は一を見つめていた。彼女が視線を逸らすことはない。彼は呆然とした様子で、その目に打たれた。

「時間が必要ですか。理由が必要ですか。困っているのは私の方です。一さん、何も話してくれなかったじゃないですか。私、嫌われてるのかなって思って……」

「……なんで、俺なんだ」

 一の呟きは、答えを期待したものではない。

「分かりません。もしかしたら、あの時、アレスというソレと戦っていたのが一さん以外の人だったら、その人を好きになってたのかもしれません。もしもここに来たのが別の人だったら、その人を好きになってたのかもしれません。分からないんです。私にも」

 桜江は続ける。無垢な瞳であった。彼女のそれに似たものを、一は見たことがあった。

「言わなきゃダメだって思ったんです。私、自分を勤務外なんだって思ってました。けど、駒台で皆が戦って、死んでいくのを見て、違うんだなあって。このままじっとしてたら間に合わなくなるんじゃないかって。言いたいことを言って、やりたいことをやらなくちゃダメだって」

 まるで。

「だって、明日には死んじゃうかもしれないんですよ?」

 まるで、自分が責められているような気分に陥る。一は、数か月前の自分を思い出した。何もせず、何も思い出せず、目的など一つもなかった。

「桜江さん、ありがとう。こんな俺を好きになってくれて」

 一の目を、彼の顔を見て、桜江は全てを悟ったかのような表情を浮かべる。

「あ……なんか、違いますよね。一さんって、そうなんだ。きっと、ここにはちょっとだけなんですよね。ああ、そっか。私には、そう見えるんです。そう思えるんです。まるで、鳥が羽を休めようとして……」

 泣いていた。桜江はぽろぽろと涙を零している。

「ここは止まり木なんかじゃないっ。観光に来たつもりなら早く帰ればいいんです! あなたは私たちを見てなかった! 私たちを通して、他の誰かを思ってたんだ! 違いますかっ!?」

 違わなかった。

 だが、一は桜江に言われるまで気づけなかったのだ。

「桜江さん。俺は君が好きだ。けど、それは異性としてじゃない。好きな人がいるんだ。だから」

「知ってますっ。分かってたんですっ」

 分かった。

 この地を訪れていた違和に気づいた。ここは一一のいるべき場所ではなかった。ただ、出雲店の皆は優しかった。生温い環境を甘んじて受け入れたのは自分である。一は、口を開いた。言わなければならないと、はっきりと告げた。

「ごめん」

 桜江がバックルームを出ていくのを見送り、一は椅子に腰かける。酷く疲れていたが、すっきりとした気分でもあった。



 夜、一の部屋を石見が訪れた。彼は何も言わず、一をぶん殴った。

「みとに何をしやがった」

 一は弁解しなかった。その必要はないと思ったのだ。だから彼は、ただ石見を見据えつける。揺れながらも、震えながらも、彼は一を見返していた。

「お前ら二人晩飯すっぽかしやがったと思ったらよ! あいつ、泣いてたぞ。お前だろっ、あいつを泣かすのはお前くらいしかいねえんだから!」

 殴られた頬を摩り、一は頭を掻き毟る。石見は拳を震わせていた。

「石見君はさ、桜江さんのことが好きなんだろ」

「あ、ああ!? いきなり何言ってんだよっ。俺が聞いてんだ!」

「さっき、桜江さんに好きだと言われた」

 振り上げかけた拳を下ろし、石見は息を呑む。一は彼の様子を見て、鼻で笑った。

「……何がおかしいんだよ、てめえ」

 痺れるような敵意を感じながら、一は顔を上げる。……桜江の言葉は真実だった。彼女には、柿木よりも自分というものを見透かされていたのである。

「振ってやったから、あとは君の好きにしなよ。俺はやっぱり、田舎の子って重くて駄目だわ。今がチャンスだぜ。慰めりゃあコロッと落ちるからよ」

「ふざけるんじゃあねえぞ!」

「ふざけてねえよ。本心だよ。いや、出会いが少ないってのは大変だよな」

 ドアが開いた。大声を聞いて駆け付けたであろう柿木が、石見を押し留めて一をねめつけた。

「よしかさん離してくれっ。こいつ、こいつは!」

「ああ。事情は聞いているとも。石見、けれどここは私に任せて欲しい。お願いだ」

「ぶん殴らなけりゃあ気が済まねえ! この野郎みとを馬鹿にしやがった! あいつの気持ちを、踏んづけやがったんだ!」

 柿木は石見の肩越しに一の目を見る。彼女は、何かに気づいたかのように、ふっと笑った。

「頭を冷やせ。……すまないが、晩ご飯を温め直してやってくれ。桜江もお腹を空かせている頃だろうからね」

 長い間一をねめつけた後、石見は力を抜いた。肩を落とし、俯き、分かりましたとだけ呟き、この場を立ち去る。柿木は息を吐き、意地の悪い笑みを浮かべている一を見遣った。

「ひん曲がっているね、君は。いい顔をしているよ」

 虚ろだった男はそこにいない。一一は心底から愉しそうに、喉の奥で笑みを噛み殺していた。



「気を遣われていたんだよ、私は」

 一は窓を開けた。柿木は座り込み、彼の吹かす紫煙を目で追いかける。

「石見も桜江も、本当は好き合っているんだ。けれど、私を除け者にするみたいで気が引けていたんだろうね。まったく、気を遣うなら遣うで、気づかれないようにして欲しいものだ」

 どこか嬉しそうにしながらで柿木は言った。

「……しかし、どうして。少年、君がここまでやることはなかったはずだよ。憎まれ役を買って出たのは、私たちに引け目があったからなのかい?」

「ムカついただけですよ。こう、綺麗なことをやってんじゃねえよって。ずるいし、羨ましい。ちょっとかき回して、からかってやろうって思っただけなんだ。高校生くらいの色恋に首突っ込むつもりはなかったんですけどね」

「何かあったらしいけど、聞かないでおこうかな。少年、私にもそれを一本もらえないだろうか」

 何も聞かず、一は煙草を差し出す。柿木は立ち眩みを起こしたが、よろよろと彼のところに歩き、それを受け取った。一はライターを点火する。彼女はそこに顔を近づけた。


「げっほ! ごほっ、ごほ!」


「…………何がしたいんですか?」

 盛大にむせた。柿木は煙を吐き出しながら、目に涙を浮かべる。待ってくれと言わんばかりに片手を上げて咳き込み続けていた。

「ああ……びっくりした」

「俺の台詞ですよ。吸えないなら無理に吸わなくてもいいのに」

「いや、昔は吸っていたんだよ。もっと軽い銘柄の物だったがね。お堅い家に生まれると、少し道を踏み外したくなる。私の心が弱かったせいなんだけどね」

 落ち着いたのか、柿木は紫煙をゆっくりと吸い、吐き出し始める。一も彼女に倣うかのようにした。

「未成年がやっていいものではないなと、改めて思ったよ。けれど、私は石見に吸うなと言えるような立場ではないんだ」

「あいつは、柿木さんをお姉さんか、お母さんとして見ているのかもしれません。だから、いいんじゃないんですか」

「母、か。……面映ゆいね。私はただ、年を食っているだけだというのに」

 一は短くなった煙草をビールの空き缶の中に沈める。柿木はその行為を咎めなかった。

「俺は石見君には謝らないですよ」

「桜江には?」

「もう言いました。ごめんって」

「ああ、そうだったね」

 風が流れ込んでくる。冷たいが、耐えられないほどではなかった。

「柿木さんは、どうして勤務外になったんですか」

 尋ねられて、柿木は少しの間目を瞑った。……彼女は家から逃げ出したかった。人の役に立ちたかった。何か、楽しそうだと思った。一言では言い表せそうにないと思い、彼女は嘯いた。

「なんとなく」

「嘘吐き」

「君には負けるよ」と、柿木は空き缶に吸殻を落とす。頭がくらくらして、彼女は一の胸に寄り掛かろうとした。だが、彼はするりと避けてしまう。

「おやおや、振られてしまったみたいだね」

「誰でもいいってんなら、俺じゃなくてもいいでしょう」

 柿木は目を見開き、細めた。突き放されたことが嬉しく感じられた。



 おやすみ。それだけ言い残して、柿木は部屋を辞した。一は布団の上で横になり、息を吐き出した。彼女の残り香が微かに漂っている。

「悪いことしちまったなあ」

 出雲店に来て、人間関係を掻き回した。もっと、上手く溶け込めばよかったのだろうが、一にはそれが出来なかった。そも、必要としていなかったのかもしれない。ここに居座るつもりなら、桜江や石見を怒らせるような真似はしていなかったはずなのだ。……八つ当たりなのだ。彼はまだ気づいていなかったが、腹の底では出雲店の和やかさを妬ましく思っていたのである。自分たちはこんなにも苦労して、辛い目に遭っている。だから他人の幸福さを許容出来なかった。

 寝返りを打つ。小さい器を抱えたまま自分は生きていくのだろうと、一は悲しくもあり、誇らしいとも思っていた。



 オンリーワン出雲店。十二月二十九日。

 一がリビングに下りると、そこには誰もいなかった。朝食も用意されていなかった。彼は諦め、部屋に戻ってコートを羽織る。建物の外の駐車場には養老がいた。彼は電話をしていたらしく、一の姿を認めて、携帯電話をスーツの内ポケットにしまい込んだ。

「おはようございます、一さん」

「おはようございます。……話を聞かせてもらってもいいですか」

 養老は一の顔を見つめて、頷く。

「何があったのか、私は聞きません。しかし、今のあなたはここに来た時よりもずっといい顔をしていますよ」

「地が出ただけですよ」

 意地悪い笑みを浮かべた一は煙草を口に銜えた。



「私は情報部にいたんです」と、養老は話を切り出した。

「関東支部。そこが私の仕事場でした。ただ、肌に合わなかったんですよ。矢面に立つ戦闘部や勤務外とは違う。技術部や医療部のように裏方に従事することもない。戦場を蠅のように飛び回り、情報に集る。悪い事だとは思いませんでした。仕事ですからね。ただ、やっぱり耐えられなかった。……近畿支部には友人がいましてね、彼とは頻繁に連絡を取っているんですよ」

 養老の言う友人とは、恐らく情報部の者だろうと、一はあたりをつけた。

「一さん。今からお話しすることは、すぐには飲み込めず、信じられないかもしれません。そして、話を聞けば元の位置には引き返せないと思ってください。私は、近畿支部の旅という方から君を預かっています。しかし、君の道までを決めることは出来ない。誰にも出来ないんです」

「ここは、居心地がよかった。柿木さんたちも優しくて、ゆっくりとしていて。でも、俺の居場所じゃあないとも思ったんです」

 駒台に戻れば戦いが待っているだろう。それでも――――それを望んでいる。血風が吹き荒れるような乾いた街こそ、自分の居場所なのだ。一は思いを込めて養老を見据えた。

「私個人の意見としては、君には戻って欲しくないんです。出来るなら、縛りつけてでも出雲に残ってもらいたい。若者を見殺しには出来ない。……しかし、私も男なんですよ。時には、死地にこそ得られるものもある。戦いの中で見いだせるものだってある。そう思いたい」

 養老の声は穏やかであった。彼は糸のような目を開く。

「一さん。駒台に『王』が来ます」

 王。その言葉が示すものは一つしかない。少なくとも、一には一つしか思いつかなかった。

「『円卓』が……!」

「『王』が来るなら『騎士』も来るでしょう。駒台は戦場になります。しかし、『円卓』とまともに戦える者は残っていないかもしれません」

「……どうして、ですか。近畿支部があるじゃないですか」

 養老は緩々とした動作で首を振る。

「既に、支部は『円卓』に落とされているでしょう」

 反論しかかったが、一は喉元で言葉を押し留めた。信じられないこととは、これだったのだ。だが早過ぎる。あまりにもあっけなさ過ぎた。

「疑うのも無理はない話です。でもね一さん、『円卓』は既に駒台に入り込んでいたんですよ。中には気づいていた方もいたでしょうが、スパイが誰なのか、見当はついていなかったんです」

「いったい、誰が」

「戦闘部。技術部の加治派。情報部の半数。支部にいた半数の者が『円卓』と繋がっていたんです。どうして。なぜ。そこまでは分かりませんが、『王』に恐れて服従したか、その強さに心酔したか……」

 灰がひとりでに落ちていく。一のスニーカーに落ちたそれは、風と一緒に流れていった。

「駒台は、今、どうなっているんですか……?」

「情報部の友人と連絡が取れなくなったのが、ついさっきのことです。彼からある程度の情報をもらいましたが、それでも、何が起こっているのかまでは私にも分かりません」

 得心がいった。アグニが死んだ後、よすぎるタイミングで場にやってきた支部の者たちを思い出して、一は歯を強く噛み締める。恐らく、タルタロスも『円卓』と繋がっているのだ。敵だらけである。ちょうどいいと、彼は内心で嗤った。

「あの街には、君にとっての敵しかいないんです。支部は落とされ、『円卓』に繋がっていない方は囚われたか、殺されてしまったでしょう。無論、北駒台店とも連絡が取れません。場合によっては、二ノ美屋さんも」

「あの人は死んじゃいませんよ」

 ――――アレを殺すのなら、俺が。

 養老は一の感情を見透かすような視線を送った。

「……本当に戻りますか? 今なら、私の胸の内で収めておけます。一さん、あなたは何も聞いていない。知らなかった」

 知らぬ存ぜぬを通せるほど一の面の皮は厚くない。彼はねめつけるようにして養老を見遣った。

「来たばかりでなんですけど、今まで、お世話になりました」

 深く頭を下げる。申し訳ない気持ちでいっぱいだった。一は長い間、養老の顔を見られなかった。

 養老は、やっぱりな、と、短く呟く。

「私の方で足は用意しましょう。ただ、年末年始でバスのチケットは取れないかもしれません。電車を乗り継ぐことになると行きよりも時間はかかるでしょう。……駒台へ通じる交通機関が封鎖されていることはないでしょうが、状況によります。情報部が動けないのなら、一般市民の避難がどうなっているのかも分かりません。それに」

「養老さん、今すぐにでも、お願いします」

「いいえ」と、諭すような口調で養老は言った。

「焦る気持ちは分かります。しかし、まだ近畿支部は機能しているかもしれません。『円卓』を抑えているかもしれません。私も、諦めずに駒台の関係者に連絡を取ってみます。だから、君は体を休めておいた方がいい。何が起こっているのかは分からない。しかし、何が始まろうとしているのか。一つしかないんです。疲れた体を引きずってやれるほど、戦いは甘くないはずですよ」

 気ばかり急いている。一は息を深く吸い込み、少しずつ吐き出していく。

「これから先、眠れるどころか、休めるかどうか。尤も、一さんの経歴は知っています。コンビニのアルバイトが長く、夜勤を経験しているなら知っているはずですからね」

「何を、ですか?」

「我々が年中無休で働いていることを、ですよ。他の店ならいざ知らず、ソレと相対するオンリーワンがシャッターを下ろすことはない。誰もが目覚める前に、誰もが眠っている内にも、我々は制服を着続けているんです。二十四時間、戦い続けているんです」

 一は苦笑した。

「戦う、ですか。働くじゃあなくて?」

「働くことは戦うことですよ。後のことは私たちに任せて、部屋に戻り、休んでいてください」

「……どうして、そこまでしてくれるんですか」

 不思議であった。一と養老は、数日前に初めて顔を合わせたのである。養老にとって、一は近畿支部から押し付けられた厄介者なのだ。体よく追い出すのならまだしも、彼を駒台に戻すのは養老にとって不利になる。上司の命令を無視してまでやることではなかった。

「さあ、何故でしょうか。ただ、私はよくお人好しと言われるんですよ。当たり前のことをしているだけなんですが」

 養老は柔らかな笑みを浮かべる。彼が本心から言っているのだと分かって、一はつられて微笑んだ。



 部屋に戻った一は布団にもぐりこんだ。だが、すぐには寝られそうにもなかった。目を瞑っても、次から次へと思い浮かぶものがある。

 皆は無事だろうかと考える。

 街がどうなっているのか考える。

 自分一人だけで何が出来るのか。誰を敵に回すことになるのか。いったい、何をどうすればいいのか。……全てが嘘ならばいいと期待する。しかし、養老の話は真実なのだと心が訴えていた。

 戦い、殺すのかもしれない。何も出来ずに死ぬのかもしれない。最硬の盾はある。だが、全ての人をカバー出来るほど一の腕は大きくない。守り切れず、零れてしまうものもあるだろう。何せ彼は英雄ではなく一人の人間である。範囲は広くない。選択肢は多くない。出来ることは限られているのだ。

「出雲か」

 一生とは言わないが、ここで暮らせたなら、どれだけ心が凪いだことだろう。一は想像する。海を眺め、森の空気をいっぱいに吸い込んで――――全てを投げ出して、自分だけがいい目を見るのだ。どこまでも甘やかな誘惑であった。ただ、彼はそれを選ばない。選べないところまできているのだ。記憶を失い、過去を取り戻せない一にとって、駒台という街には何もかもが詰まっている。もう、あの街しかないのだ。オンリーワン北駒台店で働いてからの数か月が、一一にとっての全てであった。

 強く目を瞑る。

 最後だと思った。

 迷うのも、嘆くのも、足を止めるものはここに置いていこうと思った。

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