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プレゼント

作者: 都 麗華

初めてあの子にプレゼントを渡す。

どのタイミングで渡せばいいのか、喜んでくれるのか、ちゃんと渡すことができるか。


そんなことを考えてると眠れない。

いつも君の笑顔が浮かんでくる。


その度に僕も笑顔になる。

こうなるのは必然だ。平静を装おうとしても無理なのも知っている。


その顔のときには誰もいないことを願いたい。でもいつも誰かいる。


でもね隠すことをやめ始めてる僕もいるんだよ。

君のことについては嘘はつきたくないからさ。


いつも先に帰ってしまう君。

ちゃんと帰るときは見届けたい。

「お疲れ様」

その言葉しか今の自分は言えない。


「好きだよ」

この言葉を素直に伝えられたらどんなに楽なんだろう。


もしかしたら僕の気持ちに気付いてるかもしれない。意識させてるかもしれない。

でもいつも変わらない笑顔をありがとう。


君が怒られてたり、困ったりしてるのを見たくない。

そうなってたら助けたい。

頼りないかもしれないけど君の力になりたいんだ。


君への気持ちを話すと止まらないからここまでにしておこう。


プレゼントの事を忘れていたよ。


僕はね女にプレゼントを買った事がないんだ。でも君には何かあげたくて。。。


君は何が似合うんだろう。そんな事を思うと中々決めれない。


何度この店に来たんだろう。何度同じ道を歩いているんだろう。


でもねなんだか幸せな気持ちになってるんだ。君が笑顔で受け取ってくれた時の事を想像するとさ。。。


誕生日プレゼント。。。まさか君と誕生日が近いなんてね。これから毎年祝えたらいいな。


二人の思い出を増やしたい。

君と色々な事をしたい。


ただ君の笑った顔が見れればいいんだ。


僕の誕生日に君がいる。一緒に祝える。それだけで幸せ。


君のもとへ向かうとき何度プレゼントを確認しただろう。


別れ際に渡すぞ。

そればかり思っていたからさ、君といた時間緊張しっぱなしだったんだ。


君の顔を見れなくてごめん。


プレゼントを受け取ってくれた時嬉しそうな顔をしてくれたこと、僕は忘れないよ。


いつもありがとう。これから色んな思い出を作っていこうね。


そしてちゃんと僕の気持ち伝えるね。

その時まで待っててね。

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