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――詩――

毎年変わらない今日という日

作者: P.N.なの

多分、どこか遠慮していたんだと思う

多分、どこかまだまだと思っていんだと思う



結婚した当時みんなで温泉旅行した時、ドラマみたいに、義父さん、お背中流しましょうか? って聞いたことがあった


自分じゃ流せなくなったら頼む、って言われた


つい最近のように覚えている


それ以来、背中流しましょうか、は言えなくなった


そうでしょ

自分じゃ流せなくなったと思っていると、思われちゃう




今年の正月、みんなで温泉旅行した時、小さくなった義父さんの背中を見た

義父さんは数年入院していて久々の旅行

ちゃんと自分で背中を流しているの義父を見た




それから数ヶ月後、義父さんは自分で背中が流せなくなった

静かに横たわっている


湯灌(ゆかん)という形ばかりの最後のお風呂の儀を行ったが、背中は流してあげられなかった

多分、その時が、一番悔しかったんだと思う




多分、どこか遠慮していたんだと思う

多分、どこかまだまだと思っていんだと思う




生きていても、そうでなくても、毎年変わらない今日という日

お誕生日、おめでとうございます




現実がベース。今日が誕生日なのです。

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― 新着の感想 ―
[一言] なの様、 おはようございます。 なの様はとても優しい方ですね。 修凪は凄く感動しましたよ(>_<) お誕生日だなんて、もう10年以上祝われてない修凪です。なの様みたいな方がいてお義父さま…
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